白い紫陽花といえばアナベル？成長で色が変わる人気品種の魅力を紹介！

インクレディボールはアナベルを大輪にした改良品種です。直径30cmほどのボールのような大きい花を咲かせますが、茎も太く丈夫で、倒れ落ちることがありません。非常に耐寒性が強く、霜が降りる季節まで淡緑色の花を楽しませてくれるので、庭植えとしておすすめの紫陽花です。

ライムのアナベルはインクレディボールと同じ性質を持った紫陽花で、普通のアナベルよりも茎が太いため雨風害に強いことが特徴です。成長すると大きな株になるので、広い場所での栽培に適しています。切り花やドライフラワーにも向いている品種です。

ハイエススターバーストは、アナベルを八重咲きにした品種です。外側から開花するため、咲き始めはガクアジサイのような花形をしていますが、徐々にてまり状のボリュームある花に変わるのが特徴です。咲き始めの明るいミントグリーンが、咲き進めながら白くなる様子も楽しめます。八重咲きの花は花もちがよく、花期も長いことから、長期間鑑賞できる紫陽花です。

ピンクアナベルは、白いアナベルの赤花品種で、アナベルより少し小さい花が咲きます。蕾のころは濃いめのピンク色ですが、咲き始めると淡いピンク色に変化するのが特徴です。てまり状の花は、5～10月と長い間咲き続けます。アナベルと同じく暑さにも寒さにも強く、強剪定しても翌年花が咲くので育てやすい品種です。

ピンクアナベル2はピンクアナベルの改良品種で、くり返し花が咲き、夏から霜が降りるころまで長期に渡り楽しめます。従来のピンクアナベルより花と葉の色がより濃い色をしており、ピンク色の花が徐々にグリーンに変化するのが特徴です。

ルビーのアナベルはピンクアナベルからの改良品種で、濃い赤色の花が咲きます。蕾の頃は濃い赤紫色ですが、咲き進むにしたがって明るい赤色とシルバーのように輝くピンク色が混在する美しい花色になります。1年に何回も花が咲く四季咲き性なので、霜が降りる季節まで次々と花を楽しめますよ。

ピンカーベルはピンクアナベルより大きい花をつけ、茎も丈夫で大きく育つことから、庭植えにおすすめです。5月の花後に切り戻すことにより、9月に再び返り咲きます。西洋アジサイのなかでも耐寒性が高く剪定も難しくないため、育てやすい紫陽花です。