今注目のレモンがおすすめ
黄色く丸いレモンは見た目もかわいらしく、切れば爽やかな香りがし、料理に添えるだけでいつもの料理のアクセントになりおすすめです。清涼感あふれる香りはお菓子や飲み物に入れるだけで甘酸っぱいおいしさに変化し、気持ちもリフレッシュするでしょう。
レモンの基本情報
分類 | ミカン科・ミカン属 |
種類 | 常緑低木 |
学名 | Citrus limon |
英名 | lemon |
和名 | 檸檬 |
原産地 | ヒマラヤ東部 |
花の色 | 白、ピンク |
栽培適地 | 冬期温暖、夏季乾燥の地中海性気候 |
レモンのおすすめレシピ11選【スイーツ・ドリンク編】
飲み物にレモンを使えば甘酸っぱく爽やかな風味を味わえ気分がリフレッシュします。レモンを使ったお菓子やドリンクは、甘さの中にレモンの香りと酸味を感じ、おいしさが際立つでしょう。
レシピ①はちみつレモネード
はちみつのまったりとした甘さと、レモンの酸味がマッチした飲み物がレモネードです。暑い季節に冷やしたレモネードを飲めばさっぱりし、寒い季節にはホットレモネードにしても楽しめます。レモンの産地のイタリアでも愛されている飲み物です。
材料(2人分)
- レモン:1個
- はちみつ:小さじ4
- 砂糖:小さじ1~4
- 水:200cc
作り方
- レモン1個を半分に切り、果汁を搾る(飾りのレモンがほしい場合は搾る前に1~2枚輪切りにしておく)
- はちみつ、砂糖、水を加えてよく混ぜる
- 冷たく飲む場合は氷やミントをのせ、ホットにする場合は3のときに湯を加える
ボタニ子
ボタ爺
暑い季節にも寒い季節にも飲めるのはありがたいのう。簡単にできるからレモンを手に入れたらやってみたいのじゃ。
レシピ②レモンスカッシュ
さっぱりとしたレモンの風味と炭酸のシュワッとした味わいを楽しめるレモンスカッシュは、暑い季節におすすめの飲み物です。汗をかいた日に飲みたくなるレモンスカッシュを作ってみましょう。
材料
- レモン:1個
- 炭酸水:350cc
- ガムシロップ:5個~6個
- レモンを4枚ほど輪切りにし、残りのレモンを搾る
- グラスに搾ったレモンを入れ、炭酸水を入れたらガムシロップで味を調える
ボタニ子
炭酸で味わうレモンもおいしいですよね。作り方も簡単なので、暑い日に試してみましょう。
ボタ爺
サクランボやミント、ライムなどを浮かべるのもおすすめじゃ!
レシピ③まるごとレモンジャム
レモンを皮ごと煮込めば、朝ご飯にぴったりのレモンジャムが作れます。皮ごとのレモンジャムは丁寧に苦味抜きをしてから作りましょう。レモンジャムがあれば、お菓子作りにも役立ちますよ。
材料
- レモン(無農薬か出来れば国産):7個
- 果汁:7個(絞った分)
- 砂糖:皮量の4/1
- ザラメ:皮量の4/1弱
- はちみつ:味見次第調節
作り方
- タワシなどできれいにレモンを洗い、横半分に切ってから種を取り除く。果汁を搾り、別にしておく
- レモンの皮をわたと黄色い部分と切り分け、わたは捨てる
- 黄色い皮の苦味を抜くため、鍋に皮がひたひたになるくらいの水を入れて沸騰させる
- 1分ほどしたら湯を捨て、新しい水を入れて沸騰させる
- 全部で3回同じ工程を繰り返し、最後にザルに取り出した皮の水分を搾ってボウルに入れる
- 5の重さと果汁の重さをはかり、必要な量の砂糖とザラメを用意する
- 皮をみじん切りにして軽く湯通しをし、鍋に皮と果汁を入れてから水がひたひたになるくらいに入れて煮込む
- アクをこまめにとり、水分が半分ほどになったら砂糖とザラメを入れてさらに煮込む
- とろみがでてきたら味見をし、甘みがたりなかったらはちみつを入れて味を調える
- 少し煮詰めたら完成
ボタニ子
わたにはペクチンという栄養も含まれており、苦味抜きもするので少し残っても大丈夫ですよ。
ボタ爺
パンに塗ってもよいし、お菓子やおかずを作るときにも使えるので便利じゃぞい。
レシピ④まるごとはちみつレモンシロップ
レモンを皮ごと使ってはちみつシロップにすれば、炭酸で割るだけでおいしい飲み物を簡単に作れ、お菓子作りにも活用できます。冷蔵庫に保存すれば1年ほどもつため、安くレモンを手に入れたら作ってみましょう。
材料
- レモン:適宜
- 氷砂糖:レモンの1/2個分くらい
- 蜂蜜:保存容器を満たす量
作り方
- ボウルに粗塩と水を入れ、レモンの表面がつるつるになるまでごしごしとこすり洗いをする
- ボウルの水を入れ替えたらレモンがひたひたになるくらいに水を入れ、重曹を大さじ1杯ほど溶かして1分ほど漬け置く
- 流水で重曹水をよく洗い流す
- 皮ごとレモンを薄切りにする
- あらかじめ熱湯で煮沸消毒をした保存容器に氷砂糖とレモンを交互に重ねて入れる
- 全部詰めたら全体の3/4くらいまではちみつを注ぎ、冷蔵庫で保存する
- 氷砂糖が溶け出すまで1日2回くらい容器をゆすり、均等に混ざるようにする
- 氷砂糖が溶けきったら完成
ボタニ子
作り方は簡単ですが、食べごろになるのは10日~3週間かかります。使いたい日が決まっているなら早めに作りましょう。
ボタ爺
シロップ漬けにしたレモンも食べられるぞ。レモンは1カ月以内には食べきるようにするのじゃ。
レシピ⑤レモンのパウンドケーキ
パウンドケーキは手作りお菓子の中でも作りやすく、見た目も豪華です。レモンの甘酸っぱい香りが口の中いっぱいにひろがる、しっとりふわふわのパウンドケーキを作りましょう。レモンジャムやレモンシロップをあらかじめ使っておけば、手順が簡単になりますよ。
材料(18cmパウンドケーキ型使用)
- 全卵(L):2個
- グラニュー糖:100g
- 無塩バター:100g
- レモン:1/2個
- 薄力粉:100g
- ベーキングパウダー:2g
- 粉砂糖:100g
- レモン汁:15g
- レモン:1/2個
- グラニュー糖:40g
- 水:40g
- ドライフルーツ:お好みの量
作り方
- レモン1個をしっかりと水で洗う
- レモンのシロップ漬けを作るため、レモンを半分に切り、半分を2mm程度に切る
- 水とグラニュー糖を火に掛けて溶かし、レモンにかけて一晩放置しシロップ漬けにする
- レモンの残り半分は皮をすりおろし、レモン汁をできるだけ多く搾る
- 全卵2個をボウルに割り、溶きほぐす
- 常温に戻した無塩バターをゴムべらですり混ぜる
- 6にグラニュー糖を100g加え、白くなるまで混ぜる
- 5の卵を4回くらいにわけながら加え、分離しないように混ぜる
- 薄力粉・ベーキングパウダーを入れてさっくりと混ぜあわせる
- 4のレモンも混ぜる
- パウンドケーキ型に入れ、ゴムべらで形を整え、3回ほど軽く落として空気抜きをする
- 170℃に熱したオーブンで50分ほど焼く
- 焼けたら粗熱をとり、アイシングを作ってかける
- アイシングがかたまったらレモンのシロップ漬けとドライフルーツをトッピングする
レシピ⑥冷たいレモンケーキ
冷たいレモンケーケーキは、低温焼きでしっとりと仕上げるお菓子です。パウンドケーキ型とホットケーキミックスで簡単に作れるため、お菓子作り初心者の人にもおすすめです。
材料
- ホットケーキミックス:100g
- 檸檬(絞り汁):1/2個
- はちみつ:大さじ1
- 砂糖(ラカント):大さじ1
- 卵:2個
- 牛乳:大さじ1
- バターORマーガリン:40g
作り方
- バターをレンジ(500W)で20秒温めて砂糖とはちみつを加えてよく混ぜる
- 溶き卵と牛乳を1に加えてよく混ぜる
- レモンの果汁をしぼり、2に混ぜる
- ホットケーキミックスをザルでふるいながら3に混ぜる
- パウンドケーキの型にバターを薄く塗り、4を流し込んでアルミホイルでおおう
- 140℃に予熱したオーブンで30分焼き、粗熱がとれたらラップをして冷蔵庫で冷やす
レシピ⑦レモンのレアチーズケーキ
女性に人気のレアチーズケーキにレモンを加えれば清涼感たっぷりの涼しげなレモンのレアチーズケーキができあがります。暑い季節にもさっぱりと食べられるお菓子です。
材料(18センチの底が取れる丸型一台)
- クリームチーズ:200g
- プレーンヨーグルト:200g
- 砂糖:40g
- 生クリーム:100mL
- 加糖練乳:大さじ1
- はちみつ:大さじ1
- レモン汁:大さじ1
- 粉ゼラチン10g
- 水:50mL
- ビスケット(ムーンライト):約80g
- バター:40g
- レモン:1個
- グラニュー糖:40g
- 水:200mL
- レモン煮のスライス:6~7枚
- レモン煮のシロップ:200mL(シロップ+水)
- 粉ゼラチン:10g
- 水:大さじ4
作り方
- ビスケットをポリ袋に入れ、めん棒でたたいて細かく砕く。レンジでバターを加えてもんでなじませる
- 1を型に入れてスプーンの背などで押し、底に敷き詰めて冷蔵庫に入れる
- 鍋に1~2mm幅にスライスしたレモンを入れ、グラニュー糖と水を入れる。弱火でレモンが柔らかくなるまで煮込みレモン煮を作る
- 3が煮込めたら粗熱をとり、冷めてきたらタッパーにレモンとシロップを入れて冷蔵庫に一晩置く
- ボウルに柔らかくしたクリームチーズを入れて泡立て器でしっかり練り、砂糖を加えてすり混ぜる
- ヨーグルト、練乳、はちみつ、レモン汁を加えよく混ぜ、生クリームをツノの先が折れるくらいまで泡立てる
- 粉ゼラチンと水を混ぜて20秒レンジにかけ、6と混ぜる
- 泡立てておいた生クリームを7に加えてゴムべらで混ぜる
- 2の型に8を流し、軽く揺すって表面をならしたら冷蔵庫で4時間以上冷やす
- 9が固まったら4のレモン煮を並べる
- 粉ゼラチン10gに水を入れ、ふやかしてレンジで溶かす
- レモンシロップに11を入れ、10にそっと流し入れる
- 冷蔵庫で冷やす
レシピ⑧レモンのマドレーヌ
レモンのマドレーヌはしっとりとしてレモンの風味が爽やかなお菓子です。食べやすい大きさも人気で、作り方も簡単です。国産のレモンが手には入ったら作ってみましょう。
材料
- 小麦粉(薄力粉):100g
- BP(ベーキングパウダー):小さじ1/2
- 砂糖:100g
- バター:100g
- 卵:2個
- レモンの皮:1/2個
作り方
- 小麦粉とBP、砂糖を計ったらビニール袋に入れる
- 袋の口をしっかりと握り、空気と粉類を混ぜるように10回振る
- 2をボウルに移す
- 卵を溶き、3と混ぜあわせる
- レモンの皮をすりおろす
- 4と5を混ぜあわせる
- バターを溶かしたら6と混ぜ、冷蔵庫で30分以上休ませる
- マドレーヌの型にペーパーを敷き、7分目くらいに7を入れる
- 空気を抜くために型ごと持ち上げ2、3回落とす
- オーブンを180℃に予熱して15~20分焼き上げる
ボタニ子
レモンは皮を使うため、防カビ剤を使っていないレモンを使うようにしましょう。
レシピ⑨はちみつレモンクッキー
材料(20枚程度)
- 小麦粉:150g
- バターorマーガリン:70g
- 砂糖:50g
- レモン(またはレモン汁):1/2個(大さじ1)
作り方
- 材料を計量したらポリ袋に入れる
- ポリ袋の上からもみ、ひとまとまりになるくらいまで混ぜる
- アイスボックスクッキーにする場合はラップに包み棒状にして冷凍庫に入れる。(型抜きにする場合は平らにして型を抜く)
- 冷凍庫で固まったら包丁で同じ厚さに切り天板に並べる
- 180℃に予熱したオーブンで20分ほど焼く
レシピ⑩レモンカード
レモンカードはイギリスで作られたレモンのスプレッドのことです。バターや卵などを入れるため、ジャムとは違ったまったりとした味わいが人気です。あらかじめ作っておけばお菓子やパンを作るときに時短にもなります。時間があるときに作り置きしましょう。
材料
- レモン:2個
- 卵(M):1個
- グラニュー糖(白砂糖可):50g
- 無塩バター:50g
- レモン絞り汁(レモン果汁可):50cc
- レモンの皮のすり下ろし:お好みで適量
作り方
- 塩に水を少し入れて、レモンの皮の汚れを落とすためにメラミンスポンジで洗う
- 卵を割ってほぐしておく
- レモン1個分の皮をすりおろし、レモン汁を搾る
- バターをさいの目に切り、レンジで20秒ほど温めて柔らかくする
- 小鍋に卵と砂糖を入れ、混ぜあわせる
- 5にレモン汁とバターを入れたら弱火でゆっくり混ぜてとろみがつくまで温める
- とろみがついてきたら火を止めてレモンの皮を入れる
- 冷ましたら煮沸消毒した瓶などに入れる
レシピ⑪レモンドーナツ
爽やかなレモンの香りが漂うドーナツは、さっぱりとしていくらでも食べられそうなお菓子です。はちみつを入れて作ると、ほんのりとした甘さとレモンの香りが絶妙のバランスで、食欲をそそりますよ。
材料(5個分)
- レモン汁、レモンの皮(すりおろしたもの):2分の1個分
- 薄力粉:100g
- ベーキングパウダー:小さじ1
- たまご:1個
- さとう:40g
- 揚げ油:適量
- 粉さとう:大さじ1
作り方
- 薄力粉とベーキングパウダーをあわせてふるう
- ボウルに卵を割りほぐし、砂糖を加えたら泡立て器で白くなるまで泡立てる
- 2が泡だったら薄力粉、ベーキングパウダー、レモン汁、レモンの皮のすりおろしを加えてさっくりと混ぜあわせる
- 3をスプーンでレモンの形に整えたら160℃に熱した油に入れてきつね色になるまで揚げる
- 揚げ上がったドーナツに粉砂糖をふりかける
ボタニ子
次のページからは、おかずにもなるレモンレシピを紹介するわね!
とっても簡単な作り方なのでいつでも飲めますね。