7月の花といえば？7月に咲く・咲いている花12種の特徴や花言葉を紹介！

インパチェンスとは、アフリカ原産のアフリカホウセンカと、その品種のことをいいます。寒さに弱く、霜が降りると枯れてしまうため、本来は多年草ですが一年草として扱われています。花の咲き方は「一重咲き」「半八重咲き」「八重咲き」「バラ咲き」とさまざまです。生育が早くて花つきがよく、開花時期も長いうえに日陰でもよく育つことから、ガーデニングに重宝されています。

インパチェンスは花色が豊富で鮮やかなことから「鮮やかな人」「豊かさ」という花言葉を持っています。インパチェンスの果実に触れると、すぐにはじけ飛んでしまうことから「強い個性」「短気」「私に触れないで」という花言葉もつけられました。

グラジオラスは、ヨーロッパで昔から愛されてきた、花色が豊富な植物です。早咲きと夏咲きの2種類がありますが、一般的なグラジオラスは夏咲きのものを指します。原種は300種類以上、園芸品種は5000種類を超えており、さまざまな色や大きさ、花の形を楽しめ、この季節の庭を明るく彩ってくれます。

その昔、ヨーロッパでは、グラジオラスの花を使って、恋人たちが密会をする時間を知らせ合ったといわれています。花言葉は「密会」「用心」「思い出」「忘却」です。また、葉の形が剣のようにとがっていることから、戦いをイメージした「勝利」という花言葉もつけられました。

グロリオサは熱帯原産の植物で、ユリに似ていることから「キツネユリ」とも呼ばれています。独特な色合いと形から、生け花やアレンジメントに人気です。花は下向きに反り返って咲き、その姿が火のように見えることから「炎の花」ともいわれます。花火のような姿の花は、この季節の庭にピッタリです。

グロリオサはラテン語で「gloriosus（見事な・輝かしい・栄光）」という意味です。これに由来し、花言葉は「栄光」「情熱」「勇敢」となりました。