月別の誕生花12種まとめ！1〜12月まで誕生月を代表するとされる花をご紹介

誕生日に設定された花を誕生花といいます。誕生花には1日ごと366日分の花のほか、誕生月にちなんだ花12種類があります。各国の風土や旬、文化により、少しずつ異なる花が選ばれているのが特徴です。

誕生日に花を贈ることは珍しくありませんが、花を贈る文化が広く日本に広まったのは1950年前後だといわれています。花にはいろいろな花言葉があります。花はふだん口に出せない言葉を上品に伝えられるので、大切な方への誕生日プレゼントとして、とてもおすすめです。

スイセンは別名「雪中花」で、中央部「副花冠」は、品種により大きさが異なります。長い茎と、ラッパ、大・小カップ、八重咲きなどの豊富な花姿が魅力的で、切り花としても人気があります。

• スイセン全体「自己愛」「わたしは美しい」
• 黄色いスイセン「もう1度愛して」
• 白いスイセン「神秘」

スイートピーの和名はジャコウレンリンソウ（麝香連理草）です。つる性の芳香花で、フリルに似た優しい花姿が好まれています。スイートピーは春、夏、冬に開花するため、流通期間が長いのが特徴です。

• スイートピー全体「門出」「優美」「優しい思い出」
• ピンク「繊細」
• 白「ほのかな喜び」

チューリップはカザフスタンに自生していた背の低い原種が、16世紀オランダに渡り世界的な花になりました。和名は鬱金香（うこんこう）で、つぼみから満開までの変化を観賞でき、ほぼ通年手に入るため人気があります。

• チューリップ全体「永遠の愛」「思いやり」
• 赤「愛の告白」
• 白「失われた愛」
• 黄「望みのない愛」「名声」
• ピンク「誠実な愛」
• オレンジ「照れ屋」

桜は菊と並び日本を代表する花です。桜は春の到来を告げる花で、満開や散り際の美しさが日本人の気質にマッチしたといわれていて「一才桜」の鉢植えや切り花にも人気があります。

• 桜全体「精神的な美」「優雅な女性」
• サトザクラ「豊かな教養」
• ソメイヨシノ「純潔」
• シダレザクラ「優美」

カーネーションはオランダセキチクとも呼ばれ、菊やバラと共に国内有数の生産量を誇ります。長い茎は花束やアレンジ向きで、色や品種の多さもあり、アレンジメントの量感を出すマスフラワーとして欠かせない花です。

• カーネーション全体「無垢で深い愛」
• 赤「母への愛」
• ピンク「あなたを愛します」
• 白「尊敬」

バラは19世紀に飛躍的に美しい花へと進化しました。品種が多く周年手に入ることもあり「花の女王」と呼ばれています。バラは花色や本数ごとに華麗な花言葉があり、6月生まれの女性への誕生花としておすすめです。

• バラ全体「愛」「美」
• 赤「愛情」「あなたを愛します」
• 白「純潔」「尊敬」
• ピンク「気品」「感謝」
• 黄「友情」「嫉妬」
• 紫「気品」「尊敬」