アナナスの病気と害虫
雨の多い梅雨時期は湿度が高くなり、カビが原因の病気などに感染しやすくなります。また剪定をしないで育てると、葉が混み合い病気になったり害虫被害にあったりするため注意が必要です。アナナスのかかりやすい病気や害虫被害をご紹介します。
炭そ病
カビが原因で発生する病気で、ジメジメとした梅雨時期や風通しの悪い場所で育てている場合などに感染しやすいといわれています。炭そ病にかかってしまうと白色や灰色の斑点が葉や茎に現れるのが特徴で、感染してしまった部分は薬剤を散布しても治せません。早めに切り取って処分してください。
カイガラムシ
カイガラムシは名前のとおり貝殻のように硬い甲羅をもっている害虫で、葉や茎の汁を吸って成長します。集団で発生する習性をもち、たくさん汁を吸われてしまうと株が弱って枯れてしまう恐れがあります。殺虫剤が効きにくいため、見つけたら歯ブラシなどを使って払い落として駆除してください。
ハダニ
ハダニは葉の裏に寄生するため、発見が遅れると大量発生する恐れのある害虫です。栄養分を吸汁してしまい、アナナスの成長の妨げになります。水が苦手なため定期的に葉水を行い、ハダニの発生を予防しましょう。見つけたらガムテープなどに貼り付けて駆除するか、大量発生している場合は殺虫剤を散布して対処してください。
アナナスの種類
アナナスは葉にツヤがあり、花苞の色が鮮やかで美しく、庭植えだけでなく室内のインテリアとしても人気があります。葉の形や模様、花苞の色などたくさんの種類があるのも魅力の1つです。そんなアナナスの種類をご紹介します。
シマサンゴアナナス
「エクメア・ファスキアタ」とも呼ばれる品種で、葉や花苞にトゲがなく優しい印象のあるアナナスです。成長すると60cmほどの高さになり、ロゼッタ状の葉には白色の模様が入ります。花苞はピンク色で、開花時期には小さな紫色の花をいくつも咲かせるのが特徴です。
エクメア・チャンティニー
エクメア・チャンティニーは葉がとてもかたく、葉の側面には鋭いノコギリの刃のようなギザギザがついています。「タンクブロメリア」とも呼ばれ、濃い緑色と白色のしま模様が特徴的な品種です。着生までに時間がかかるため、初心者には育てるのが難しいといわれています。
まとめ
アナナスの地植えや鉢植えでの育て方や、挿し木や株分けでの増やし方、病気や害虫などについてご紹介しました。トロピカルで明るい雰囲気のあるアナナスは鑑賞時期が長く、観葉植物やインテリアにもおすすめです。自分好みのアナナスを見つけて、ぜひ育ててみてくださいね。