2月に植えられる多年草・宿根草10選!開花期間・花色・草丈を紹介

2月に植えられる多年草・宿根草10選!開花期間・花色・草丈を紹介

ここでは2月から植えられる、多年草と宿根草のおすすめの品種をご紹介します。開花期間や花の特徴、育てるポイントも一緒にご紹介しています。2月の早春の季節から、多年草・宿根草の苗を植えはじめて、草花いっぱいのガーデニングを楽しみませんか?

記事の目次

  1. 1.多年草・宿根草とは
  2. 2.多年草と宿根草の違い
  3. 3.2月に植えられる多年草5選
  4. 4.2月に植えられる宿根草5選
  5. 5.まとめ

2月に植えられる多年草②キキョウ

Photo by Dakiny

ススキやナデシコと同じく、秋の七草で知られているのがキキョウです。近年、野生のキキョウは数が激減したため、日本では絶滅危惧種に指定されました。普段目にするキキョウは、野生のものを品種改良したものです。咲き方も一重咲きや八重咲きとあり、ガーデニング好きに好まれる草花ですね。

ボタ爺

ボタ爺

キキョウの根は、生薬として利用されているんじゃ。

キキョウ基本情報

科名/属名 キキョウ科/キキョウ属
学名 Platycodon grandiflorus
原産地 日本など東アジア
耐暑性/耐寒性 強い/強い
花の色 紫・白・ピンク
草丈 15cm~150cm
開花時期 6月~10月

キキョウの育て方のポイント

キキョウは、日陰の環境では育ちません。日当たりのよい場所で、管理しましょう。庭に地植えをするなら、30cmくらい盛り土をしたところに植え付けをします。これで水はけがよくなり、生育に適した環境になります。

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2月に植えられる多年草③ルドベキア

出典:写真AC

夏の暑い季節に、ひまわりのような黄色の花を咲かせるのがルドベキアです。花が終わると中心部分が松かさのようになることから、マツカサギクという別名もあります。直径が5cmほどの花は、一重咲きの他にも二重咲きや八重咲きがあり、次々に花を咲かせます。種類によっては、一年草・二年草に分類されるものもあります。

ルドベキアの基本情報

科名/属名 キク科/ルドベキア属
学名 Rudbeckia
原産地 北アメリカ
耐暑性/耐寒性 強い/弱い
花色 黄・茶・赤・複色
草丈 30cm~150cm
開花時期 6月~10月

ルドベキアの育て方のポイント

ルドベキアの花は、8月ごろに最も多く咲きます。暑さにとても強く、乾燥ぎみでも枯れることは少ない花です。地植えにしたときは、水は日照りが続いたときだけ与えましょう。鉢植えでしたら、土が乾いたなと感じたらたっぷり与えるようにします。10月、最後の花が咲き終わったら、根元から枝を切ってあげましょう。

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2月に植えられる多年草④サクラソウ

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

直径が2cm~5cmほどの花を、1本の花茎にたくさん咲かせるのがサクラソウです。江戸時代から栽培がはじまり、現在では300品種にまで増えてきました。中には八重咲きの品種や、花の形が変わった品種も出てきています。

サクラソウの基本情報

科名/属名 サクラソウ科/サクラソウ属
学名 Primula sieboldii
原産地 シベリア東部・中国東北部・朝鮮半島・日本
耐暑性/耐寒性 普通/強い
花色 ピンク・白・紫・複色
草丈 15cm~20cm
開花時期 4月~5月

サクラソウの育て方のポイント

鉢植えの場合は、花が咲き終わるまで、日当たりのよい場所で育てます。花が終わったら明るい日陰に場所を変え、涼しい環境で管理をしましょう。地植えをするなら、夏の日差しを遮るような樹木の下などに植え付けた方がいいですね。

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2月に植えられる多年草⑤モナルダ

出典:写真AC

ハーブであるモナルダは、和名をタイマツバナといいます。暑さに強く、夏も花が咲き続けます。ミカン科のベルガモットのような香りがあり、ハーブティーとしても好まれています。乾燥させてドライフラワーにしたり、香水やアロマオイルの原料にもなったりします。

モナルダの基本情報

科名/属名 シソ科/タグルマハッカ属
学名 Monarda
原産地 北アメリカ
耐暑性/耐寒性 強い/強い
花の色 赤・ピンク・白・紫・黄色
草丈 50cm~100cm
開花時期 6月~9月

モナルダの育て方のポイント

モナルダは、日当たりと水はけのよい場所であれば、十分に育ちます。庭植えにすると、水やりはほぼ必要ありません。鉢植えであれば、植え付けから開花時期まで、水きれにならないように育てましょう。

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