エビスグサ(ハブ茶)の育て方!栽培のコツからハブ茶の作り方までご紹介!

エビスグサ(ハブ茶)の育て方!栽培のコツからハブ茶の作り方までご紹介!

エビスグサ(バブ茶)をご存知でしょうか。ハブ茶草とも呼ばれ、とても強い植物です。雑草のごとくどこでも育ちます。エビスグサ(ハブ茶)は、さまざまな効能があり健康茶として、そして、ダイエットにもおすすめです。ぜひ栽培してみてはいかがでしょうか。

記事の目次

  1. 1.エビスグサ(ハブ茶)とは
  2. 2.エビスグサ(バブ茶)の育て方
  3. 3.実際に栽培をしてみました!
  4. 4.エビスグサ(ハブ茶)の育て方1日目:種まき
  5. 5.エビスグサ(ハブ茶)の育て方8日目:発芽
  6. 6.エビスグサ(ハブ茶)の育て方11日目:植え付け
  7. 7.エビスグサ(ハブ茶)の育て方19日目:成長①
  8. 8.エビスグサ(ハブ茶)の育て方39日目:水不足で耐えてる姿
  9. 9.エビスグサ(ハブ茶)の育て方47日目:成長②
  10. 10.エビスグサ(ハブ茶)の育て方64日目:開花
  11. 11.エビスグサ(ハブ茶)の育て方75日目:実ができはじめる
  12. 12.エビスグサ(ハブ茶)の育て方日目:収穫・天日干し
  13. 13.エビスグサ(ハブ茶)の焙じ方
  14. 14.エビスグサ(ハブ茶)のおいしい入れ方・作り方
  15. 15.まとめ

エビスグサ(ハブ茶)とは

出典:筆者撮影

エビスグサ(バブ茶)は、とても強い生命力を持ち発芽するとほとんど枯れることのない植物です。支柱も肥料も必要なく手間いらずで、初心者でも育てやすい植物ですので家庭菜園におすすめです。こちらでは、種から育て、収穫しお茶として飲むまでをご紹介いたします。ぜひご自分で育てたお茶を飲んでみてくださいね。

エビスグサ(バブ茶)の育て方

エビスグサ(バブ茶)の育て方の概要と難易度

出典:筆者撮影

 種類  科目  属名  原 産 地  難 易 度
エビスグサ マメ科 センナ属 北アメリカ ★☆☆☆☆

エビスグサは、北アメリカが原産地です。古来から生薬として使われており、便秘や消化不良、じんましんなどに効能があります。熱帯性であり高温の土地が栽培に適しています。そのため、東北地方以北では、十分に種子が大きくならないこともあります。別名ロッカクソウやハブ茶草、ハブ草とも呼ばれ、通称ではハブ茶と呼ばれています。

出典:筆者撮影

乾燥にも強く排水性のある土壌で栽培し、土質を選ばず栽培は簡単です。4月頃に種をまき、10月頃に実が茶色くなってくると収穫できます。その種を焙じてお茶として飲むのがハブ茶です。ハブ茶は、お腹の調子を整え、排尿障害の改善、血圧の正常化作用などの生活習慣病の予防・改善に効能があるとされ、健康茶として各地で飲まれています。ノンカフェインで肝臓に負担をかけず、小さなお子様から妊婦さんにもおすすめです。

エビスグサ(ハブ茶)の栽培時期

出典:筆者撮影

以下の表が、エビスグサ(ハブ草・ハブ茶草)の栽培時期・栽培スケジュールです。エビスグサは、とても強く栽培時期も幅のある植物です。霜に弱い植物のため栽培地域により違いがありますので参考程度としてくださいね。

実際に栽培をしてみました!

実際に栽培してみました。ここからは栽培日記形式でご紹介します。

家庭菜園歴:12年
エビスグサ(ハブ草・バブ茶草)栽培経験:あり(12年目)
栽培地:兵庫県
その他:我が家の畑は住宅街の少し高台にあり、比較的乾燥しています。そのため、夏場は乾燥に強い野菜しか育ちません。栽培方法を工夫して、強い野菜を育てます。
出典:筆者撮影

エビスグサ(ハブ茶)の育て方1日目:種まき

栽培1日目(5月30日):種まき

昨年採取した、実と種です。こちらを使用し育てます。
出典:筆者撮影

エビスグサ(ハブ草・ハブ茶草)の種を3粒、等間隔で三角形にまきました。
我が家では、いつも昨年植えてた辺りから、勝手に生えてくるエビスグサ(ハブ草・ハブ茶草)を思う位置に植え替えし育てています。直まきでも大丈夫です。
出典:筆者撮影

エビスグサ(ハブ茶)の育て方8日目:発芽

栽培8日目(6月5日):発芽

芽が1つ出てきました。かわいい双葉です。
出典:筆者撮影

エビスグサ(ハブ茶)の育て方11日目:植え付け

栽培11日目(6月8日):植え付け

定植しました。残念ながら、1つしか生えてきませんでした。ここからは、落ち生えの苗も一緒に育てていきます。
出典:筆者撮影

エビスグサ(ハブ茶)の育て方19日目:成長①

栽培19日目(6月17日):成長観察

葉が増えて少し成長しました。
出典:筆者撮影

栽培30日目(6月28日):成長観察

葉がもっと増えてきました。元気に育っています。
出典:筆者撮影

エビスグサ(ハブ茶)の育て方39日目:水不足で耐えてる姿

栽培39日目(7月7日):水不足

梅雨も明け、昼の日差しにより水不足となっています。葉を閉じてじっと耐えています。強いので枯れません。
出典:筆者撮影

栽培40日目(7月8日):復活

水やりをしっかりすると一晩で復活します。この強さに感動です。水不足のときとの違いが分かりやすいです。
出典:筆者撮影

エビスグサ(ハブ茶)の育て方47日目:成長②

栽培47日目(7月15日):成長観察

葉がだいぶ増え成長してきました。草に負けないようにしっかり草抜きも頑張ります。
出典:筆者撮影

栽培56日目(7月25日):成長観察

温度も上がり、しっかり水をやることでぐんぐん成長します。草も同じくぐんぐん成長します。ここまで成長すると草に負けることはありませんが、頑張って草抜きしないとジャングルになってしまいます。
出典:筆者撮影

草抜きをしよう

  • 温度も上がり、しっかりと水もやることで草がぐんぐん成長します。草を頑張って抜いておかないと収穫時に近くに寄れなくなり、収穫が大変困難となりますのでがんばって草抜きしましょう。

エビスグサ(ハブ茶)の育て方64日目:開花

栽培64日目(8月2日):開花

今年、はじめての開花しました。かわいい黄色い小さな花を咲かせます。
出典:筆者撮影

エビスグサ(ハブ茶)の育て方75日目:実ができはじめる

栽培75日目(8月13日):実がなる

細長い豆のような実が、できはじめました。お水がやや不足し、元気がありません。実がなり膨らみはじめていますので、しっかり朝夕にお水をやりましょう。
出典:筆者撮影

栽培96日目(9月3日):実が膨らむ

実が、だいぶ膨らみ次々と育っています。収穫が楽しみです。
出典:筆者撮影

エビスグサ(ハブ茶)と落花生の葉の違い

こちらの写真は落花生です。とてもエビスグサ(ハブ草・ハブ茶草)と似ています。エビスグサ(ハブ草・ハブ茶草)は、葉が6枚、落花生は葉が4枚と葉の枚数が違います。花は同じく黄色ですが、少し大きさとふくらみが違います。
出典:写真AC

エビスグサ(ハブ茶)の育て方日目:収穫・天日干し

栽培108日目(9月15日):初収穫

実が茶色になってきました。収穫の目安です。順番に収穫してくださいね。収穫が遅れると弾けてしまい、実が落ちてしまい収穫できなくなりますので、注意が必要です。
出典:筆者撮影

栽培127日目(10月4日):天日干し

だいぶ収穫できてきました。今年は、例年と違い雨が少なく温度変化もあり、収穫時期がやや早いです。
出典:筆者撮影

天日干しし、乾燥させた後、パリパリになったサヤから実を外します。
出典:筆者撮影

乾燥させる

  • しっかり乾燥させることにより、青臭さがなくなります。好みで乾燥させる期間を変えてみてください。収穫したてのハブ茶や乾燥後すぐのお茶、乾燥させてから1年ぐらい寝かせたお茶など、飲み比べてみてくださいね。
ボタニ子

ボタニ子

しっかり乾燥させたハブ茶はとてもいい色のお茶となっておいしいよ。

ボタ爺

ボタ爺

収穫したてのハブ茶は、やっぱり新鮮さを感じるので好きじゃ

ボタニ子

ボタニ子

続いて、ハブ茶の焙じ方をご紹介!!

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エビスグサ(ハブ茶)の焙じ方

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