アサギリソウの育て方
栽培カレンダー
植え付け 植え替え | 3~4月 |
開花 | 8~9月 |
肥料 | 5~6月、10月 |
剪定 | 3~4月 |
アサギリソウは日当たりがよく、風通しのよい場所で栽培してください。地植えなら午前中は日が当たり、午後は日陰になるような環境でもよいでしょう。鉢植えは、状態にあわせて場所を移動させるのがおすすめです。季節によって手入れの仕方が少しだけ違うため、状況にあわせて管理を行いましょう。
育て方①植え付け
植え付けの時期は3~4月がおすすめです。鹿沼土と赤玉土を1:1を目安に配合した土に植え付けましょう。水はけのよい土を好むため、地植えの場合は腐葉土を混ぜるのもよい方法です。鉢植えには野草用の培養土を使うと、簡単に栽培がはじめられます。
ボタニ子
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育て方②水やり
1日一回の水やりが基本ですが、乾燥気味に管理するとコンパクトに育てられます。季節や状態に合わせて水やりをして、長く栽培を楽しみましょう。
夏の水やり
朝の水やりのほか、乾燥が気になるようなら夕方にも水やりをしてください。しかし梅雨の季節には注意が必要です。水量が多く湿度が高い状態が続くと病気や枯れる原因になるため、地植えなら刈り込む、鉢植えなら軒下に移動するなどの対策をしましょう。
冬の水やり
アサギリソウは寒さに強い植物です。頻繁な水やりはせず、何日も土が乾燥していたら水やりをする程度で大丈夫ですが、乾燥状態をほったらかしにしておくと、枯れてしまいます。
育て方③肥料
芽が出た後の4~6月頃と、開花後の9~11月頃に肥料を与えます。液体タイプの肥料がよいでしょう。肥料を与えすぎると大株になったり、根腐れを起こしたりしますが、栄養が少ないと成長が悪くなってしまいます。春と秋に緩効性の肥料を置き肥するだけでも効果的です。
育て方④病気
高温多湿の状態が続くと「軟腐病」や「そうか病」を引き起こしてしまいます。病気になってしまうと同じ場所での栽培ができなくなってしまうため、土の入れ替えや植える場所を変えるなどの対策が必要です。
対策方法
どちらの病気も土の中の水分量が多いことで起こります。どちらも土を消毒、または水はけのよい土に変えるなどの対策をしてください。
育て方⑤害虫対策
株が密集しているとアブラムシの被害に遭う恐れがあります。ほかにもナメクジやイモムシに食べられやすい特徴があるため、害虫には殺虫剤などで対処しましょう。
対策方法
ナメクジやアオムシは、殺虫剤などで駆除すれば被害は減らせます。アブラムシにも薬剤が有効ですが、風通しをよくすることでも被害が減らせます。こまめな刈り込みを行いましょう。
ボタニ子
次のページでは、アサギリソウの楽しみ方も紹介します。いろいろな楽しみ方を試してみましょう。
種や苗はどんな入手方法があるの?