ほおずき(鬼灯)の育て方!種まきの時期から収穫までの管理のコツを解説

ほおずき(鬼灯)の育て方!種まきの時期から収穫までの管理のコツを解説

ほおずきは、お盆の時期になると切り花にして飾られてあるのをよく見かけます。そんなほおずきの、種まきから収穫までの育て方のポイントや、上手な増やし方、育てる際に気を付けたい病害虫について解説します。育て方を覚えて、枯らさないよう上手に育ててみましょう。

記事の目次

  1. 1.ほおずきについて
  2. 2.ほおずきの育て方
  3. 3.ほおずきの増やし方
  4. 4.ほおずきがかかりやすい病害虫
  5. 5.まとめ

ほおずきについて

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ほおずきとは

ほおずきの実は最初は緑色で、次第に赤色に変化していきます。実の中は空洞なのが特徴です。ほおずきの名前の由来は、ホホという虫が付きやすいことからや、実の見た目が頬に似ていることからと諸説あります。ニカンドラという、色が黒く似たような形の黒ほおずきと呼ばれている植物がありますが、別の種類でほおずきとは同じ仲間ではありません。

学名 Physalis alkekengi var. franchetii
科名 ナス科
属名 ホオズキ属
和名 ホオズキ・鬼灯・カガチ・ヌカヅキ
原産地 東アジア
開花 6月~7月
花色
耐寒性/耐暑性 強い/強い

ほおずきには観賞用と食用がある

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お盆で切り花として見かける観賞用ほおずきは毒があるので食べられませんが、食用ほおずきには毒がなく、海外では料理に使われて食べられています。食用ほおずきの味は、爽やかな酸味が感じられる種類と、甘味を強く感じられる種類があります。食用ほおずきは栄養価が高く、鉄分やビタミンA、イノシトール、βカロテンが多く含まれているスーパーフードです。

ほおずきの育て方

フリー写真素材ぱくたそ

1年間の栽培スケジュール表

ほおずきの1年間の栽培時期を、表にして紹介します。ほおずきの苗の販売数がすくないので、種から育てていくのがおすすめです。難しいと思うかもしれませんが、発芽率が高いので初心者でも簡単に育てていけます。

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき                    
植え付け                    
植え替え                    
肥料                
収穫                    

育て方①栽培環境

湿度が高くなると病気にかかりやすくなるので、水はけや風通し、日当たりのよい栽培環境で育てます。鉢植えの場合は、直射日光が当たると水切れしやすいので半日陰の場所で育てましょう。水はけが悪い場合は、盛り土をすることで水はけをよくすることが可能です。

育て方②用土

水はけや水持ちのがよい用土で育てましょう。市販の場合は草花用培養土を使い、自分で作る場合は小粒~中粒の赤玉土5、腐葉土3、川砂2の割合で作った用土を使います。酸性が高いときは、苦土石灰を混ぜて中性~弱酸性になるようにしましょう。連鎖障害が起きる植物なので地植えの場合は、3年以内にナス科の植物を育てた場所は避けましょう。

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