育て方③水やり
リムナンテスは沼地に生えるため、乾燥に少し弱い植物です。水切れを起こすと茎が萎えて折れることがあります。しかし湿気が多すぎる環境も苦手で、水をやり過ぎると根腐れを起こします。地植えの場合は、雨が降らない日が続いたときにたっぷりと水をあげるようにしてください。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水やりをしましょう。
育て方④肥料
肥料はあまり与えなくて大丈夫です。地植えの場合は植え付け前の用土に堆肥などの有機肥料を混ぜておけば追肥する必要はありません。鉢植えの場合は花が咲いている間、月に2~3回ほど薄めの液体肥料を与えるとよいでしょう。
育て方⑤切り戻し・花がら摘み
リムナンテスは、種が付くとそちらに栄養を奪われてしまって花が咲きにくくなります。咲き終わった花はこまめに摘み取りましょう。ある程度花が咲き終わって種子を採りたい場合はそのままにしておきます。ただし、こぼれ種でも発芽して増えるため、種が黒くなったら採取してください。葉や茎の切り戻す必要はありません。
育て方⑥害虫・病気
リムナンテスは病気や害虫に強くほとんど発生しません。しかし、暖かくなり始めるころにアブラムシがつくことがあるため、あらかじめアブラムシ除けの薬を撒いておくか、見つけたときに薬で駆除してください。
まとめ
英名のとおり卵のような花を咲かせるリムナンテスは、こぼれ種からでも育つほど生命力の強い植物です。水やりに少し気を付けなければいけませんが、切り戻しをする必要がなく病気にもほとんどかからないため、初心者向きの花といえます。リムナンテスを育てるときには、今回の内容をぜひ参考にしてください。