常緑低木おすすめ15選!庭木や生垣で大活躍する人気の樹木をご紹介

常緑低木おすすめ15選!庭木や生垣で大活躍する人気の樹木をご紹介

常緑低木とは、季節に関係なく常に緑色の葉をつける樹木のことです。庭に植えると、自宅を象徴するシンボルツリーになるのでおすすめできます。こちらの記事では、場所にあわせたおすすめの常緑低木をピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてください。

記事の目次

  1. 1.常緑低木とは
  2. 2.庭木におすすめの常緑低木
  3. 3.生垣におすすめの常緑低木
  4. 4.つる性のおすすめ常緑低木
  5. 5.【番外編】紅葉がきれいなおすすめ低木
  6. 6.まとめ

生垣におすすめの常緑低木

フリー写真素材ぱくたそ

背の低い常緑低木は生垣にあわせると、目隠しになったりレベルの高い日本庭園に仕上げてくれたりします。選定をしっかりすると、花がきれいに咲き鑑賞を楽しめるのでおすすめです。生垣におすすめの樹木をみていきましょう。

生垣におすすめ①レッドロビン

科名 バラ科
属名 カナメモチ属
英名 Photinia glabra
レッドロビンは、季節に関係なく刈り込むと赤い新芽が出てくる種類です。赤い葉が小鳥に見えることからこの名前がつけられました。目隠しになることと、9月頃に刈り込むと、紅葉にあわせて新芽が出てくるので人気があります。

生垣におすすめ②ベニバナトキワマンサク

科名 マンサク科
属名 トキワマンサク属
英名 Loropetalum chinese var. rubra
日本原産の常緑低木です。花色は発色のよいピンク色で和風の庭だけではなく洋風の庭にもあいます。ベニバナトキワマンサクを植えると花がアクセントなり庭がぱっと明るくなるのでおすすめです。

生垣におすすめ③グレビレア

科名 ヤマモガシ科
属名 グレビレア属
学名 Grevillea cv
長いおしべが特徴で、「スパイダーフラワー」という別名がつけられています。花色はピンク色や赤、黄色や白色などがあり、切り花として楽しめることが魅力です。また、葉のかたちが細長くとがっていることから、観葉植物としての需要があります。

生垣におすすめ④マツバギク

科名 ハマミズナ科
属名 マツバギク属
学名  Lampranthus spectabilis
葉が松葉のように細長く、キクのような見た目をしていますが、キクの仲間ではありません。横にひろがりながら成長するので生垣に植えて目隠しできる種類です。春から夏のあいだに発色のいい紫色の花が開花します。

生垣におすすめ⑤イヌツゲ

科名 モチノキ科
属名 モチノキ属
学名 Ilex crenata
イヌツゲは、日本庭園にはかかせない常緑低木で、葉が小さく、密集していることが特徴です。成長がおそめでコケやカビが生えやすいのでお手入れはしっかりしてあげましょう。深い緑色が魅力的でほかの庭木にはない雰囲気の庭に仕上げてくれます。

つる性のおすすめ常緑低木

Photo bySichiRi

つる性の常緑低木は、西洋ではクライミングプランツまたはクラインバーという総称で呼ばれています。目隠し用に栽培されるほかに、ガーデンアーチや壁にはわせると、庭や家が華やかになるので人気です。樹木や庭木とは別の魅力をもったつる性の常緑低木には、どんな種類があるのでしょうか。

つる性のおすすめ①つるバラ

科名 バラ科
属名 バラ属
学名 Rosa
つるバラはとても需要が高い種類です。目隠しとして栽培できますが、そこまで大きくならないので、玄関先に植える際に工夫すればつるバラのアーチをつくれます。花色が豊富で日陰や乾燥に強い品種もあるので、場所にあわせて選べることと、花から程よい香りがすることが人気の理由です。

つる性のおすすめ②ムベ

科名 アケビ科
属名 ムベ属
学名 Stauntonia hexaphylla
日本原産で育てやすい種類です。発色のよい緑色の葉は、フェンスにからませると庭を明るくします。ムベは地方によっては「アケビ」と呼ばれていますが、同じ種類ではありません。観賞用や目隠し用として人気がありますが、ムベの新芽は食べられるので食用としても栽培されます。

つる性のおすすめ③アラマンダ

科名 キョウチクトウ科
属名 アラマンダ属
学名 Allamanda
アラマンダは海外の亜熱帯地域でよく栽培されていて、高い気温をキープすると時期に関係なく花が咲くことで人気があります。普通に栽培していても、夏にはラッパのようなかたちをした黄色い花が咲くので、夏の季節を感じられる種類です。

つる性のおすすめ④ハゴロモジャスミン

科名 モクセイ科
属名 ソケイ属
学名 Jasminum polyanthum
4月~5月のあいだに花が開花して、ジャスミン独特のいい香りがします。花の内側は白、外側はピンク色でグラデーションになり、とてもきれいで繁殖率が高く手間のかからない種類として人気です。秋には多少葉が落ちますが、半分以上は落ちずに緑色の葉をキープします。

つる性のおすすめ⑤ハニーサックル

科名 スイカズラ科
属名 スイカズラ属
学名 Lonicerapericlymenum
北半球に約180種類が自生していて、そのうちの約20種類は日本で自生しています。ハニーサックルの開花時期は5月~10月で花色は白色やオレンジ色です。葉のかたちが卵型でかわいらしい植物で、花からは甘い香りがして、アロマオイルに使用されるほど人気があります。

注意点

繁殖率の高さ

Photo bySichiRi

つる性植物のほとんどは繁殖率が高いものが多いです。放置していたらすぐに成長し目隠ししてくれますが、手をつけないままだといろいろな場所につるを伸ばし、絡んでしまうので注意しましょう。

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【番外編】紅葉がきれいなおすすめ低木

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