桃の育て方!鉢植えでも育てられる?桃の種類から育て方まで詳しく解説

桃の育て方!鉢植えでも育てられる?桃の種類から育て方まで詳しく解説

みずみずしくて甘い桃は、子供から大人まで人気のフルーツです。しかし、あまり日持ちせず、傷みやすいうえに柔らかくて傷つきやすい果物でもあります。そんな桃の育て方は、さほど難しくはありません。今回は桃の育て方や管理のコツなど、詳しく紹介ます。

記事の目次

  1. 1.桃とは
  2. 2.桃の育て方
  3. 3.桃につく病害虫
  4. 4.桃の管理のポイント
  5. 5.桃の種類
  6. 6.桃の特徴
  7. 7.まとめ

桃とは

Photo byExplorerBob

桃は初夏に実る、水分が多く甘い果物です。おいしく柔らかい果肉は、子供から大人まで大人気です。タルトやケーキといった加工品、新鮮で高級な生食用の桃、安価な缶詰までさまざまな形態で販売されているのも、人気があればこそでしょう。そんな桃をぜひ、鉢植えで自宅栽培してみてくださいね。

桃の基本情報

バラ科
モモ属
原産地 中国
耐寒性 強い
耐暑性 強い

桃は、1本だけでも実をつけられる自家結実性の果樹です。受粉樹が不要なため、鉢植えでも育てることができます。もっとも、品種によっては授粉樹が必要なものや、人工授粉が必要なものもあるため、植える前に確認しておきましょう。

桃の育て方

桃は病害虫に非常に弱い果物です。そのため病気や害虫には特に注意して、予防してください。特に無農薬で育てたいなら、かなり手間をかける必要があります。ここでは、桃の育て方から管理のコツ、注意点などを詳しく解説していくので、参考にしてみてください。

桃のスケジュール

開花時期
袋かけ
肥料
早生種・中生種収穫時期
剪定
晩生種収穫
肥料
植え付け・植え替え
剪定
肥料

桃は、袋かけや病害虫の駆除・予防など手間がかかる果物です。しかし、手間をかけた分おいしく甘い桃が育ちます。自家栽培ならではのみずみずしく新鮮な桃をぜひ、食べてみましょう。

育て方①日当たり

桃は、日光を好む植物のため、できるだけ日当たりのいい場所を選びましょう。鉢植えで栽培する場合も、日中は日光を当てるようにします。耐暑性も耐寒性も強いため、よほどでない限り、暑さ対策も越冬の準備も必要ありません。晴れた日は、なるべく外に出して日光浴させてください。ただし、強風には弱いため、強い風が当たらない場所へ置くようにします。

育て方②苗の植え付け・植え替え

桃を庭植えする場合は、穴を深掘りしないでください。植え付ける場所には、元肥と腐葉土、堆肥を混ぜ合わせよくなじませておきます。鉢植えの場合は、屋内に置くこともあるため、堆肥ではなく固形タイプの有機肥料を元肥として使用します。桃は生育がよいので、植え替えは2~3年に1回します。10月か2月ごろに一回り大きな鉢へ植え替えましょう。

厳冬期は避け、新芽の時期まで

庭に植え付ける時期も同じですが、厳冬期を避けた10月~2月の間に植え付け・植え替えをするのが望ましいです。よく晴れた日にしましょう。厳冬期に植え付け・植え替えをしてしまうと、株が弱って、枯れることがあります。また、3月になって新芽が出てから植え付け・植え替えをしても株が弱る危険があるため、注意が必要です。

育て方③土作り

桃は、水はけがよく砂のような質感の土でよく育ちます。鉢植えの場合は、市販の果樹培養土でも構いません。ブレンドするのもおすすめです。赤玉土7割、腐葉土3割程度で混ぜ合わせるか、腐葉土の代わりに鹿沼土を使うのもいいでしょう。水はけを第一に、水持ちを第二に考えた配合で作るのがおすすめです。

市販の培養土は優秀

市販の果樹用培養土は初心者でも使いやすいのでおすすめです。市販の培養土はそのまま植えられるよう、肥料もブレンドされています。そのため元肥を入れる必要がなく、水はけなども考えられていて手を加えずそのまま植えられます。

育て方④水やり

桃は植え付け~若木の間は乾燥に弱いです。そのため、特に真夏は水切れを起こさないよう注意が必要です。また、真夏の水やりは鉢植えを蒸らさないよう、早朝か、夕方の気温が下がってからにしましょう。果実が実ってから熟すまでは、多少乾燥気味にした方が、より甘くておいしい実をつけてくれます。

育て方⑤肥料

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庭植えの場合、肥料は2月と収穫後の10月に与えれば問題ありません。鉢植えであれば1回多めに、2月、5月、10月に肥料を与えましょう。鉢植えに有機肥料は不向きです。できるだけ、置き肥の化成肥料を与えましょう。もし、元気がない、成長が遅いなどがあれば様子を見ながら希釈した液肥を与えてください。

鉢植えに有機肥料はNG

有機肥料は庭植えの場合はおすすめです。しかし、鉢植えは屋内に入れることも多く、コバエなどの害虫を呼び寄せやすくなりますので、できるだけ化成肥料にしましょう。どうしても有機肥料にしたい場合は、固形タイプがおすすめです。

育て方⑥摘果

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桃の花が散り、実が大きくなり始めたら摘果をします。摘果は、桃の実を摘んでいき、適切な数になるよう調整する作業です。1つの花枝に、1つの実を残して摘果しましょう。摘果をしないと、桃の実が栄養不良を起こす原因になります。

袋かけ

Photo by_Alicja_

桃の花が散り、実が大きめの梅の実くらいの大きさになったら袋かけをしましょう。袋はホームセンターなどで少量から売られています。手間かもしれませんが、袋をかけることで予防できる病気や害虫もあります。

育て方⑦剪定

風通しをよくし株の奥まで日当たりをよくするために剪定は必要です。剪定をすると病気や害虫を防げます。大がかりな剪定は冬に行いましょう。植え付けた年は、土上から50~60cmのところで切ります。そうすることで、新しい枝がよく伸びますよ。以降は、前年に実をならせた枝は残し、細かい枝は切ってください。外側の枝は大きくなりすぎないよう、3割程度切り戻します。

夏の剪定

桃は、よく枝が伸びる夏にも剪定しましょう。次の年に実をならせる枝は残し、伸びすぎた新しい枝は切り落とします。不要な枝はできる限り切り落とし、風を通し、栄養分をいきわたらせましょう。

育て方⑧収穫

桃の収穫時期は梅雨ごろ~夏の終わりまでと、種類によってかなり幅があります。桃は、果肉が非常に柔らかく、傷つきやすいためそっと手を添えて優しくもぎ取るようにしましょう。無理やり引きちぎってしまうと、指の跡がくっきりつくことがあります。

桃につく病害虫

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桃の管理のポイント

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