8月に旬を迎える野菜とは?
8月は、まだまだ暑い夏が続く時期です。しかし、秋に向けての準備が始まる時期でもあります。それと同時に、新鮮な夏野菜が食べられるのもあとわずかな季節でもあるのです。全てではありませんが、8月に旬を迎える野菜を紹介します。
8月に旬を迎える野菜<葉物野菜>
葉物野菜とは、可食部が葉の野菜のことです。例をあげると、レタス、キャベツなどがあげられます。ここでは、8月に旬を迎える葉物野菜を2選紹介します。
①レタス
学名 | Lactuca sativa |
分類 | キク科 |
食べ頃 | 4月~8月・11月~12月 |
種類 | 1年草・2年草 |
一般的に、レタスと呼ばれるものは結球するレタスを指します。レタスは冷涼な気候を好む野菜の1つです。花が咲く前に収穫してしまうことがほとんどのため、見たことのない方も多いかもしれませんが、タンポポを小さくしたような黄色い花を咲かせます。また、花からはほんのりと菊の香りがするのも特徴です。
レタスの旬は?
レタスの旬は2回あります。それは、4月~8月の春と夏にかけてと、11月~12月の冬です。レタスはたくさんの地域で作られている野菜です。そのため旬の時期が長く、地域によって旬が移動しています。この旬が移動することによって、このような長い期間で新鮮なレタスを楽しめるのです。
レタスのレシピ
レタスは手でちぎってサラダに入れたり、お肉の付け合わせにしたりと生で食べられる野菜です。生での食べ方も幅広く、料理として食材同士の仕切りにも使われます。生以外では、炒め物にしても美味しい食べ方ができる食材の1つです。
②ジュンサイ
学名 | Brasenia schreberi |
分類 | ハゴロモモ科 |
食べ頃 | 4月~9月 |
種類 | 多年草 |
ジュンサイとは、スイレンに似た水草であり、日本にも自生しています。ジュンサイの食用となる部分は、葉が展開するまえの葉芽の状態とその茎であり、秋田県の特産です。また、ジュンサイは日本以外にも自生していますが、食材にしているところは日本以外ではあまりありません。
ジュンサイの旬は?
ジュンサイは、早くて4月、遅くて9月まで収穫が続きます。収穫されたものは、水煮として出回ることが多いですが、旬のころは生の状態で流通します。生で食べられるのは、この旬の時期だけですので食べ逃さないようにしましょう。
ジュンサイのレシピ
ジュンサイは、食感を楽しむ食材です。そのため、酢の物や和え物としての食べ方があります。また、鍋の具材などにも利用されていて、たくさんのジュンサイを入れるととても美味しいです。
8月に旬を迎える野菜<ウリ科>
ウリ科は、果菜類の一部でありますがその中でも、ウリ科の野菜のみのことです。ここでは、8月に旬を迎えるウリ科を2選紹介します。
①トウガン
学名 | Benincasa hispida |
分類 | ウリ科 |
食べ頃 | 6月~9月 |
種類 | つる性1年草 |
トウガンのほとんどは水分でできています。カロリーが低いため、ダイエットをしている人やカロリーを抑えたい人にとってはもってこいの野菜です。ほとんどが水分なのでトウガンの味はとてもさっぱりとしています。
トウガンの旬は?
トウガンは、貯蔵性も高いため冬でも出回っています。それでも、はやり収穫したてのトウガンは新鮮で美味しいです。トウガンが出回るのは6月~9月で、7月~8月の夏にピークを迎えます。
トウガンのレシピ
トウガンは、炒め物・煮物・スープの具材にしても美味しいです。また、トウガンにはビタミンCが豊富に含まれていて、ビタミンCは水に溶けやすく、熱に弱いです。そのため、トウガンは生で食べるのもおすすめです。生で食べることによってビタミンCを効率よくとるれます。生のトウガンだけで食べるのはえぐみがあるので、他の野菜と一緒にサラダとして食べるのがおすすめです。