白木蓮(ハクモクレン)とは?開花時期・花びらの特徴や花言葉を紹介

白木蓮(ハクモクレン)とは?開花時期・花びらの特徴や花言葉を紹介

白木蓮(ハクモクレン)を知っていますか?花開くと共に香る甘く濃い香りは、春の訪れを教えてくれます。紫色の木蓮(モクレン)もステキですが、白くパッと華やかな花を咲かせる白木蓮は、また一段と魅力的です。今回は白木蓮の開花時期、花びらの特徴や花言葉をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.白木蓮(ハクモクレン)とは
  2. 2.白木蓮(ハクモクレン)と木蓮(モクレン)の違い
  3. 3.白木蓮(ハクモクレン)と辛夷(こぶし)の見分け方
  4. 4.白木蓮(ハクモクレン)の開花時期
  5. 5.白木蓮(ハクモクレン)の花びらの特徴
  6. 6.白木蓮(ハクモクレン)の花言葉
  7. 7.まとめ

白木蓮(ハクモクレン)の花言葉

花言葉①気高さ(けだかさ)

出典:photoAC

ハクモクレンの代表的な花言葉は「気高さ」です。モクレンにはたくさんの花言葉がありますが、「気高さ」は、ハクモクレンにだけにつけられました。イギリスの王宮に中国から持ち込まれた際に、「まるで枝先にユリの花がついているようだ」と評されたことが由来です。

花言葉②崇高(すうこう)・高潔な心

モクレンの花は蓮(はす)に似ています。蓮の花は、仏教に関りが深く高貴な植物です。木に蓮をつけるモクレンは「天国に咲く蓮の花」と言われています。「崇高」や「高潔な心」の花言葉はここから生れました。

花言葉③慈悲

この花言葉は中国の物語から来ています。昔々、中国にはあらゆるものを支配する力を持つ王がいました。王には美しい娘が1人いましたが、恋した王子が別の女性と結婚してしまい、深く悲しみ自殺してしまいます。想いに気づけなかった王子は自分を責め、なんと王妃である自分の妻を毒殺してしまうのです。王が娘と王妃の墓にモクレンを植え弔ったことから、「慈悲」という花言葉が生まれました。

花言葉④荘厳

ハクモクレンの樹高は、他の庭木に比べても高い方です。どっしりと構えたその姿は、美しく迫力があります。花も大ぶりで華やかなことや、気品ある甘く強い香りを持つことから、「荘厳」という花言葉がつきました。

花言葉⑤持続性・忍耐

モクレンは、世界最古の木と言われています。現在までにたくさんのモクレンの化石がみつかっており、1憶年前の種も発見されました。昔から現在まで、たくさんの季節を乗り越え、今も変わらず咲き続けている姿は、「忍耐」や「持続性」という花言葉にピッタリです。

まとめ

出典:photoAC

ハクモクレンの花は、長い冬の終わりと暖かな春の始まりを教えてくれる、魅力的な植物です。白く大きな花と甘く気品ある香りは、見る人の心を和ませてくれます。開花時期がとても短いため、満開のハクモクレンに出会うのは、とても珍しいことです。春先に、もし甘い香りが漂ってきたら、辺りをじっくり見まわしてみて下さい。どこか近くに、ハクモクレンの花が咲いているかもしれません。

Anna
ライター

Anna

大きなお庭のある暮らしに憧れながら、バルコニーでひっそりガーデニングを楽しんでいます。

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