ナエマの鉢植えの植え替え
ナエマは鉢植えで育てようとすると、直径30cmの10号鉢でも2~3年で根詰まりを起こしてしまいます。根詰まりを起こしたバラは地上部の成長も悪くなり、最悪の場合、枯れてしまうこともあるのです。そのため最低でも2年ごとには植え替えをする必要があります。植え替えの方法とやっておきたい作業をご紹介します。
植え替えに適した時期
ナエマの鉢植えの植え替えは、株が完全に休眠している厳冬期におこないます。剪定と同時に植え替えも一緒におこなうと、手間が省けるのでおすすめです。ナエマを買うときは、ポットなどから鉢への植え替えも前提として買います。そのためできるだけ真冬の休眠期のうちに購入し、植え替えと細枝の剪定をすませるようにしましょう。
植え替え時に根を剪定する
ナエマを植え替える際により大きい鉢に植え替える方法もありますが、根を切り詰めることで10号鉢くらいで育て続けることができます。根元の土をほぐしたら、傷んでいる根や勢いの弱い根を切り取ってください。だらしなく伸びてしまった根も、鉢の大きさにあわせて切り詰めます。後は新しい土で植え付ければ完了です。
ナエマの値段はいつが安い?
ナエマはコツさえつかんでしまえば、とても育てやすいバラです。初心者でも育てやすく、魅力的なバラでもあります。せっかくならば安い値段で購入したいところですが、安い値段で買える時期というのはあるのでしょうか?ナエマの値段について調べてみました。
デルバール社のバラは通年値段に差がない
ナエマをはじめとして、デルバールローズの値段が安くなることはまずないというほど稀なことです。ただし真冬の時期から、普通のホームセンターでも数多くの品種が売られています。ナエマの値段は1株4,000円前後が多いので、株の大きさや枝ぶり、置く場所との兼ね合いなどを考えて購入するとよいでしょう。
鉢植えにするなら購入は休眠期がおすすめ
ナエマは庭植えにするときもなるべく休眠期がおすすめですが、鉢植えにするときは特に根を切る必要があることも考えて、必ず休眠期に購入しましょう。植え替えや剪定は苗にとって負担になることは間違いありません。せっかく購入した苗が枯れる可能性を最小限に抑えるため、2月中には購入と植え替えをすませてください。
まとめ
ナエマは丈夫で初心者でも育てやすいバラです。庭植えでも鉢植えでも仕立て方は一緒なので、ある意味管理しやすいバラともいえます。ナエマの豊かな香りと、大輪で見ごたえのあるかわいらしい花に癒されてみませんか?これからバラを育ててみたいと思っている方は、ぜひナエマを育ててみてください。豊かな香りと美しい花の魅力に、きっと満足することでしょう!
植え替えは休眠期の真冬が最適!