フェンネルの育て方!種から育てて収穫する方法・栽培管理のコツをご紹介!

フェンネルの育て方!種から育てて収穫する方法・栽培管理のコツをご紹介!

細かい葉と可憐な花が楽しめるフェンネルは、甘くスパイシーな香りが特徴のハーブです。この記事ではそんなフェンネルの育て方や栽培管理についてご紹介します。ハーブ初心者でも育てやすいフェンネルを種や苗からの育て方をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

記事の目次

  1. 1.フェンネルとは
  2. 2.フェンネルの育て方
  3. 3.フェンネルの栽培管理のコツ
  4. 4.フェンネルの特徴
  5. 5.まとめ

育て方⑦収穫

フェンネルには、それぞれの可食部分により収穫時期が分かれます。葉や茎、実のそれぞれの収穫時期をご紹介します。

フェンネル(葉)

ハーブとして使用される葉の部分は、春に植えた株は7月頃、秋に植えた株は11月頃が収穫時期の目安です。草丈が膝頭くらいまで伸びたら、柔らかい葉の部分を摘み取りましょう。葉をこまめに摘み取ることで、株全体の蒸れを防ぎ、病気や害虫の被害を予防することができるため一石二鳥です。

フィノッキオ(茎)

フィノッキオの収穫時期は、花が咲く直前の5~6月頃がおすすめです。株元が十分に大きくなったら、ナイフや鎌などで根元から刈り取ります。

フェンネルシード(実)

フェンネルシードの収穫時期は、花が咲き終わったころの7~9月です。フェンネルの花は開花時期を終えると、花の基が少しずつふくらみ、縞模様が浮き出てきます。その状態で花の束ごと一気に刈り取りましょう。収穫したあとは、花の束に紙袋などをかぶせ、さかさまにして干し、十分に乾燥させると、フェンネルシードとして使えるようになります。

育て方⑧病害虫

Photo byHans

病気

フェンネルは強い植物なので、病気にはかかりにくいといわれています。しかし、栽培環境がよくないと、うどんこ病や灰色かび病などの病気にかかりやすくなるので注意してください。また水やりをしすぎたり葉の剪定を怠ったりすると、株が蒸れて根腐れを起こす場合があります。

害虫

フェンネルの代表的な害虫は、青虫やカメムシです。この害虫被害にあうと、新芽や茎の栄養分を取られ、最悪の場合は枯れてしまいます。一番簡単な害虫駆除の方法は、薬剤を散布することですが、食用で育てている場合は避けたほうがよいでしょう。

育て方⑨増やし方

フェンネルは、種から増やす方法が一般的です。花が咲いた後に刈り取らずそのままにしておくと、やがて種が自然に落ち採取できます。もともと野草なだけあり繁殖力に優れているので、どんどん株が増えますよ。

次のページでは、栽培管理のコツやフェンネルの特徴を紹介します。

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フェンネルの栽培管理のコツ

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