乾燥ネギの自家製方法！電子レンジで誰でも簡単にできる方法をご紹介

乾燥ネギとはネギをカットして乾燥させたドライフードです。乾燥させることで旨味や栄養を凝縮させて、より長く保存できるようになります。ふりかけるだけで使える手軽さもあり人気の薬味です。乾燥ネギはおいしいだけではなく、栄養価の高い食品でもあります。不足しがちなビタミンやミネラルを手軽においしく摂取できます。

ネギは栄養が豊富な食材です。ベータカロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどを含みます。体内の酸化や気持ちのイライラを防ぎ、皮膚・筋肉・骨・歯を丈夫にする働きがあります。中でも皮膚や筋肉を強くするビタミンCは水溶性ビタミンなので、体に貯めておくことができません。味噌汁やお吸い物に乾燥ネギを入れることで継続してビタミンCを取り入れることができます。

乾燥ネギの電子レンジでの作り方と手順はとても簡単です。用意するものはたった3つです。皿とクッキングペーパー、そしてネギです。皿は耐熱皿を用意しましょう。クッキングペーパーも電子レンジで使用ができるものを用意してください。たったこれだけで自家製の乾燥ネギが作れます。

1. ネギをお好みの大きさ、切り方にカット・スライスします
2. 耐熱皿にクッキングペーパーを敷き、重ならないようにネギを並べます
3. 600Ｗで3分加熱します
4. 乾燥具合を確認して、水気が残っていたら10～30秒ごと再加熱します
5. レンジから取り出し、時間を置いてカラカラに乾いたら完成です

ムラなく乾燥させるコツは、切り方や大きさを揃えることです。初めは薄く小さくカットしたものから始めましょう。焦がさないためには、少ないワット数でこまめに確認しながら加熱するのもコツです。水気が多いときはクッキングペーパーで拭き取ります。

乾燥ネギの魅力は長期保存ができることです。野菜の価格は時期や天候によって変わります。長期保存ができれば、安いときに多めに購入して作り置きができます。

乾燥ネギに適している保存場所は、直射日光の当たらない涼しいところです。しっかりと密閉した容器に入れて保存しましょう。湿気の多いところではカビが生えやすくなります。冷蔵庫や冷凍庫で保管するのもおすすめです。また、開閉するときに水分が入るのを防ぐために濡れた手で触らない、フタを開けっ放しにしないことなども重要です。

乾燥ネギの保存期間は切り方や大きさ、乾燥具合によって異なります。水分がしっかり抜けていれば常温での長期保存も可能です。保存容器の密閉が甘かったり、フタを開け閉めするときに水分が入ってしまったりするとカビが生える原因となります。臭いや保存状態に注意しながら使うようにしましょう。

自家製乾燥ネギの魅力は切り方や乾燥具合などを自分好みに簡単に調整できることです。大きさによってはコツが必要になりますが、試行錯誤するのも楽しい作業です。電子レンジではネギ以外にもさまざまな乾燥野菜やドライフルーツが作れます。試してみてはいかがでしょうか。