アマリリスとは?特徴・種類や上手に咲かせる育て方をご紹介!

アマリリスとは?特徴・種類や上手に咲かせる育て方をご紹介!

アマリリスは花びらの大きさが10cm〜20cmほどあり、赤色や白色など鮮やかな色合いを楽しめる球根植物です。まっすぐ伸びた茎に美しい花を咲かせるのが特徴で、インテリアやフラワーアレンジメントにも人気があります。そんなアマリリスの種類や育て方などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.アマリリスとは
  2. 2.アマリリスの種類
  3. 3.アマリリスの育て方
  4. 4.アマリリスの病気と害虫
  5. 5.まとめ

アマリリスの種類

Photo byChesna

鮮やかな色合いと華やかな咲き姿が人気の植物ですが、最近では品種改良も進みたくさんの色や形の品種が販売されています。一重咲きや八重咲きなどの種類があり、インテリアにもおすすめです。そんなアマリリスの種類をいくつかご紹介します。

レッドライオン

「レッドライオン」は名前のとおり真っ赤な迫力のある花を咲かせる品種で、冬場の観葉植物としても親しまれています。「ルドウィッヒ系」に分類され、大きくて見応えのある咲き姿が特徴です。真っ赤な花びらをライオンのたてがみに見立ててつけられた名前で、インテリアとしても人気があります。

ダズラー

「ルドウィッヒ・ダズラー」とも呼ばれ、レッドライオンと同じく「ルドウィッヒ系」に分類される大輪の花を咲かせる品種です。純白の花びらが魅力的で一重咲きや八重咲きがあります。「スーパージャンボアマリリス」という別名があり、古くから栽培されている馴染み深いアマリリスです。

ブロッサムピーコック

「ブロッサムピーコック」は八重咲きの中でも咲き姿が整っているのが魅力です。白色や赤色のグラデーションがとても美しいため、観賞用として育てられているだけでなく、贈り物としても人気があります。球根が大きく育っているものからは、1つの茎に8輪も花をつけるといわれている品種です。

ロリポップ

「ロリポップ」はピンク色の花びらに白色の筋が入っているかわいらしい品種です。草丈は30cm〜50cmほどで小型の品種に分類されます。丈夫で水もちがよく、切り花にしても美しい咲き姿を長く楽しめるため、室内の花束やフラワーアレンジメントにもおすすめです。

アマリリスの育て方

花びらの色が鮮やかで咲き姿が美しく、庭植えだけでなく鉢植えにして観葉植物としても育てられます。耐寒性がやや弱いので冬場の置き場所や管理方法に気をつけるのがポイントです。水もちがよいので開花後は切り花にしても長く楽しめます。そんなアマリリスの育て方を詳しくご紹介します。

育て方①置き場所

日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。耐暑性は強いですが、夏場の直射日光に長く当てると葉焼けを起こして枯れてしまうので注意してください。冬場は耐寒性がやや弱いので、地植えの場合はビニールやバーグチップなどを利用してマルチングを行います。鉢植えの場合は室内に取り込むか、霜の当たらない軒下へ移動させてから冬越しさせましょう。

育て方②用土

Photo byPexels

多湿が苦手なため水はけと通気性のよい用土が適しています。しかし球根が乾ききってしまうと成長の妨げになるので、適度な水もちのよさも必要です。市販されている草花用の培養土を使用しても構いません。自分で配合する場合は、赤玉土と腐葉土を混ぜ込んでから少量のピートモスを加えた用土を使用しましょう。

次のページでは「育て方③植え付け」をご紹介します。

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アマリリスの病気と害虫

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