ガジュマルの育て方!種まきから剪定方法や植え付けまで詳しく解説!

ガジュマルの育て方!種まきから剪定方法や植え付けまで詳しく解説!

ガジュマルは「多幸の木」や「幸せをもたらす木」とも呼ばれ、縁起のよい木として風水にも利用されている植物です。育て方も簡単で、常緑性の美しい葉や、幹が絡み合いながら成長していく不思議な見た目を楽しめます。そんなガジュマルの特徴や育て方などを詳しくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ガジュマルとは
  2. 2.ガジュマルの育て方
  3. 3.ガジュマルの管理のコツ
  4. 4.ガジュマルの増やし方
  5. 5.ガジュマルの病気と害虫
  6. 6.ガジュマルの種類
  7. 7.まとめ

ガジュマルの管理のコツ

育てやすい植物といわれていますが、夏の暑さが続く日や冬の寒さが厳しい日には注意が必要です。適切な管理をしてガジュマルが弱らないようにしましょう。ガジュマルの夏越しや冬越しなどの管理のコツをご紹介します。

夏越し

耐暑性は強いですが、夏越しさせるにはガジュマルが夏バテしてしまうのをしっかりと予防しましょう。水やりは午前中の涼しい時間帯に済ませ、土が蒸れてしまうのを防ぎます。直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまいますが、日光にまったく当てないと葉の色が悪くなってしまうので、30%〜50%遮光して管理するのがおすすめです。

冬越し

耐寒性が弱いので、枯らさないためには冬の管理が重要です。屋外に置いたままにせず、必ず室内に移動させてください。霜に当たると葉が傷んで枯れてしまう恐れがあります。また、冬は休眠期に入るので水や肥料を与えすぎるのも禁物です。

ガジュマルの増やし方

剪定で切り取った枝を利用して、挿し木で増やすのがおすすめです。春に挿し木をすると、夏の育成期にぐんぐんと成長してくれるので成功率も高いといわれています。挿し木での増やし方はとても簡単で、初心者でも気軽に増やせるのでぜひ試してみてくださいね。

挿し木での増やし方①健康な枝を切り取る

若くて健康な枝を選び、先から10cm〜15cmほどの長さで切り取ります。切り取ったときに「下の部分まで枝がしっかりと湿った状態のもの」を使用するのがポイントです。乾燥している場合は、短くなってもよいので湿り気のある部分まで切り詰めてください。

挿し木での増やし方②挿し芽を作る

下の方についている葉を切り取り、挿し芽を作ります。葉が多い場合は、葉を半分に切ったり先端の2枚だけを残して全て切り取ったりしても構いません。水を張ったコップに挿し芽を入れて、日当たりのよい場所で管理します。早い場合で1週間、遅いと1ヵ月ほどで発根するので、それまで毎日水を換えて清潔な状態を保ってください。

挿し木での増やし方③用土に植え付ける

Photo byvjgalaxy

発根したら用土に植え付けましょう。育苗ポットなどの小さめの容器で育てると土が乾燥しやすいので根腐れを予防できます。用土に指で穴をあけ、根を傷つけないように慎重に植え付けてください。根付くまでは水切れや葉焼けを防ぐために、直射日光に当てないように半日陰で管理します。たっぷりと水を与えて育ててください。

次のページでは、病気と害虫、ガジュマルの種類をご紹介します。

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ガジュマルの病気と害虫

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