マサキ(柾)とは?生垣・庭木としての育て方や上手な管理方法を解説!

マサキ(柾)とは?生垣・庭木としての育て方や上手な管理方法を解説!

マサキは古来から日本で親しまれてきた庭木です。主に葉を楽しむ樹木でありながらさまざまな品種があり、斑入りのおしゃれな種類もあります。マサキを使って生垣をつくり、家の雰囲気を一新してみませんか?マサキについて育て方や管理方法などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.マサキとはどのような樹木?
  3. 3.マサキの種類
  4. 4.マサキの育て方
  5. 5.マサキの管理方法
  6. 6.まとめ

マサキの管理方法

マサキは低木ですが、成長が早いために剪定が必要です。特に黄金マサキのように葉を楽しむ種類は、刈り込みも定期的におこなうとより見栄えがよくなります。それではマサキの刈り込み時期はいつがよいのでしょうか?マサキの管理方法についてご紹介します。

剪定・刈り込み

マサキの樹形を維持するためには、年に2回、剪定を兼ねた刈り込みをおこないます。6月に1回目を、9~10月に2回目の刈り込みをおこなうとよいでしょう。ただし夏場の日差しの強い時期は刈り込みをおこなってはいけません。新しく出てきた新芽が直射日光を受けて日焼けをおこしやすく、ひどい場合には枝が枯れてしまいます。間延びした枝を切り落とす程度にとどめましょう。

刈り込み時に剪定もおこなう

刈り込みをおこなう際には、先に剪定もしておきます。枯れ枝や弱った枝のほか、密度が高く通気性や日当たりが悪くなっている箇所も剪定してしまいましょう。ただし枝を落としすぎると中が透けて見えて、生垣としての見栄えが悪くなってしまいます。切りすぎには注意しましょう。

斑入りの品種で気をつけたいこと

マサキには斑入りの品種が数多くありますが、時として模様が入っていない枝がでてくることがあります。放置しておくと美観を損なうため、斑の入っていない枝は根元から切り落とすようにしましょう。

自然な樹形に仕立てる

マサキは刈り込みに強いため、主に生垣として利用されています。しかし、古い枝や茂りすぎて風通しを悪くしている余分な枝を落とす程度で、あえて自然に近い樹形に伸ばすことも可能です。斑入りの品種をシンボルツリーとして植えてもおしゃれな庭になります。

古株の再生方法

マサキは古株になると、下のほうの葉が落ちてしまい見栄えが悪くなります。そのような場合には強剪定をして株の更新をはかりましょう。新芽の出がよくなりはじめる3月ごろに、太い枝を切り詰めて新しい枝の出を促します。マサキは刈り込みにも強いため、時期を間違えなければまず枯れることはありません。

まとめ

出典:写真AC

マサキは病害虫の手間が嫌われ、近年ほかの樹木に取って代わられているといいます。しかしマサキは古来から日本で親しまれてきた庭木です。葉色の美しさもほかの樹木ではなかなか見られません。ぜひマサキで生垣を仕立てて、その美しさを実感してください。

koroton
ライター

koroton

満開の花畑でコロコロしたいです。

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