10月に植えられる多年草・宿根草「ハーブ」
ハーブにはいろいろな効能があり、古くから使われてきました。薬用や化粧品、飲料、料理など幅広い分野で活躍しています。日当たりを気にせず栽培ができるハーブもあるので庭に取り入れてみてはいかがでしょう。ハーブには防虫効果も期待できます。ここでは10月に植えられるハーブを3選紹介します。
①オレガノ
オレガノは料理に使うハーブとして有名ですが、実は花も美しい多年草のハーブです。生の葉より乾燥したオレガノは、青臭さがとれてシャープになり料理には好まれています。
基本情報
| 植え付け | 4～5月・9月中旬～10月中旬 |
| 開花時期 | 6～8月・収穫は4～10月（葉）・6～8月（花） |
| 花色 | ピンク・白 |
| 草丈 | 30～90cm |
| 耐寒性/耐暑性 | 強い/強い |
| 栽培の難しさ | ★☆☆☆☆ |
②ローマンカモミール
ローマンカモミールはジャーマンカモミールと同じような白い花を咲かせます。りんごのような香りがする常緑多年草のハーブです。花期以外の草丈は低く、カーペット状に広がり、踏みつけにも強いので「香る芝生」として有名です。地植えでグランドカバーにもおすすめですが、成長は遅く管理は必要なハーブです。
基本情報
| 植え付け | 3～4月・9月中旬～10月 |
| 開花時期 | 5～6月 |
| 花色 | 白と黄色 |
| 草丈 | ～30cm |
| 耐寒性/耐暑性 | 強い/弱い |
| 栽培の難しさ | ★★★☆☆ |
カラミンサ
カラミンサは小さな花が柔らかな茎に群がるように咲き、ミントのような爽やかな香りが特徴の宿根草のハーブです。葉はハーブティーとして利用でき、カラミンサは小さな花なので鉢植えでの寄せ植えにおすすめです。
基本情報
| 植え付け | 3～4月・9月上旬～11月中旬 |
| 開花時期 | 5月中旬～11月上旬（品種により違う） |
| 花色 | 白・ピンク・紫 |
| 草丈 | 15～50cm |
| 耐寒性/耐暑性 | 強い/普通 |
| 栽培の難しさ | ★☆☆☆☆ |
③レモンバーム
レモンバームは明るい緑色の葉が、フレッシュなレモンのような香りのする多年草のハーブです。ハーブティーとしても人気があり、生の葉はお菓子作りや料理の香り付けに使用できます。
基本情報
| 植え付け | 4～5月・10月 |
| 開花時期 | 6～7月・収穫は4～10月 |
| 花色 | 白 |
| 草丈 | 30～60cm |
| 耐寒性/耐暑性 | 強い/強い（直射日光で葉やけ） |
| 栽培の難しさ | ★☆☆☆☆ |
まとめ
10月に植えられる多年草や宿根草の中で、新しく庭に仲間入りさせたい草花はみつかりましたか？開花時期や特徴を調べて、季節を通して庭を彩ってくれる草花を選ぶのも、楽しみかもしれません。日当たりの悪い場所でも、力強く季節を乗り越えてくれる多年草や宿根草を取り入れてみてはいかがでしょう。
