ラグラスとは?基本の育て方やドライフラワーなどの利用方法を紹介!

ラグラスとは?基本の育て方やドライフラワーなどの利用方法を紹介!

どこにでも生えているねこじゃらしのようなラグラス。でもよく見るとふんわりとした丸いフォルムがかわいらしいですよね。ねこじゃらしは雑草ですが、ラグラスは自宅で栽培できるのか気になりませんか?そこで基本の育て方やどんな利用方法があるのかご紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.ラグラスとは
  2. 2.ラグラスの育て方
  3. 3.ラグラスの増やし方
  4. 4.ラグラスの利用方法
  5. 5.まとめ

ラグラスとは

出典:写真AC

ねこじゃらしと比べるとふっくらとしていて、とてもかわいらしい見た目をしているラグラスですが、大まかにいうとねこじゃらしの仲間です。ねこじゃらしはエノコログサという雑草で、ラグラスはエノコログサと同じイネ科の植物ですが、園芸用として栽培されたものです。

ラグラスの基本情報

科名・属名 イネ科・ラグラス属
学名 lagurus ovatus
別名 ウサギノオ、バニーテール
分類 一年草
花期 4月~7月
草丈 20~60cm

ラグラスには高性種と矮性種という分類があります。高性種は草丈が大きく穂が長い特徴があり、矮性種は草丈が低く穂が短いです。人気があるのは見た目のかわいらしさからよく栽培されている「バニーテール」という品種で、矮性種で穂が短く、より丸みをおびたフォルムが印象的です。

ラグラスの名前の由来

「ラグラス」という属名は見た目のとおりに「うさぎのしっぽ」という意味で名付けられました。別名は主に和名として「ウサギノオ」、英名として「ラビットテールグラス」、品種にもなっている「バニーテール」の名で呼ばれていますが、どれも見た目からそのままつけられていてわかりやすいですね。

ラグラスの品種

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

イネ科ラグラス属にはこのラグラスのみが分類されています。先述したとおり高性種、矮性種がありますが、市販されている種は「ラグラス」や「ラグラス・オバタス」という学名で販売されています。特に記載がなければ穂の長いタイプが育つでしょう。

人気の「バニーテール」

ラグラスで最も人気があるのが「バニーテール」という品種です。その名前にふさわしくラグラスの中でも特に丸みのあるかわいらしい見た目が特徴です。沢山栽培している人から種を譲ってもらうこともできますが、最初はポット苗での入手が簡単です。後ほど増やし方もご紹介していきます!

ラグラスの花言葉

ラグラスの花言葉は「私を信じて」や「感謝」という言葉で知られています。花期の中ほどに当たる5月31日の誕生花です。白くふわふわとした花穂から優しい印象の花言葉を想像させ、親しみやすく覚えやすい花言葉ですよね。

ラグラスの育て方

出典:写真AC

ラグラスをねこじゃらしと思っている人も多いのは、ラグラスが野生化して道端などに生えていることがあるからです。日本でも帰化が確認されており、本来観賞用の園芸種であるラグラスも雑草と同じくらいどんな環境でも育ち、また初心者にも育てやすい植物である証拠と言えます。ラグラスの育て方を紹介します。

基本の栽培環境

ラグラスに適している環境は、日当たりと水はけのよい場所です。この2つさえクリアすればそれほど場所を選びません。この理由から日陰と湿気の多い場所を避けて植え付けるとよいでしょう。鉢植えはもちろん地植えでも育ちます。寄せ植えのアクセントなどにも最適です。

次のページでは種まき・植え付けについてご紹介します!

次のページ

ラグラスの増やし方

関連記事

Article Ranking