食べる・塗る・飲む!アロエの利用方法や用途に適した品種をご紹介!

食べる・塗る・飲む!アロエの利用方法や用途に適した品種をご紹介!

アロエは利用法が多く、皮膚に塗る他、食用として食べる、薬としても効能を発揮することで知られています。そんなアロエの品種やそれぞれの特徴、生薬の効能や皮膚への利用法、おいしい食べ方、体にうれしい栄養、花言葉など詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.アロエとは
  2. 2.アロエのおいしい食べ方
  3. 3.アロエの利用法
  4. 4.アロエの品種と特徴
  5. 5.アロエの効果効能
  6. 6.アロエの花言葉
  7. 7.まとめ

アロエの利用法

利用法①煎じ汁

Photo bydifotolife

アロエの煎じ汁は肌に塗る、薬効を目的として飲むなどの利用法があります。どのような使い方をするにも事前にパッチテストや専門家に相談するなどしてから使用しましょう。作ったら冷蔵庫に保存し、1~2日で使い切ります。

材料

  • キダチアロエの葉:適量
  • 水:アロエと同量程度

作り方

  1. キダチアロエの葉を洗う
  2. 包丁でとげを削ぎ落としてお好みの厚さに切る
  3. 鍋にアロエの葉と水を入れて最初は強火、沸騰したら中火で煮る
  4. アクを丁寧に取り除き、アクが出なくなれば火をとめる
  5. 煎じ汁を濾し取って消毒した瓶に小分けにして冷蔵庫または冷凍庫で保存する
  6. アロエは食用として使う

アロエの下ごしらえ & 煎じ汁 by usa_usagi 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが326万品
「アロエの下ごしらえ & 煎じ汁」の作り方。アロエを食べよう♪ 栄養満点!煮物、炒め物、ジュースなどにも大活躍です。煎じ汁は外用にも使用できます。 材料:キダチアロエの葉、水..

利用法②アロエベラジェル

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アロエから作られたアロエベラジェルは皮膚に潤いとハリを与え、やさしく保護してくれます。べたつきのないさっぱりと穏やかな使い心地が特徴です。自家製のアロエベラジェルは日持ちしないので、作るのは難しいのなら市販のアロエベラジェルがおすすめです。

利用法③アロエ風呂

アロエの葉1/2~1枚の外側の緑色の部分を取り除き、ゼリー状の部分をぶつ切りにしてネットにいれ、浴槽に放り込みます。ネットごと揉みだすとお湯にとろみがでてしっとりとしたお湯になります。皮膚に刺激を感じることがあるので、皮膚が敏感な場合は少量からはじめてください。

アロエの品種と特徴

Photo bylawrav

アロエの品種の数は300とも500ともいわれます。中でも食用、薬用また観賞用に使われる品種は「キダチアロエ」「アロエベラ」「ケープアロエ」の3種です。

キダチアロエ

日本でもっとも一般的に観賞用、食用として育てられているのがキダチアロエです。キダチロカイとも呼ばれ、「木立」(キダチ)の名前通り、茎が立ち上がって木質化し、枝分かれしながら高さ1mほどに成長します。灰緑色の外皮には強い苦みがありますが、内側のゼリー質の部分には苦味はありません。「医者いらず」と呼ばれるのはこのキダチアロエです。

アロエベラ

主に食用とされるのがアロエベラです。食用として用いられるのは緑色の厚い外皮の内側の半透明の海綿状の部分です。花は黄色、葉は株の中心部から長く成長します。他の品種がワシントン条約によって保護される中、アロエベラは栽培種として認められているたった1つの品種です。

ケープアロエ

ケープアロエの葉からでる液を濃縮乾燥させたものが日本では薬の原料である生薬として薬効が認められています。大型のものは高さ6mにも達することもあり、青緑色の細長い葉を30~50枚ほど放射状につけます。薬効があるといわれるアロエはこのケープアロエとキダチアロエのみで、他の観賞用のものの多くには同じような効果はありません。

アロエ・ノビリス

食用にはならない観賞用アロエの代表はアロエ・ノビリス/不夜城(ふやじょう)です。肉厚の葉の縁には無数の白い棘があり、濃い緑に斑模様があるのが特徴です。交雑種のアロエ・ノビリスは同品種であっても葉の形や色、模様などに個体差があるので選ぶのが楽しい品種です。6~7月にはオレンジ色の花をつけます。

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アロエの効果効能

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