アップルミントの育て方
アップルミントの生育が盛んになるのは、気温が15℃~20℃になった時期です。管理場所は、直射日光があたる日当たりのよいところがいいですが、明るい日陰でも十分に育ちますよ。繁殖力が強く、他の植物を絶やすこともあるので、地植えではなく植木鉢で育てましょう。
ボタニ子
冬にアップルミントが枯れてしまっても安心して。春には、また芽が出るわよ。
1年間の育て方の流れ
種まき | 春3月~6月、秋9月~10月 |
植え付け | 春3月~6月、秋9月~10月 |
植え替え | 3月~6月 |
剪定 | 6月~7月 |
育て方①種まき
風が吹けば飛んでしまうほど、アップルミントの種は細かなものです。そのまま土に蒔くのは大変ですので、砂と混ぜて蒔いていきます。種まきの前に、種と同じ量の乾いた細かな砂を用意しましょう。
種まきの手順
- 種と用意した砂を混ぜ合わせる。
- 土の上に砂と一緒に蒔く。
- 軽く土をかける。
- 霧吹きで水を与える。
育て方②苗植え
初心者の方は種から育てるのではなく、ホームセンターなどで簡単に手に入る苗から育てることをおすすめします。苗の選び方を参考にして、よい苗を選んでみましょう。
苗の選び方
- 節と節の間が伸びすぎていないもの
- 葉の色が鮮やかなもの
- 茎が太く、しっかりしたもの
- ポットを持ち振ってみて、根がぐらつかないもの
育て方③土の準備
アップルミントを育てる土は、これというこだわりのものはありません。ハーブの仲間ですので、ハーブ用の土を用意するとよいですね。ハーブ用の土がなければ、花用の培養土でも十分に育ちます。
おすすめの土花ごころ
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アップルミントなどのハーブは、チッ素が多い土で育てると大きくはなりますが、香りが弱くなってしまいます。このハーブの土には、チッ素が少なく、ミネラル分が多く含まれています。根や葉の生育に必要なカルシウム、マグネシウムも含まれていますので、ハーブの栽培にはとても適した土になります。
育て方④肥料の準備
繁殖力が強いアップルミントは、肥料がなくても十分に育ちます。香りが少ないと感じたら、肥料を与えすぎていないか確認しましょう。もし、葉に元気がなくなってきたと感じたときには、液肥を少し与えるとすぐに元気をとり戻しますよ。
おすすめの肥料ハイポネックス
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この肥料は与えるとすぐに効果が現れる、即効性のある肥料です。植物に必要な栄養素をバランスよく配合していますので、ハーブに限らずあらゆる植物に使えて便利な肥料です。原液を1000倍に薄め、鉢の底から流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。
アップルミントは、他のミントと混じると香りがなくなってしまいます。