窓辺におすすめの中型〜大型の観葉植物10選
中型~大型の観葉植物は、育てるのが大変だと思われがちです。しかし、丈夫さや手入れの楽さで植物を選べば、初心者でも中型~大型サイズの観葉植物を育てられます。窓辺に大きな観葉植物がひとつあるだけで、インパクト抜群ですよ。
おすすめの観葉植物①モンステラ
大きなハート形の葉が特徴的なモンステラは、部屋で育てられる人気の観葉植物のひとつです。耐陰性があるため、日陰や日当たりがあまりよくない窓辺でも育てられます。リビングだけではなく寝室や廊下、洗面所などの窓辺に置くのもおすすめです。エアコンの直風に弱いので、置き場所には注意してください。
おすすめの観葉植物②ゴムの木
ゴムの木は太陽が好きな植物なので、日当たりがよいリビングの窓辺などで育てるのにぴったりの観葉植物です。アジアンテイストになりがちな観葉植物の中でも、北欧系やナチュラルインテリアとの相性がとてもよいのも特徴といえるでしょう。葉はシンプルな黄緑色~斑入りで、特に斑入りのタイプは観賞用として人気があります。中型~大型の大きさなので、ひとつ置くだけで部屋のインテリアとしてインパクト抜群です。
おすすめの観葉植物③パキラ
パキラは大型の観葉植物として人気が高いブラジル産の植物です。日当たりがよい窓辺でよく育つので、リビングの窓辺などにおくとよいでしょう。幹の形が肥大しているものや、編み込まれているものなどさまざまな種類があり、どんなインテリアにもあわせやすいのが特徴です。成長するスピードが速く丈夫で育てやすいので、初心者の方でも失敗しにくいですよ。
おすすめの観葉植物④エバーフレッシュ
エバーフレッシュはブラジルが原産国の中型~大型の観葉植物です。明るいグリーンの葉は、日が落ちると葉を閉じ、眠りにつきます。動きのある植物なので、観賞用として人気が高いです。耐陰性があるため日陰でも育てられますが、極端に日照不足だと枯れやすいため、日の差しこむ窓辺で管理するとよいでしょう。また、寒さにあまり強くないため、室内の温度には注意が必要です。
おすすめの観葉植物⑤ガジュマル
ガジュマルは、小型の観葉植物として人気のある種類です。しかし、成長が速いため、適切に育てれば中型の大きさにまで育てられます。ガジュマルが大きく成長すると、幹がどっしりとしてますますインパクトのある見た目になりますよ。
おすすめの観葉植物⑥カポック
カポックは中国~台湾が原産の観葉植物です。耐陰性があるため、寝室や廊下の窓辺など日陰になりやすい場所でも育てられます。とても丈夫で育てやすいので、観葉植物を育てたことがない方でもチャレンジしやすい植物のひとつです。つやつやとした緑色の葉が特徴で、斑入りのものが特に人気があります。
おすすめの観葉植物⑦ポトス
ポトスはツル性の観葉植物の一種です。ハンギングなどで育てられることが多い植物ですが、鉢でも育てられます。あまり草丈が高くならず、横に広がるように丸くボリュームが出る植物なので、出窓などで育てることをおすすめします。葉も明るい緑色や斑入りのタイプまでさまざまなので、お好みのものを選びやすいのも嬉しいポイントです。
おすすめの観葉植物⑧サンスベリア
サンスベリアは垂直に伸びる葉が美しい観葉植物です。日当たりのよい場所を好むので、南向きの窓辺で育てるとよいでしょう。乾燥に強く、水やりの手間がほとんどありません。とても丈夫で育てやすいので初心者でも失敗しにくい植物です。耐暑性に優れていますが耐寒性はあまりないため、冬は室内の温度管理に注意してください。
おすすめの観葉植物⑨ベンジャミン
ベンジャミンはすらりとした幹と鮮やかな葉で人気のある観葉植物です。幹の仕立て方は、そのまますらりと仕上げられているものや編み込んであるものなどがあり、部屋のイメージにあわせて選べます。葉も緑色のものや斑入りのタイプ、葉の形も丸いものから細長いものまでさまざまです。「幸運を運ぶ木」とも呼ばれているため、家族全員が集まるリビングの窓辺などで育てるとよいでしょう。
おすすめの観葉植物⑩ドラセナ・マッサンゲアナ
ドラセナ・マッサンゲアナは熱帯アジア原産の観葉植物です。別名を「幸福の木」とも呼ばれており、新築祝いや開店祝いなどの贈り物としても人気があります。特徴的な幹と葉は存在感があり、リゾート系のインテリアと相性抜群です。日当たりのよい場所でよく育つので、南向きの窓辺で管理しましょう。
窓辺で観葉植物を育てるコツ
コツ①育てる植物にあわせて日当たりを選ぶ
植物には日当たりがよい場所を好むものや、日陰を好むものがあります。育てる植物にあわせて置き場所を考えると失敗しにくいでしょう。例えば、日当たりのよい場所を好む観葉植物はリビングの掃き出し窓やベランダ近く、キッチンの窓辺がおすすめです。日陰でも育つ観葉植物であれば、寝室や廊下の明り取りの窓辺に置くとよいでしょう。
コツ②手入れの手間がかからないものを選ぶ
室内で観葉植物を育てる場合は、なるべく管理の手間がかからないものを選ぶとよいでしょう。水やりの回数が少なくてもよいものや、耐暑性・耐寒性に優れているものなどがおすすめです。害虫がつきにくいものを選べばより安心です。
コツ③窓辺に温度計を置いておくと便利
観葉植物は基本的に暑い場所や乾燥に強い植物です。その逆で、寒さには弱い種類が多く、あまり冷える場所で管理し続けていると枯れてしまうことがあります。窓辺に温度計などを置いておき、特に気温が落ち込む秋~冬は適温になっているか注意しましょう。もし温度が低い場合は窓辺から離し、エアコンの効く暖かい場所に移すなどして対処してください。
観葉植物を窓辺に置くときの注意点
注意点①落下に気をつける
観葉植物を窓辺に置くときは落下に気をつけましょう。明り取り専用の窓などに設置する場合は、人の頭上よりも高い場所に置くことになるため、念のため落下防止用に鉢をワイヤーなどで固定すると安心です。また、出窓やキッチンの窓など、外側に開く窓辺に置く場合は誤って室外に落下することがないよう、網戸の内側に置くようにしてください。
注意点②エアコンの吹き出し口に注意
観葉植物の中には、エアコンの直風に弱いタイプのものがあります。また、エアコンの吹き出し口付近は温度が急激に変わることが多いため、植物が弱ってしまう原因になりかねません。そのため、植物を置くときはエアコンの風が直接当たらない場所を選びましょう。
注意点③水漏れに注意
観葉植物は乾燥に強いタイプが多いため、水やりの頻度は少なめで問題ないものがほとんどです。しかし、水やりをするときには鉢底から水があふれるほどたっぷりとあげることが多いため、水受け皿からの水漏れに気をつけましょう。水が漏れてしまうと床に染みができることがあります。心配であれば、水を上げる前に鉢底に給水用の厚手のタオルや珪藻土マットなどを敷くなどして対処してください。
窓辺で観葉植物を育ててみよう
中型~大型の観葉植物はインパクトがあり、窓辺に置くととてもおしゃれなインテリアになります。管理の手間がかからない丈夫な種類を選べば、初心者でも失敗しにくいでしょう。お部屋のインテリアにあう種類の植物を選んでみてくださいね。
出典:写真AC