マリーゴールドの品種一覧!学名・花びらの特徴・開花時期などを紹介

マリーゴールドの品種一覧!学名・花びらの特徴・開花時期などを紹介

マリーゴールドは、みなさんが見かけたことのあるポピュラーな花です。その名は「聖母マリアの黄金の花」といい、属名はローマ神話に出てくるタゲスにちなんでいます。マリーゴールドの品種は30以上あり、花の形や咲き方にも違いがあります。これから多くの品種を紹介します。

記事の目次

  1. 1.マリーゴールドとは
  2. 2.マリーゴールドの品種の分け方
  3. 3.フレンチ品種(一重咲き種)
  4. 4.フレンチ品種(八重咲き中輪種)
  5. 5.フレンチ品種(八重咲き大輪種)
  6. 6.アフリカン品種の矮性種(わいせいしゅ)
  7. 7.メキシカン品種
  8. 8.マリーゴールドと見分けにくい植物
  9. 9.マリーゴールドの手入れ
  10. 10.まとめ

マリーゴールドとは

Photo byyganeshbabu

マリーゴールドは、鮮やかな黄色やオレンジ色などの花を長い期間咲かせます。初心者にも扱いやすく、値段も手頃で人気のある花です。また「コンパニオンプランツ」としても優秀で防虫効果があります。「フレンチ種」と「アフリカン種」が主ですが改良が進むにつれて、さまざまな品種や系統、呼び名ができています。メジャーな品種から珍しい品種を紹介します。

ボタ爺

ボタ爺

マリーゴールドには独特のにおいがあって、他の植物の害虫を防ぐのに役立つものもあるぞ。

マリーゴールドの品種の分け方

フレンチ種

フレンチ種は種類が多く、園芸店やホームセンターなどでも見かける定番の人気品種です。花は小さめで草丈は低く、横に広がり枝分かれするのが特徴です。花の色は豊富にあって鮮やかな黄色・オレンジ色が代表的ですが、近年は色々なカラーも増えてきています。原産国はメキシコですがフランスに渡ってから広まったので「フレンチ」の名が付いています。

アフリカン種

アフリカン種は花が大きく、丸いのが特徴です。草丈も高い大型種もあり、切り花でも人気があります。メキシコ原産ですが、スペインを経由してアフリカに渡り、その後アフリカで広まったので「アフリカン」と名付けられました。アステカ族の人々はアフリカン・マリーゴールドを栽培して薬用や儀式、装飾用として使用したようです。

メキシカン種

メキシカン種は別名「細葉孔雀草(ホソバクジャクソウ」と言われ、その名のとおり細い葉が茂り、多くの花を咲かせます。花径約2cmの一重咲きの小花で、草丈は20cm前後の小型品種です。フレンチ種やアフリカン種と違い暑さに弱いのが特徴です。

フレンチ品種(一重咲き種)

ディスコ系

ディスコ系の特徴

  • 花径4~5cmの一重咲き
  • 草丈約15~20cm
  • 1年草
  • ディスコ系はイエロー・オレンジ・グラナダ・マリエッタ・レッドフレームなどがある

①ディスコ・イエロー

学名 Tagetes patula
タイプ 春まき1年草
草丈 約20cm
花びらの特徴 花径4~5cm・大輪一重咲き
開花時期 6月中旬~11月上旬

②ディスコ・マリエッタ

学名 Tagetes patula
タイプ 春まき1年草
草丈 約20cm
花びらの特徴 花径4~5cm・大輪一重咲き・黄色に赤芯の混合
開花時期 6月下旬~11月上旬

③ディスコ・レッドフレーム

学名 Tagetes patula
タイプ 春まき1年草
草丈 約20cm
花びらの特徴 花径4cm・オレンジに黄色のフレーム・一重咲き
開花時期 6月下旬~11月上旬

④ハーレクイン

学名 Tagetese patula
タイプ 1年草だが零れ種でも咲くほど強靭
草丈 約60cm
花びらの特徴 赤茶色に黄色のストライプ・中輪一重咲き・人気品種
開花時期 6月下旬~10月下旬

ボタニ子

ボタニ子

次は「フレンチ品種(八重咲中輪種)」について紹介します!

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フレンチ品種(八重咲き中輪種)

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