アズーロコンパクトの特徴と育て方!切り戻し時期や方法など管理のコツは?

アズーロコンパクトの特徴と育て方!切り戻し時期や方法など管理のコツは?

アズーロコンパクトはサントリーが品種改良した植物で元はロベリアという花です。ロベリアの仲間は夏越しが難しい品種でしたが、サントリーの研究開発でアズーロコンパクトは夏越えしやすくなりました。小さくて優しい印象のアズーロコンパクトの育て方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.アズーロコンパクトとは
  2. 2.アズーロコンパクトの育て方
  3. 3.アズーロコンパクトの管理のコツ
  4. 4.まとめ

アズーロコンパクトの管理のコツ

出典:写真AC

アズーロコンパクトは春と秋に花を咲かせますが梅雨後は休眠します。枝分かれがよくこんもりとよく育つのですが、蒸れに弱いため夏場の管理には注意が必要です。アズーロコンパクトは1年草ですが、管理がよければ秋をすぎても枯れずに翌年までもつこともあります。日当たりや切り戻し、摘芯など管理のコツをご紹介しましょう。

管理のコツ①日当たり

Photo by bassak1

アズーロコンパクトは日当たりを好みます。1日最低でも6時間以上は日光が必要です。日当たりが少ないと花数が減ったり、咲かなくなったりします。夏は休眠して花は咲きません。直射日光は苦手なので、半日陰か直射日光が当たらない場所へ移動しましょう。地植えの場合は日よけネットで遮光します。蒸れは苦手なので下をあけておいてください。

管理のコツ③摘心

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アズーロコンパクトは摘心が必須の植物ではありません。のびやかに育てたい場合はそのままの姿を愛でるのもよいでしょう。こんもりしたシルエットを作りたいときや花数を増やしたいときは摘心するのがおすすめです。やり方は簡単で表面に飛び出た花芽を葉ごとカットし、丸いシルエットを作ります。落とした花は水に生ければ楽しめます。

ボタニ子

ボタニ子

摘芯して先端をカットすると脇芽が出てくるの。枝が増えればその分花も増えるわ。優しい雰囲気とは違って結構丈夫だから思い切って摘心しても大丈夫よ。

管理のコツ③切り戻し

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アズーロコンパクトは育てやすく初心者でも気軽に挑戦できる植物ですが、蒸れには弱く、枯らしてしまう原因になるので注意しましょう。蒸れを予防するためにも、切り戻しはとても大切な管理のコツです。思い切って切り戻してもすぐに次の花が咲きますので、怖がらずにしっかりカットしましょう。切り戻しのコツをご紹介します。

時期

フリー写真素材ぱくたそ

アズーロコンパクトの切り戻しは花が終わるときと、梅雨前にします。小さい株は成長してからです。最初の花が咲き終わりかけたときに切り戻します。怖がらずにカットしましょう。40日前後で次の花が咲きます。花がら摘みは必要ないので全体的に花が終わりかけて株の形が崩れてきたら切り戻しですっきりさせましょう。とくに梅雨前は思い切ってカットしてください。

方法

アズーロコンパクトの切り戻し方法はいたって簡単です。花が終わりかけたら鉢の外に飛び出した花や葉を鉢の内側にそって切り落とします。そのときに次の花がこんもり咲くように形を整えましょう。夏は休眠状態に入りますので梅雨前の切り戻しは全体が1/3の大きさになるまでかりこみます。蒸れないように風通しのよい場所へおきましょう。

まとめ

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アズーロコンパクトの特徴や育て方、切り戻しの方法などをご紹介しました。小さくて可憐な花をたくさん咲かせ、シルエットが優しい印象の植物ですが、肥料をしっかりあげておけば切り戻してもすぐに新しい花を咲かせるくらい丈夫です。蒸れには弱いので水のあげすぎに注意すれば、初心者でも気軽にたのしめます。ぜひふんわりしたかわいい花を咲かせてください。

ほおずき
ライター

ほおずき

最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました。観葉植物歴は30年以上です。食べ終わった種を埋めておいたら巨大化したアボカドやミカンなどを含めガジュマルやコウモリラン、トックリランやクワズイモなど、現在20鉢の観葉植物と暮らしています。挿し木で増やしたウツボカズラが新しいつぼをつけ始めました。

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