スミレの花をもっと知りたい!その種類・特徴・花言葉や育て方を解説!

スミレの花をもっと知りたい!その種類・特徴・花言葉や育て方を解説!

スミレの花は日本が原産のため、日本の環境で育てやすく初心者にもおすすめの植物です。色の種類が豊富で紫色や白色、ピンク色や黄色など色とりどりのスミレの花があります。そんな魅力的なスミレの花の特徴や花言葉、育て方などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.スミレの花とは
  2. 2.スミレの花の種類
  3. 3.スミレの花の育て方
  4. 4.スミレの花の病気と害虫
  5. 5.スミレの花の花言葉と誕生花
  6. 6.まとめ

スミレの花の育て方

耐暑性や耐寒性が強く初心者でも育てやすい植物です。地植え、鉢植えのどちらでも育てられます。開花時期は3月〜5月ですが、園芸用に品種改良された促成品は2月ごろから早めの開花を楽しめます。スミレの花の育て方をご説明します。

置き場所

太陽の光をたっぷりと浴びて育てると元気な株に育ちます。年間を通して日当たりのよい場所で育てましょう。鉢植えで育てているスミレの花は、夏に直射日光を長く浴びると葉が黄色く変色してしまう恐れがあるので、日照りが続く日には半日陰に移動させると安心です。地植えの場合は根を深く広げて水分を吸収するため、芝生の中など日当たりのよい場所で構いません。

用土

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中性で、水はけのよい用土が適しています。市販の山野草用の培養土や野菜用培養土、スミレとパンジー用の用土を使用しても構いません。自分で配合する場合には、培養土に腐葉土を少量混ぜ込んで作ります。鉢植えで育てていて土の乾燥が気になるときには、赤玉土を加えて調節してください。

種まき

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種まきは2月〜3月か、5月〜8月に行います。発芽の適温が20℃前後といわれているので、寒すぎたり暑すぎたりしない時期がおすすめです。種を植える場所の用土をあらかじめ湿らせておき、適度な間隔をあけて種まきをします。2mmほど土を浅くかぶせ、土から水分を吸収させます。発芽までは乾燥させないようにしっかりと水やりをしてください。

植え付け・植え替え

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植え付けや植え替えは種まきと同じ2月〜3月か、気温が低くなってきた9月下旬に行います。地植えにする場合は株が大きく成長するので20cmほどの株間をあけて植え付けるのがポイントです。また、鉢植えの場合は根が深くまで成長するため毎年植え替えが必要です。優しく根を掘り起こし、ひと回り大きな植木鉢に植え替えてください。

水やり

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地植えで育てているものは雨水のみで十分なので水やりの必要はありません。しかし夏の暑さが続き、土の表面があまりにも乾燥しているときには様子をみながら水を与えてください。鉢植えのスミレの花は、土が乾燥してから鉢底から水が流れ出るほどたっぷりと水やりをします。

肥料

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肥料は開花が終わった6月と、休眠期に入る前の10月に緩効性の化成肥料を株元に適量与えます。リン酸を多く含んだ肥料は開花を促進させる働きがあるのでおすすめです。また、植え付けや種まきをするときの用土に、元肥としてカリウムとリン酸が多く含まれている液体肥料を混ぜ込んでも構いません。

ボタニ子

ボタニ子

次のページでは病気と害虫や、花言葉と誕生花についてご紹介します。

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スミレの花の病気と害虫

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