アップルミントの育て方！花・葉の香りは？鉢植えでの管理方法を紹介

苗の植え付け後は、水をたっぷりと与えましょう。その後は、土が乾いたら水を与えるようにします。アップルミントは湿度が高い状態を好みます。ただし、水の与えすぎは根腐りの原因にもなりかねませんので、注意が必要です。

草丈が20cmほどに育ったら、剪定をしましょう。芽の先端を、手かはさみで摘みとります。剪定をすることでわき芽が育ち、大きな株へと成長します。葉が混みあってきたときは、大きな葉を取り除いて風通しをよくします。

アップルミントは植えて1年もすると、根が大きく成長します。窮屈になってきた植木鉢に植えたままにすると根つまりになってしまいます。植え替えは、春なら3月～6月に、秋なら9月～11月に行いましょう。

アップルミントは多年草ですので、花が咲き終わったら種をとり、その種をまいて育てることもですます。しかし、とった種から育てたアップルミントは、なぜか香りが弱くなってしまいます。香りのよいアップルミントの増やし方には、挿し木か株分けをおすすめします。

アップルミントは、とても生命力が強い植物です。挿し木で、簡単に増やすことができます。手順をご紹介しますので、アップルミントを増やしてみませんか？

1. 枝を、10cmほどの長さに切る。
2. 切った枝の上の葉を2～3枚残し、残りの葉を全て取り除く。
3. 葉を取り除いた枝は、1時間くらい水にさして水あげをする。
4. 水あげをした枝を、土を入れた植木鉢にさす。

アップルミントは挿し木で増やす方法の他にも、株分けして増やすこともできます。株分けをするタイミングは、植え替えのときがいいですね。大きくなったアップルミントを株分けしていきましょう。

株分けの手順です。ナイフを使って株分けする場合は、怪我をしないように十分に注意して行いましょう。

1. 植木鉢から株を取り出し、土を落とす。
2. 手かナイフを使い、地下茎を分ける。
3. 新しい植木鉢に株を戻す。
4. 土を入れ、水をたっぷり与える。

アップルミントはハーブの中でも、比較的育てやすい種類です。ただ、繁殖力が強いので、他の植物のためにも地植えせずに鉢植えで楽しみましょう。日当たりがよければ大きくなりますので、株を増やして花も鑑賞して欲しいですね。爽やかなミントの香りの中に甘いリンゴの香りも感じられる、そんな特徴ある香りでリフレッシュしてみませんか？