ニチニチソウの育て方
ニチニチソウは土質を選ばず、高温や日照りにも強い丈夫な植物です。とても育てやすいので、特に夏場のガーデニングには欠かせない存在として親しまれています。育て方のポイントについて、順番に見ていきましょう。過度な肥料や蒸れが苦手なので、肥料や水やりの量には注意してくださいね。
育て方①栽培環境
鉢植えで育てる場合、日当たりと風通しのいい場所が適しています。泥はねを受けると病気になってしまうので、人工芝や棚などの一段高い場所に置くといいでしょう。7月~8月の真夏期は、西日の当たらない場所で管理します。庭植えも日当たりと風通しのいい場所を選び、水はけのいい用土へ植え付けましょう。
育て方②水やり
鉢植えでの栽培の場合、表土が乾いたのを確認してたっぷりと水を与えます。春~開花までと9月半ば以降は、土が乾きにくくなるので過湿に注意してください。庭植えの場合は、基本的に自然に降る雨に任せて構いません。真夏に極端に乾燥したときには、朝か夕方の涼しいときに水やりをしましょう。
育て方③肥料
濃度が高い肥料は根が傷む原因になるので、少なめ、薄めに与えることを心がけてください。元肥も少なめで構いません。また、リン酸、チッ素、カリウムの比率は同じにするのが生育をよくするポイントです。主に用いるのは緩効性の化成肥料で、鉢植えの場合は薄めた液体肥料も併用するといいでしょう。
育て方④植え付け・植え替え
土質はあまりこだわる必要はありません。水はけのいい土が好きなので、腐葉土やピートモスを混ぜ込むといいでしょう。鉢植え、庭植えどちらの場合も、大きく成長することを見越して株と株の間隔は十分にあけて植え付けます。鉢植えで底から根がはみ出してきたら、植え替えのサインです。ひどい根詰まりを起こしてしまう前に、ひと回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。
7月13日の誕生花(ニチニチソウ以外)
ニチニチソウ以外の7月13日の誕生花をご紹介します。まっすぐに伸びた花茎がまるで剣のような「グラジオラス」と、大ぶりの花がゴージャスな「テッポウユリ」です。どちらも夏の暑さに負けずに華やかな花姿を見せる、かっこいい雰囲気の花ですね。特徴や花言葉について、それぞれ見ていきましょう。
7月13日の誕生花①グラジオラス
すらりと伸びた花茎にたくさんの花をつけるグラジオラス。「思い出」「勝利」といったグラジオラス全体に共通する花言葉のほか「ひたむきな愛(ピンク)」「用心深い(赤)」「情熱的な恋(紫)」など、花色ごとの花言葉もつけられています。花丈があるので、アレジメントや花壇に立体感を出すことが可能ですよ。
7月13日の誕生花②テッポウユリ
テッポウユリは日本固有種のユリです。九州南部~沖縄の暖かい地域に分布し、夏に白くて大きな花を咲かせます。旧式の鉄砲に花の形がよく似ているため、この名前が付けられました。花言葉は「純潔」「甘美」。テッポウユリの清楚な花色と、やわらかな香りにぴったりですね。
ボタ爺
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