防草シートを敷く前の準備作業(3つ)
除草効果を最大限いかすには、シート敷く前にやっておかないといけないことがいくつかあります。雑草が生えてこないようにするには丁寧な作業が1番のカギとなります。まずは丁寧な作業を心がけていきましょう!
①敷きたい場所の雑草をなくす
雑草の上にシートを張ると、シートを突き破って外に出てきてしまう恐れがあります。シートの破損にもなりかねませんし、シートがまっすぐではないため凹凸ができ、そこに砂などがたまると雑草などが生えやすくなります。そのため、施工の際は綺麗に雑草を取り除きます。
②敷きたい場所を平らにする
でこぼこしていると、こすれる場所が集中し破れてしまう可能性が高くなります。また水がたまったり、シワがよったりと見た目も綺麗になりません。ゆがみも出ますので突起部などが無いようできるだけ綺麗に平らにしましょう。また、切り株やとがった石など、突起物なども出来るだけ取り除きます。
③道具をそろえる
道具といってもプロ用の道具はありません。ご家庭にあるものでOK!・防草シート ・シート止めのピン ・金づち ・ハサミやカッター これだけ!シートは堅めのものもありますので、ハサミは大きめの方がいいでしょう。ケガには注意してくださいね!
防草シートの設置方法
まずは地面に置きます。表面が上に出るように巻き取り梱包されていますので、裏表気にすることなく地面に置いて少しずつ転がしながら敷いていきます。(一気に伸ばすと風にあおられてしまいますので必ず少しづつ!)少し引っ張り加減に敷いていくと綺麗に張れます。また、シートの重なる部分は10cmほど重ねましょう。これは雑草が生えにくいようにするためです。
ピンの打つ位置
防草シート用のピンを使用しますが、50cm間隔で打っていきます。チョークなどでしるしをつけてもOK!風に飛ばされないよう、しっかりと打ち込んでください。またこの際に、シートに穴が開きますので、黒い布ガムテープなどで打ち込んだピンの上に貼り付けます。(細かい作業ですが、小さな光で、雑草は生えますのでお勧めします。)間違えて打った穴などもしっかりと塞ぎましょう!
注意点について
小さな隙間も見逃さない!
まずは、光を絶対に通さないよにすることが大切です。花壇の際や家の基礎の淵なども綺麗に施工しましょう。
用途に応じて、ハサミや接着剤も使用
淵を施工する場合は、10cm多めにかぶせます。円形部がある場合はハサミでシートに切り込みを入れておきましょう。貼る箇所がコンクリートなどの入りの場合は、コンクリート用の接着剤でシートごと石に貼り付けます。強力な接着剤などは楽天などの通販や、カインズやコーナンなどのホームセンターなどにも売られています。隙間なく施工しましょう。
防草シートと一緒に使用できるおすすめ資材
Uotyle プラスチック釘 ピン 杭 押さえ ピン 農業 家庭菜園 ガーデニング 防草シート用 植栽 テント おさえピン 固定ピン (30)
参考価格: 955円
固定する際はしっかりと!
ピンも重要!
Xiton 人工芝設置用U字固定ピン 防草 除草 シート 人工芝 ロール マット 押さえ 固定 ピン U字型 15cm 30本
強風に飛ばされないためにもしっかりとピンを打ち込むことも大切です。また、シートをしっかり固定できるUピンや角ピン。頭の幅が大きい釘型ピンもいいかとおもいます。ピンを打ち込む際は。ピンの太さが3~4mmあるといいでしょう。また、土が固い場合は、金属ピンをおすすめします。
まとめ
防草シートの選び方&敷き方 最終チェック!
- 場所の広さを確認しておく
- 場所にあったシートを選ぶ(幅や長さも)
- 場所の雑草を除去する
- 場所を平らにする
- ピンは結らず、きちんと打つ
- 小さな穴も見逃さず防ぐ
- 穴や破れを見つけたら早めに対処
経済的で、環境にも優しい防草シート。種類も豊富で、選ぶのに迷っちゃいますよね!今では、カインズやコーナンなどのホームセンターでも数多くの防草シートが売られていますので、目で見て購入することも簡単にできます。暑い夏にぐんぐん成長する雑草をしっかり防ぎ、害虫などの発生も抑えられる防草シートを是非有効活用し、素敵なガーデンライフを楽しみましょう!
出典:写真AC