ロータスブリムストーンの育て方!切り戻しの場所・タイミングは?

ロータスブリムストーンの育て方!切り戻しの場所・タイミングは?

ロータスブリムストーンは、葉のグラデーションがとても魅力的で、耐寒性に強く、寂しい冬の庭に彩を与えてくれる植物です。育て方は少々難しいですが、コツを掴めば初心者の方でも育てられます。そんなロータスブリムストーンの育て方や増やし方、切り戻しについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ロータスブリムストーンって何?
  2. 2.ロータスブリムストーンの育て方
  3. 3.ロータスブリムストーンの増やし方
  4. 4.ロータスブリムストーンの手入れ方法
  5. 5.まとめ

ロータスブリムストーンの増やし方

ロータスブリムストーンは、基本挿し木で増やしますが、種まきや株分けで増やすことも可能です。増やし方はそれほど難しくないので、挿し木などにチャレンジしてみましょう。

挿し木

ロータスブリムストーンを挿し木で増やす時期は、4~6月の梅雨に入る前が最適です。挿し木に使用する枝は、10~15cm程の長さで切り取ります。水の吸い上げをよくするために、一番下の葉を根元から取り除いてください。浅い鉢に入れておいた用土に挿して、日が直接当たらない半日陰に保管し、水をほどよくあげて根が育つのを待ちましょう。

種まき

ロータスブリムストーンは花後に種ができるので、種での栽培に挑戦してみてもよいでしょう。花後に果実を実らせ、熟すと茶色に変色するので、固くなったら収穫してください。収穫後は風通しのよい場所におき、新聞紙の上できちんと乾燥させましょう。発芽適温は20℃前後となります。種まきの適期は4月頃がよいでしょう。

株分け

基本的にロータスブリムストーンに株分けはおすすめしません。移植を嫌う植物なので、根を傷つけてしまうと枯れる原因になるからです。もし株分けをするなら、根を崩さないように丁寧に扱いましょう。

ロータスブリムストーンの手入れ方法

Photo bystux

ロータスブリムストーンは、切り戻しが必要な植物です。伸びっぱなしにすると全体的に不格好となるだけではなく、葉が密集し蒸れてしまいます。蒸れは枯れる原因になってしまうので、切り戻しを行い、樹形をきれいに整えるだけでなく、風通しをよくして蒸れを防ぎましょう。そのための切り戻しのやり方についてご紹介します。

切り戻し剪定

Photo byjackmac34

切り戻しと似たものとして、摘芯という剪定方法があります。摘芯は、一番上の芽を切り取ることで、切り戻しは全ての枝を切り取る作業のことです。ロータスブリムストーンは、切り戻しという剪定作業をすることによって、成長を促します。

切り戻し剪定の時期

ロータスブリムストーンの切り戻しに適した時期は、梅雨前の5~6月頃です。梅雨前に切り戻しをしてあげることにより、蒸れを防ぐことができます。また必要があれば、冬の時期を避けて適度に切り戻してください。

切り戻し場所

ロータスブリムストーンの傷んだ葉を整理するために、全体を半分以下に刈り込みましょう。刈り込みを行うことで、わき芽を生育させることができ、再びクリーム色の葉が出ます。

まとめ

ロータスブリムストーンの特徴や育て方、切り戻しの場所タイミングなどをご紹介しました。耐寒性、耐暑性に強いため、真夏や真冬一年を通して庭を彩ってくれます。かわいらしく、ふわふわとした葉や小さな花も咲かせ、カラーリーフとして大変おすすめの植物です。栽培が少々難しくはありますが、ぜひロータスブリムストーンの栽培に挑戦してみてください。

YAMA
ライター

YAMA

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