ユーホルビアとは?特徴・種類や寄せ植えにおすすめの植物をご紹介!

ユーホルビアとは?特徴・種類や寄せ植えにおすすめの植物をご紹介!

ユーフォルビアという植物は、2000種類以上の品種があるといわれています。一年草や多年草、宿根草、多肉植物まで多数の形態をもつユーフォルビアの魅力を、ガーデニングなどで有名な人気の品種や特徴から育て方までいろいろご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ユーホルビアとは
  2. 2.ユーホルビアの育て方
  3. 3.ユーホルビアの品種
  4. 4.ユーホルビアの寄せ植え
  5. 5.まとめ

ユーホルビアとは

ユーフォルビアって言う聞いたことあるけど、よく分からないわ。

Photo bydewdrop157

ユーフォルビアは、ユーフォルビア科ユーフォルビア属の植物ですが、なんと2000種類以上もあるといわれる植物なんです。また、植物形態も一年草、多年草、宿根草、多肉植物、低木と多岐にわたっています。

基本情報

Photo byWikimediaImages

地中海沿岸原産のため、耐寒性はあまりなく、耐暑性にはわりと強い方ですが、湿気に弱いので水やりに注意が必要です。日本では北海道以南で自生しているものもあります。折れた茎や葉から白い液体が出ますが、触るとかぶれることもあるので注意しましょう。

2000種類もあるのってすごいわね。

ユーホルビアの育て方

置く場所

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ユーフォルビアの置き場所は、日当たりがよく、風通しのよいところが最適です。そういう場所は雨も当たりやすいですが、雨が降る前には雨が当たらない軒下などに避難させるようにします。また、多年草や宿根草は霜があたると枯れてしまうので、鉢植えなら冬場は軒下や、室内に移動させてください。地植えの場合はワラなどで株元を覆い、霜がおりないようにします。北海道や東北地方で育てる場合、冬場は室内で育てましょう。

水やり

Photo bymanfredrichter

ユーフォルビアの水やりは、とにかく表土がからからに乾いてから、たっぷり与えらことです。毎日少しづつ与えるのは絶対にやめましょう。土の中がいつもしまっているのは、ユーフォルビアにとってとても辛いことです。乾かし気味にした方が成長がいいです。北海道や東北での多年草、宿根草の品種は冬場の水やりは控えましょう。根腐れを起こして枯れてしまうことがあります。

水やりが少なくて済むのは楽だわ。

肥料

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ユーフォルビアは、常緑で花を咲かせる植物なので春先3月、夏前の5月、秋口の10月あたりに化成肥料を与えるくらいで大丈夫です。一年草には春先、多年草や多肉植物、低木には春先のほか、秋口に与えてるようにしましょう。品種によって形態も違うので購入するときに確認するようにします。

ユーホルビアの品種

ユーフォルビアは、とにかく品種が多いことで有名なため、全てをご紹介することが難しいので、ここでは特に人気があり、ホームセンターや園芸店でよく見かけるもの、ガーデニングでよく使われている比較的育てやすいおすすめのものを、一年草、宿根草、多肉植物などをご案内します。

ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト

Photo byHeikeFrohnhoff

ダイヤモンドフロストは、非耐寒性の常緑低木になります。初夏から秋にかけて白い花を咲かせ、花期が長いため、寄せ植えにおすすめの品種です。白雪姫に似ていますが、苞が小さいことと、花期が違うことで区別します。花壇に植えるとボリュームが出て、とてもきれいです。実は花に見えるのは苞と呼ばれるもので花弁ではありません。実際の花は地味で目立たない存在です。白い苞が落ちた時点で切り戻しをします。鉢植えの場合はコンパクトに育てるため切り戻しは欠かせません。

かすみ草みたいで素敵ね。

ユーフォルビア・ポリクロマ

Photo byHans

ユーフォルビア・ポリクロマの花色は鮮やかな黄色です。花壇に植えるとアクセントになります。これも花はとても小さく目立ちません。外側の苞と呼ばれる部分が大きく育ちます。花期は春先です。宿根草なので植えっぱなしで大丈夫ですが、冬になるにつれ枯れていきます。冬場はほとんど水やりの必要はありません。すっかり乾ききったタイミングで与えるくらいにしないと、根腐れを起こして春に芽がでずに、枯れてしまっていることもよくあります。

ユーフォルビア・レアコケファラ(白雪姫)

ユーフォルビア・レアコケファラは、別名白雪姫といわれる品種です。ダイヤモンドフロストに似ていますが、ダイヤモンドフロストより大きい白い苞が特徴です。レアコケファラもダイヤモンドフロストと同様、常緑低木です。樹高があるので花壇に植える場合は後方の方が映えます。ダイヤモンドフロストと違い、秋から冬にかけて開花します。

ユーフォルビア・マルギナータ(初雪草)

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マルギナータは、別名初雪草といわれ、こちらの呼び名の方が市場では有名な一年草です。夏から秋にかけて開花します。グリーンの苞に白い縁取りがとてもきれいな花です。ガーデニングの寄せ植えでもとても人気の高い品種です。一年草なので冬には枯れてしまいますが、こぼれ種で増えることが多いです。

ミルクブッシュ

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最後にミルクブッシュという多肉植物をご紹介します。とてもユニークな姿形で人気があります。花よりも茎を楽しむ植物です。この姿からアオサンゴや、ミドリサンゴという名前でも知られています。枝を折ると出てくる白い樹液と、たくさん生えた枝の様子からミルクブッシュという名前がつけられたともいわれています。室内向きのため、寒さが厳しい東北や北海道でも育てることができます。

ユーホルビアの寄せ植え

かすみ草みたいにすれば、どんな花にでも合いそう!

ダイヤモンドフロストや、ポリクロマ、白雪姫、初雪草などはガーデニングの寄せ植えとして重宝されていますし、常緑で花期も長いのでおすすめです。樹高もあるのでボーダー花壇の後方に植えても映えますし、夏場は涼しげな印象を与えます。ただ、多湿に弱いので、乾燥に強い花と寄せ植えをしないと根腐れを起こして枯れることがあるので注意が必要です。

まとめ

たくさんの品種をもつユーフォルビアは、とても育てやすいのでガーデニング初心者の方におすすめですし、ガーデニングを趣味にされている方にも、おしゃれなアレンジがしやすいのでおすすめです。ユーフォルビアを使って素敵なガーデニングを楽しんでくださいね。

chacky827
ライター

chacky827

園芸店での勤務経験を生かして、大好きな植物をご紹介します。

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