再生野菜(リボベジ)とは
再生野菜とは、リボベジ(リボーン・ベジタブル)とも呼ばれていて、普段であれば捨ててしまう野菜の根やヘタ部分を、水耕栽培やプランター栽培でもう一度育てる節約術です。再生栽培という呼び方をする場合もあります。野菜の高騰が起こった際に、エコで家計を助ける方法として注目を集めています。
再生野菜(リボベジ)の魅力
節約になる
捨てるはずの根やヘタをもう一度植えたり水につけたりしておくだけで、早ければ数週間でもう一度収穫が可能になります。一度だけでなく何回もできる野菜もあるので、野菜を買う必要もなく、また欲しいときに欲しい分だけ食べられるのが魅力です。
初心者でも手軽にできる
育て方は簡単で、特別な準備は必要ありません。適当な大きさのお皿やタッパー・ペットボトルなどと水があればスタートできます。水はごく普通の水で大丈夫です。肥料をあげたりする必要もないので、初心者でも簡単にキッチンや部屋の空いているスペースなどで始めることができます。
栄養面で劣らない
根は、栄養分を土から吸収している場所です。根やヘタにはこの栄養分が残っているので、その力を使ってもう一度育てていきます。ヘタや根から育てると、栄養や美味しさはどうなのか不安な人も多いと思いますが、その栄養は元のものとほぼ変わらないといわれています。
食育効果がある
野菜嫌いの子供でも、自分で育てたとなると愛着がわくようになります。簡単にできるので、収穫を子供に手伝わせたり、観察をさせたりして子供の食育を行うのもいいのではないでしょうか。
インテリアになる
観葉植物ほどではありませんが、狭いスペースでもおいておくことができるので、おしゃれな入れ物に入れて窓辺などにおいておけば、伸びてきた葉がちょっとしたインテリア代わりにもなってくれます。
ボタ爺
続けて、どんな野菜を育てることができるのかをみていくぞ。
出典:写真AC