「エキナセア・メローイエロー」とは
近年になり品種の改良が進み栄養種の多いエキナセアですが、その中でも「メローイエロー」はドイツで改良された、種子から育てられる初めての黄色固定種です。花形などもバラエティに富み、黄色の種類も淡いクリーム色やレモン色、オレンジに近い黄色など色幅が広いのが特徴です。
「エキナセア」の特徴について
エキナセアは中心部分が筒状花の密集した頭状花序で、とげとげとした固い球状なのが特徴です。頭状花序のまわりに細長い楕円の花弁が放射状に広がり、満開になってくると下に垂れ下がってきます。暑さ寒さに強い上、種類が多く花期が長い特徴をもつ宿根草です。
「エキナセア」の基本情報
学名 | Echinacea purpurea |
和名 | ムラサキバレンギク |
英名 | Echinacea |
目科 | キク目キク科 |
属性 | ムラサキバレンギク属 |
形態 | 宿根草 |
原産地 | 北アメリカ |
用途 | 鉢植え、庭植え、切り花、ドライフラワー |
「エキナセア・メローイエロー」の育て方
育生期 | 春(4月~5月)、秋(10月頃) |
開花期 | 6月~10月 |
草丈 | 60cm~80cm |
日照 | 日当たりの良い場所 |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 強い |
「エキナセア・メローイエロー」の栽培のポイント
日当たりの良い場所を選び蒸れに注意するだけで、あまり手間のかからないとても育てやすい植物です。咲き終わった花を花茎から切ってあげると次々に花を咲かせます。極寒冷地以外は冬の対処をきちんとすることで、次の花期もきれいに咲かせることができます。
用土と苗(植木鉢、プランター)
水はけのよい土を選びます。自分で配合する場合は赤玉土4:鹿沼土3:腐葉土3の割合で配合しましょう。市販されている培養土でもかまいません。鉢植えの場合は大きく育つので7号以上の鉢を使用し、苗は一鉢に一株にしましょう。
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場所と環境
日当りが良く、水はけのよい土または場所で育てます。日当たりや水はけが悪いと梅雨期から夏にかけて、蒸れが原因で根腐れしてしまうことがあるので、株元は風通しよくしておきましょう。
苗の植えつけと植え替え
苗から育てる場合、春植えは4月~5月、秋植えなら10月頃が適期です。地植えの場合は、土に腐葉土や石灰を混ぜた用土に植えます。鉢植えの場合は根詰まり防止のために、植えつけをして1年後からは、毎年根をほぐして古い土を落とし、新しい用土に植え替えをしましょう。
水やりと肥料
水やりは地植えの場合、ほとんど必要ありません。鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷり与えましょう。茎が伸びはじめて蕾から開花までは乾燥に気をつけましょう。肥料は化成肥料の置き肥を育生期の5月~6月と10月頃に月1~2回、または週に1回くらい液体肥料を施しましょう。
病気と害虫
病気は「灰色かび病」「白絹病」などに注意です。予防として、水はけと風通しをよくし、蒸れに気をつけましょう。地植えをした場合はまれに「フキノメイガ」の幼虫が茎につくことがあるので、見つけたら早めに害虫駆除をしましょう。
その他の手入れ
花は枯れたら切り取ったり、花がら摘みはこまめにするとよいでしょう。特に6月~9月の花期には次々と花がさくので、まめに手入れをすることで長く花が楽しめます。
ボタニ子
次は「エキナセア・メローイエロー」を種から育てる場合について紹介します!