白い紫陽花の魅力
色素をもたない白い紫陽花は、ただ白くなるだけでなく、移りゆく季節と共に色や表情を変えていくのが魅力です。黄緑色の小さい蕾が徐々に白くなる様子や、真っ白な花びらが緑や青を帯びていく様子は、見る者の心を捉えます。
白い紫陽花の特徴
白い紫陽花には、有色の紫陽花に含まれているアントシアニンという色素が含まれておらず、ほかの色とりどりの花のように用土のpHによって花色が変わることはありません。その代わり、蕾から花の終わりまで、長い期間成長しながら色あいが変化する姿を楽しめるのが特徴です。
白い紫陽花の花言葉
白い紫陽花の花言葉は「寛容」です。色とりどりの紫陽花があるなかで、どの色にも染まっていないという特徴を表している言葉でしょう。「広い心をもつ」「何色にでも染まることができる」という意味が、プレゼントをするときの参考になりそうですね。
ボタニ子
それでは、白い紫陽花の人気品種を見ていきましょう!
白い紫陽花の人気品種
人気品種➀シュガーホワイト
シュガーホワイト
参考価格: 2,200円
シュガーホワイトは、てまり咲きで純白の西洋アジサイです。大きい花びらの縁に切れ込みが入り、フリルのようにひらひらとしているので、ゴージャスな印象があります。濃い緑色の葉が純白の花を一層引き立て、シュガーホワイトの名にふさわしい砂糖菓子のような美しい紫陽花です。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
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人気品種②カシワバアジサイ’スノーフレーク’
カシワバアジサイ’スノーフレーク’
参考価格: 2,640円
スノーフレークは八重咲きの白いカシワバアジサイです。円錐形の花の咲き始めはライムグリーンで、時間が経つにつれて白くなり、さらにライムグリーンからピンクへと変わるのが特徴です。葉が赤胴色に染まるころには、花も落ち着きを帯びたアンティークピンクのような秋らしい色に変化します。紅葉の季節まで長い期間鑑賞できる紫陽花です。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
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人気品種③ヨウラクタマアジサイ
ヨウラクタマアジサイ
参考価格: 3,564円
ヨウラクタマアジサイは、大きな蕾からくす玉がはじけるように八重の花が現れます。仏像の胸飾りや首飾りに用いられている「瓔珞(ようらく)」のデザインに八重の花が似ていることから、この名前がつきました。花が咲くまでの多様な変化も面白いうえに、一般的な紫陽花よりも花の季節が遅いことから、長い期間楽しめると人気です。
おすすめ度 | ★★★★★ |
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人気品種④ホワイトキング
ホワイトキング
参考価格: 1,119円
ホワイトキングは、西洋アジサイとヤマアジサイをかけあわせた品種で、加茂花菖蒲園が作出した紫陽花です。花は純白のてまり咲きで、土壌のpHに左右されず安定した色を保ちます。純白で大きい花は気品に満ちた存在感があります。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
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人気品種⑤笹の舞
笹の舞
参考価格: 987円
笹の舞は高知県産のヤマアジサイです。最初は緑がかった白色ですが、純白色を経て薄い青色に変化します。ヤマアジサイらしく、葉は細くて黄緑色の柔らかな風あいを帯び、てまり状の花も小さいことから、清楚でおしとやかな印象です。寺院などでもよく植栽されている人気種です。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
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人気品種⑥ラグランジアブライダルシャワー
ラグランジアブライダルシャワー
参考価格: 4,314円
ラグランジアブライダルシャワーは、2020年に発売された新種の紫陽花です。白い花がわき芽からも開花し、これまでの紫陽花以上に花に溢れた株姿を作れます。ラグランジアブライダルシャワーは紫陽花の常識をくつがえし、これからの花き業界に旋風を起こしたともいわれている画期的な品種です。
おすすめ度 | ★★★★★ |
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白い紫陽花一覧表
商品 | ||||||
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商品名 | シュガーホワイト | カシワバアジサイ’スノーフレーク’ | ヨウラクタマアジサイ | ホワイトキング | 笹の舞 | ラグランジアブライダルシャワー |
価格 | 2,200円 | 2,640円 | 3,564円 | 1,119円 | 987円 | 4,314円 |
おすすめ度 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
商品リンク |
ボタニ子
お待たせしました!次は白い紫陽花の代表種「アナベル」の登場です!
出典:写真AC