食べる・塗る・飲む!アロエの利用方法や用途に適した品種をご紹介!

食べる・塗る・飲む!アロエの利用方法や用途に適した品種をご紹介!

アロエは利用法が多く、皮膚に塗る他、食用として食べる、薬としても効能を発揮することで知られています。そんなアロエの品種やそれぞれの特徴、生薬の効能や皮膚への利用法、おいしい食べ方、体にうれしい栄養、花言葉など詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.アロエとは
  2. 2.アロエのおいしい食べ方
  3. 3.アロエの利用法
  4. 4.アロエの品種と特徴
  5. 5.アロエの効果効能
  6. 6.アロエの花言葉
  7. 7.まとめ

アロエの効果効能

食用部分に含まれる栄養素

Photo byRosina-Sch

アロエの葉のゼリー状の部分には多糖体という成分が含まれ水分を吸着しやすい性質をもちます。葉の内側に水分と栄養成分を蓄えることで砂漠のような環境でも生き延びられるような構造になっています。その他ビタミンAやB群、カリウム、鉄分などのミネラルなど約200種もの栄養が含まれます。

葉の外側に含まれる成分

外側の緑色の部分にはアロエの苦味の基となる成分が含まれます。食用部分にはない生薬の薬効成分はアロイン、アロエチン、アロエモジン、アロエウルシンなどです。

生薬としての特徴

ケープアロエの葉からとる液を煮詰めて濃縮乾燥した黒っぽい塊を蘆薈(ロカイ)とよび、生薬は便秘や消化不良の薬に用いられます。外用にも使用され火傷や虫刺され、切り傷などにも有効といわれます。生薬に含まれるアロインという苦味成分が少量で健胃効果、多めの量で大腸を刺激する作用が認められているといわれます。

服用の注意点

アロエを食べる、生薬として使用する場合には摂取する量に注意が必要です。特に生のアロエを食べる場合は少量ずつ様子を見ながら食べるようにしてください。そして、妊娠中、生理中、12歳未満のお子さんの使用は避けてください。長期間に渡る多量摂取にも注意が必要です。

外用の注意点

軽い火傷や切り傷に塗ると有効といわれるアロエですが、どんな状態でも有効というわけではありません。誤った使い方をすることで症状が悪化することもありますので、必ず医療機関にご相談の上ご使用ください。

アロエの花言葉

Photo bymozo190

アロエの花言葉はこれまでに見てきた通りの「健康」「万能」です。食べる、塗るなどの方法で現れるアロエの健康への効能がそのまま言葉になって伝わってくるような花言葉です。

まとめ

Photo byBirgit_H

皮膚にもやさしい素材として多くのナチュラルなスキンケア素材として人気のアロエの体の内外からのケアについてご紹介しました。小さな救急箱のようなアロエが身近にあれば、いざという時に役立つかもしれませんね。

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Frankincense
ライター

Frankincense

オーガニックコスメのスキンケアデザイナー。スキンケアは食べることからはじまると考えています。体の内側と外側からのスキンケアに使用する植物について興味があります。

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