3月10日の誕生花は何?特徴・育て方や誕生石にゆかりの有名人も!

3月10日の誕生花は何?特徴・育て方や誕生石にゆかりの有名人も!

3月10日の誕生花は「タンポポ」です。名前の由来や花言葉といった特徴や、育て方について解説します。タンポポ以外の誕生花や誕生石、記念日、この日に生まれた有名人など、3月10日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.3月10日の誕生花は?
  2. 2.タンポポの特徴2選
  3. 3.タンポポの育て方
  4. 4.3月10日の誕生花(タンポポ以外)
  5. 5.3月10日にゆかりのあるもの
  6. 6.タンポポはのどかな春にぴったり

3月10日の誕生花は?

3月10日の誕生花は「タンポポ」

出典:写真AC

日本の至るところで見られる素朴な花、タンポポが3月10日(3/10)の誕生花です。ふわふわの綿毛に息を吹きかけて、種を飛ばす光景もおなじみですね。開花期は3月~5月で、野原や田畑はもちろん、アスファルトの割れ目からも花を咲かせるたくましさがありますよ。野草のイメージが強いですが家庭での栽培も可能です。

名前 タンポポ(蒲公英)
別名 ツヅミグサ(鼓草)、ダンデライオン
園芸分類・形態 野草・多年草
原産地 北半球の温帯~寒帯
開花の時期 3月~5月
花の色 黄色
暑さ / 寒さ 強い / ―(休眠中)
特徴 初心者でも育てやすい

タンポポの特徴2選

特徴①花姿にちなんだ名前

出典:写真AC

タンポポは昔、「ツヅミグサ(鼓草)」という名前で呼ばれていました。これは日本の伝統的な楽器である鼓に、タンポポの花が似ていることにちなみます。そして鼓を叩く「タン」「ポポ」という音からついたのが、タンポポという一般名です。また、英語では「ダンデライオン」とも呼ばれます。こちらはフランス語の「dent-de-lion:ライオンの歯」が語源で、ギザギザの葉とライオンの牙を重ねあわせたネーミングですよ。

特徴②ギフトにぴったりの花言葉

出典:写真AC

タンポポの花言葉は「愛の神託」「真心の愛」です。ヨーロッパでは古くから、タンポポの綿毛で恋占いをしていました。そうした歴史にちなんで、これらの花言葉がつけられたといわれます。大切な人へのギフトとして、素朴な魅力のあるタンポポを贈りたいですね。生花はもちろん、タンポポをモチーフにしたアクセサリーや雑貨もたくさんありますよ。

タンポポの育て方

育て方①栽培環境

出典:写真AC

タンポポは日当たりのよい場所を好みます。ただし直射日光は苦手なので、おすすめは半日陰での栽培です。日当たりがよすぎると、葉が硬くなってしまいます。庭植え・鉢植えのどちらでも育てられますが、鉢植えの場合は深めの鉢を選ぶといいですよ。最長で1m程度まで根を張る、直根性の植物であることが理由です。

育て方②水やり・肥料

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タンポポを庭植えで育てるなら、水やりはほとんど不要です。基本的には自然に降る雨に任せ、日照りが続いたときだけ水を与えればよいでしょう。鉢植えで育てる場合は、表土が乾いてきたらたっぷりと水やりをします。水が切れると葉がうなだれるようにしおれるため、それを目安とするといいですよ。肥料は特に必要ありません。肥料を与えると葉だけが育ち、かわいげのないサイズ感のタンポポになってしまいます。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

タンポポは生命力の強い花なので、土質は選びません。植え付けの1週間~2週間ほど前に腐葉土を混ぜ込むと開花が促進されて、よりにぎやかな見た目になりますよ。植え付け・植え替えのいずれも、2月~3月が適期です。ポットから取り出したタンポポは、根鉢を崩さずに植えましょう。また、直根性の植物のため移動は苦手です。生育に問題がないのであれば、植え替えは極力しないほうがよいですよ。

3月10日の誕生花(タンポポ以外)

出典:写真AC

3月10日の誕生花は、タンポポ以外にも複数あります。ここではその中から、可憐な花姿でアレンジメントやウェディングに人気の「アネモネ」と、すっと伸びた花茎にちなんでノボリフジ(昇り藤)の別名を持つ「ルピナス」について、特徴や花言葉をご紹介します。どちらもポジティブな花言葉を持つ、ギフトにもぴったりの花ですよ。ちなみに「アザレア」や「ブルーレースフラワー」なども、同じく今日の誕生花です。

3月10日の誕生花①アネモネ

出典:写真AC

地中海原産のアネモネは、カラーバリエーションと花姿の可憐さでギフトに人気の花です。開花期は4月~5月ですが、鉢植えは2月の寒いうちから花付きの鉢が流通しはじめます。花言葉は色ごとに異なっていて、「君を愛す(赤)」「期待(白)」「信じて待つ(青)」などです。どれも真心を伝えるのにぴったりな、素敵なメッセージですね。ブーケやアレンジメントは大人っぽい雰囲気で、年齢を問わず喜ばれますよ。

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3月10日の誕生花②ルピナス

Photo byklickblick

まっすぐ天に向かって花茎を伸ばすルピナスは、まるでオオカミのような貪欲さで肥料を吸収することが特徴です。そのことから英語の「lupine:オオカミのような」を語源としたルピナスという名前がつきました。花名は凛々しい印象ですが花言葉は「いつもしあわせ」「想像力」などのやわらかなもので、ふんわりとした色合いはギフトにも人気がありますよ。

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「昇藤(ノボリフジ)」の別名を持ち、インパクトのある縦に伸びる花穂のルピナス。群生すると圧巻の美しさで景色まで変えてしまうほどです。貪欲に栄養を吸い上げるルピナスの育て方をご存知でしょうか。ヨーロッパのお庭に欠かせない存在、ルピナスの育て方をご紹介します。

3月10日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、3月10日にゆかりのあるものを見ていきましょう。今日が誕生日の山下清(やました きよし)さんは、東京都出身のちぎり絵画家です。「日本のゴッホ」「裸の大将」の異名を持ち、彼をモデルにした映画やドラマも数多く制作されていますね。花火が大好きで、全国の花火大会に足を運び、作品に仕上げたといわれます。

3月10日の誕生石

出典:写真AC

3月10日の誕生石は「真鍮」です。銅と亜鉛の合金で、「黄銅」という名前でも呼ばれます。美しさや加工のしやすさから幅広い用途に使われます。海水に浸かっても腐食せず、船の装飾にも最適です。ゴールドやシルバーとはまた違った独特の風合いが魅力で、アクセサリーとしても人気があります。女性はもちろん、男性へのギフトにもおすすめの素材ですよ。

3月10日生まれの有名人

出典:写真AC

3月10日生まれ(星座はうお座)の有名人には、以下のような人々がいます。俳優の渥美清(あつみ きよし)さんは、「男はつらいよ」シリーズで有名です。舞台となった東京・柴又駅前には、渥美さんが演じた主人公「フーテンの寅さん」の銅像も立っていますよ。

  • 山下清(ちぎり絵画家)
  • 渥美清さん(俳優)
  • 博多大吉さん(お笑い芸人)

3月10日の出来事・記念日

出典:写真AC

東京都平和の日

3月10日は「東京都平和の日」です。1990年、東京都が「東京都平和の日条例」で制定しました。1945年のこの日、東京でアメリカ軍のB29爆撃機による焼夷弾(しょういだん)爆撃があったことにちなみます。この爆撃による死者は約10万人、焼失した家屋は約27万戸に及び、第二次世界大戦のなかでも最大級の被害でした。この記念日をきっかけに、あらためて平和について考える時間を持ちたいですね。

ミントの日

3月10日は「ミントの日」でもあります。ミ(3)ント(10)で「ミント」の語呂合わせであることにちなみます。フレッシュなイメージがある3月にぴったりの記念日ですね。さわやかな香りのミントは、料理や香料、アロマテラピーなどさまざまな用途で活躍するハーブです。こぼれ種で容易に増える繁殖力が特徴で、意図しない場所にも芽を出してしまうことから、雑草扱いされることもありますよ。

タンポポはのどかな春にぴったり

出典:写真AC

タンポポは日本各地の春を彩る素朴で愛らしい花です。丈夫でよく育ち、花壇にも鉢植えにも向きます。ポンポンのような花姿と華やかなイエローは、見ているだけでも元気になれます。くっきりとしたグリーンの葉とのコントラストも、とても美しいですね。本格的なアレンジメントはもちろん、小さなガラス瓶に数本飾るだけでも素敵ですよ。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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