3月29日の誕生花は何?特徴・花言葉や誕生石に記念日もご紹介!

3月29日の誕生花は何?特徴・花言葉や誕生石に記念日もご紹介!

3月29日の誕生花は「ワイルドストロベリー」です。名前の由来や花言葉といった特徴や、基本ていな育て方について解説します。ワイルドストロベリー以外の誕生花や誕生石、記念日など3月29日にゆかりのあるものもあわせて紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.3月29日の誕生花は?
  2. 2.ワイルドストロベリーの特徴2選
  3. 3.ワイルドストロベリーの育て方
  4. 4.3月29日の誕生花(ワイルドストロベリー以外)
  5. 5.3月29日にゆかりのあるもの
  6. 6.ワイルドストロベリーは家庭菜園におすすめ

3月29日の誕生花は?

3月29日の誕生花は「ワイルドストロベリー」

出典:写真AC

一般的なイチゴを小さくしたような実がかわいらしいワイルドストロベリーが、3月29日(3/29)の誕生花です。ガーデニングシーンでは花壇やコンテナなどをはじめ、グランドカバーとしても使われます。フルーティーな香りの果実が魅力で、古くから食用や薬用に利用されていますよ。春に開花する花は白く可憐で、あざやかな緑色が美しい葉は、ハーブティーの原料です。

名前 ワイルドストロベリー
別名 エゾヘビイチゴ、野イチゴ
園芸分類・形態 草花・多年草
原産地 ヨーロッパ、アジア
開花の時期 4月~6月
花の色
暑さ / 寒さ 強い / 強い
特徴 開花期が長い、香りがある

ワイルドストロベリーの特徴2選

特徴①性質にちなんだ名前

出典:写真AC

ワイルドストロベリーという名前は、英語の「Wild:野生」と「straw:藁(わら)」、そして「berry:小さな果実」という3つの単語が組み合わさったものです。「straw」がついている理由は諸説あり、藁のようにあたりに散らばって花が咲くという説や、藁を敷いて栽培していたからという説が有力ですよ。和名の「エゾヘビイチゴ(蝦夷蛇苺)」は、北海道(蝦夷)南部に帰化したことにちなみます。

特徴②明るい雰囲気の花言葉

出典:写真AC

ワイルドストロベリーの花言葉は「幸福な家庭」「尊重と愛情」「無邪気」です。恋人だけでなく家族や友人など、さまざまなシーンでギフトに使えるメッセージですね。ワイルドストロベリーは親株から多くのつるを伸ばし、たくさんの果実をつけます。そのようすがまるで家族が作られるように見えることから、家庭にちなんだ花言葉がつけられたといわれますよ。

ワイルドストロベリーの育て方

育て方①栽培環境

出典:写真AC

ワイルドストロベリーは暑さにも寒さにも強く、とても育てやすい植物です。日当たりと水はけさえよければ場所も選ばず、コンクリートの隙間でもたくましく育ちます。日陰や湿地では実がつかないため、たっぷりの日光に当てて育ててくださいね。用土は市販されている草花用培養土が便利です。赤玉土と腐葉土を配合したものでもよく育ちますよ。

育て方②水やり・肥料

出典:写真AC

ワイルドストロベリーは生育にたくさんの水分が必要です。表土が乾き始めたら、その都度たっぷりと水を与えましょう。やせ地でもよく育つため、庭植えで育てる場合の肥料はほとんど不要です。肥料分が多い土地では葉ばかりが大きく育って、かえって見栄えが悪くなってしまいますよ。鉢植えは開花前の3月~5月と9月~11月に、月1回置き肥をするとよいでしょう。月3回の液体肥料でも構いません。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

ワイルドストロベリーは市販のポット苗や自分で育苗した苗を植え付けます。時期は春か秋がよいでしょう。株元が埋まらないように浅く植え付け、根付くまでしっかりと水やりをします。酸性土では生育が悪くなるため、必要に応じて石灰をまいて土壌改良するとよいですよ。鉢植えは根詰まりを防止するため、毎年植え替えを行います。時期は植え付けと同様、春か秋が適期です。

3月29日の誕生花(ワイルドストロベリー以外)

出典:写真AC

3月29日の誕生花は、ワイルドストロベリー以外にもいくつもあります。ここではその中から、パステルイエローの八重咲きが可憐な印象の「モッコウバラ」と、童謡でもおなじみの「チューリップ」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらもギフトにぴったりの、素敵な花言葉を持つ花ですよ。ちなみにそのほかの誕生花には、「タンポポ」や「スモモ」などがあります。

3月29日の誕生花①モッコウバラ

出典:写真AC

モッコウバラは中国原産のつる性バラです。枝にトゲがないため、ほかのバラよりも扱いやすいという利点があります。生育旺盛で病気も少なく、初心者でも育てやすいバラですよ。黄色で八重咲きのものが一般的で、やわらかな色合いで人気です。花言葉は「あなたにふさわしい人」「初恋」といった、純粋な印象のフレーズが並びました。

モッコウバラの鉢植えでの育て方!枯らさずに元気に育てるコツをご紹介!のイメージ
モッコウバラの鉢植えでの育て方!枯らさずに元気に育てるコツをご紹介!
モッコウバラは、中国が原産の常緑性低木です。4月〜5月にかけて、黄色やクリーム色の花を次々と咲かせます。鉢植えにしたり、アーチ状に仕立てたりと、育て方もさまざまです。そんなモッコウバラの鉢植えでの育て方や、挿し木での増やし方をみていきましょう。

3月29日の誕生花②チューリップ

出典:写真AC

一般受けする花姿でガーデニングやギフトに人気のチューリップも、3月29日の誕生花のひとつです。花言葉は色ごとにつけられていて、「愛の告白(赤)」「愛の芽生え(ピンク)」「不滅の愛(紫)」などギフトに向くものもたくさんあります。一方で「望みのない恋(黄色)」「失われた愛(白)」などのネガティブなフレーズを持つ色もあるため、選ぶときには注意が必要ですよ。

「チューリップ」の花言葉は?赤・白・黄色など色別・種類別に紹介!のイメージ
「チューリップ」の花言葉は?赤・白・黄色など色別・種類別に紹介!
チューリップの花は、近年は改良が進んで色が増え、ユニークな花びらの形も見られるようになってきました。種類だけでなく、チューリップは花言葉の数も豊富です。この記事では、色別と種類別でチューリップの花言葉を紹介します。花言葉を知ってチューリップを贈りましょう。

3月29日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、3月29日にゆかりのあるものを紹介します。今日が誕生日のジョン・ベーンは、イギリスの生化学者です。18年間にわたってロンドン大学基礎医学研究所に勤め、いくつかの生物学的検定の技術を開発しました。その功績が認められ、1982年にノーベル生理学・医学賞を受賞していますよ。

3月29日の誕生石

出典:写真AC

3月29日の誕生石は「エメラルド」です。ルビーやサファイアと並ぶカラーストーンの代表的宝石で、あざやかな緑色をしています。和名では「翠玉(すいぎょく)」「緑玉(りょくぎょく)」と呼ばれます。コロンビアやブラジル、マダガスカルなど世界各地で産出されますが、現在はコロンビアが最大の産出国です。やわらかな輝きは、女性へのギフトにもぴったりですよ。ダイヤモンドやパールなど、ほかの宝石ともよく似合います。

3月29日生まれの有名人

出典:写真AC

3月29日生まれの有名人には、以下のような人々がいます。星座はおひつじ座です。タレント・歌手として活動した里田まいさんは、メジャーリーグで活躍しているプロ野球選手・田中将大さんの妻としても知られていますね。

  • ジョン・ベーン(イギリスの生化学者)
  • 西島秀俊さん(俳優)
  • 里田まいさん(タレント)

3月29日の出来事・記念日

出典:写真AC

八百屋お七の日

3月29日は「八百屋お七の日」です。1683年、八百屋の娘・お七が火あぶりの極刑に処されたことにちなみます。罪状は放火です。お七は前年12月末、大火で避難したときに避難先で出会った青年のことが忘れられませんでした。もう一度火事があれば彼に会えると考えたお七は、故意に火事を起こしてしまいます。情熱的な恋のエピソードは、文学や歌舞伎などの作品のモチーフとしても人気です。

マリモ記念日

3月29日は「マリモ記念日」でもあります。1952年、北海道・阿寒湖のマリモが、特別天然記念物に指定されたことにちなんだものです。ころんと丸い緑色の球体がかわいらしいマリモは、北海道のおみやげとしておなじみですね。ちなみに同じタイミングで特別天然記念物に指定されたものには、「ナベヅル(富山県)」「オナガドリ(高知県)」などがありますよ。

ワイルドストロベリーは家庭菜園におすすめ

出典:写真AC

ワイルドストロベリーは暑さや寒さにも耐性があり、丈夫で育てやすいのが特徴です。白い花から真っ赤な実への色合いの移り変わりも見ごたえ十分で、家庭菜園ビギナーにもおすすめの植物ですよ。観賞するだけでなく食用にもなり、ひとつの鉢で1年中楽しめますね。実は生食では甘酸っぱく、ジャムや果実酒への加工にも向きます。葉を乾燥させ、ハーブティーにするのもよいでしょう。

ワイルドストロベリーの育て方!冬越しの方法や植え替えのコツを紹介!のイメージ
ワイルドストロベリーの育て方!冬越しの方法や植え替えのコツを紹介!
白い花と真っ赤な実が魅力のワイルドストロベリーの育て方を解説します。暑さ寒さに強くビギナーにも楽しめるワイルドストロベリーの特徴、増やし方、お手入れ、冬越しの方法、室内での管理方法のコツなどを中心に育て方のポイントをまとめました。
おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

関連記事

Article Ranking