クラスペディアとは
クラスペディアはユニークな形の花が特徴で、ガーデニングだけでなく切り花やドライフラワーで
インテリアとして飾るのも人気の植物です。育て方もむずかしくないため、植物の栽培経験がない人にもおすすめですよ。まずは基本情報から紹介します。
クラスペディアの基本情報
科名・属名 | キク科クラスペディア属 |
原産地 | オーストラリア |
学名 | craspedia globosa(クラスペディア・グロボーサ) |
別名 | ドラムスティック、イエローボール |
英名 | craspedia、billy buttons、woollyheads |
草丈 | 60cm~100cm |
開花期 | 6月~8月 |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | やや弱い |
オーストラリアやニュージーランドに生息
オーストラリアやニュージーランドに生息しているクラスペディアは、1980年代後半ごろに日本に輸入切り花としてはいってきました。園芸種として出回っているものの多くは、クラスペディア・グロボーサ種です。
環境によっては多年草として育てられる
クラスペディアは、生育環境によっては多年草として育てられる植物です。日本のような高温多湿の環境では花後に枯れやすいため、一年草としてあつかわれることがほとんどです。
多くの品種が存在する
クラスペディアには複数の品種が存在します。クラスペディア・グローカやクラスペディア・バリアビリスなどがあり、オーストラリアではノーザンテリトリー以外のほぼ全域に生育しています。
特徴
ボール状の黄色い花をつける
まっすぐにのびた花茎の先端に、黄色い花が3cmくらいの球形になって咲きます。葉はシルバーがかった緑色で細長く、地表からロゼット状に広がります。
ドライフラワーとしても人気
クラスペディアは、花もちがよいので切り花としても重宝しますが、乾燥させてドライフラワーとしても楽しめます。つくり方もかんたんで、切り花にして飾っておくだけで自然にドライフラワーになりますよ。花色やかたちも保たれるので、長くインテリアとして飾っておけるのがうれしいですね。
花言葉
クラスペディアの花言葉は、「永遠の幸福」「心の扉をたたく」「個性的」です。また、6月25日、8月17日、11月11日の誕生花でもあります。クラスペディアの園芸品種であるゴールドスティックは、5月5日の誕生花です。