木立性セネシオとは?品種・特徴や挿し芽などの増やし方などを紹介!

木立性セネシオとは?品種・特徴や挿し芽などの増やし方などを紹介!

1月~3月の卒業式シーズンに見られる花鉢の中に、木立性セネシオがあります。代表的な品種の「桂華(けいか)」の名で呼ぶ人もいます。注目すべきは青や紫を基調とした美しい花色。ここでは、木立性セネシオの基本的な性質と育て方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.木立性セネシオとは?
  2. 2.木立性セネシオの育て方
  3. 3.木立性セネシオの増やし方
  4. 4.木立性セネシオの注意する病気や害虫
  5. 5.まとめ

木立性セネシオの増やし方

Photo byHans

セネシオは自宅で増やすのがとても難しい種類の植物です。夏越しもシクラメンに匹敵する難しさ。失敗してもがっかりしないで!

増やし方①種まき

出展:写真AC

種は市販されていませんが、異なる花色同士を交配して楽しむことができます。採取した種は8月下旬~9月ごろ、少し暑さがやわらいだ頃に蒔くとよいでしょう。冬までに大株を目指すときは早めの種まきがおすすめです。

増やし方②挿し芽

木立性セネシオは夏越しが難しい植物ですが、挿し芽など小さな苗にすることで暑さを乗り越えることができるようです。6月下旬ごろ、花が終わったら挿し芽の適期です。根が出るまで1カ月以上かかることがあります。気長にチャレンジしてみてはいかがですか。

株分けは不適

出展:写真AC

木立性セネシオは、残念ながら株分けはできません。サイネリア同様、根がとても細かいので、植替えの際は根を傷つけて株自体を弱らせないよう気をつけてください。

木立性セネシオの注意する病気や害虫

アブラムシに注意

Photo byfrancok35

木立性セネシオは比較的、病害虫に強い性質を持っていますが、5月ごろにアブラムシがつきやすくなります。新芽を吸汁されると花が枯れてしまいますので、外置きでの栽培には、オルトランの使用をおすすめします。暖かい季節を迎えたら、株元にオルトランを撒いておきましょう。

まとめ

木立性セネシオは、冬に楽しめる数少ない花の1つです。鉢のまま楽しんでもよいですし、切り花も素敵です。価格も手頃なものが多いので、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。

浜
ライター

在宅ワークのかたわら、庭の植物に癒されています。時間の許す限り、植物園や園芸店で過ごしてみたい。

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