庭に砂利敷きをしておしゃれに見せたり、ワンランク上のガーデニングに砂利を使ったりしたいと思っても、砂利の敷き方がわからないという人も多いでしょう。まずは、砂利敷きの利点を見ていきましょう。
砂利を敷くことで、庭の雰囲気を和風にも洋風にも変えられます。ガーデニングの際には雑草が生えてくることを防止してくれる役割もあり、面倒な草抜きの手間を省くことが可能です。また、砂利を踏むときにザクザクと音が鳴りますが、それが防犯対策になるといわれています。あえて音が大きく出るように加工された砂利も販売されています。砂利敷きには庭をきれいに見せるだけではなく、犯罪を未然に防ぐ利点もあるのです。
雑草は生命力がとても強く、砂利を敷いただけでは雑草の成長を止められません。砂利敷きしたのに、隙間から雑草が見えてしまっていては見た目も悪くなってしまいます。砂利敷きをする前に、雑草を根元から引き抜き除去しましょう。雑草抜きは大変ですが、この一手間が仕上がりの重要なポイントです。おしゃれできれいな庭や、思い通りにガーデニングにするためにも雑草はしっかり行いましょう。
雑草を抜いてきれいになったら、次は土をならして固めていきます。凸凹していると砂利を敷いたときに平らになりにくくなるため、土の量を調整しながら行いましょう。また、次の工程では雑草を生えにくくする除草シートを敷きます。除草シートを敷くことで雨や雪解け水が土に吸収されず、水が外側に流れにくくなるため、土をならすときは建物から外側に向かって水が流れて行くよう、少し斜めにすることがポイントです。
砂利を敷く場所の土が固まったら、除草シートを敷いていきます。除草シートはその名のとおり、雑草を生えにくくするシートです。砂利を敷く前に使うことで、雑草に悩まされない美しい庭に仕上げられます。シワになったり隙間ができたりしないよう、少しずつ広げていきましょう。
除草シートを敷いたら、いよいよ砂利を敷いていきます。除草シートの上に砂利を広げ、均一な厚さにしていきましょう。3cm〜5cmの厚さがベストです。人が多く出入りする玄関や通路は、時間とともに砂利の厚さがなくなってしまうため、その部分だけ少し量を多く敷くのもよいでしょう。
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