ハワイアンインテリアにあう観葉植物10選！おしゃれな飾り方も紹介

お気に入りのハワイアンインテリアを揃えて、ハワイっぽい観葉植物をプラスしましょう。ハワイは、常夏の国、青い空に青い海、自然が豊かなことで有名です。自然を連想させる観葉植物をおしゃれに飾ると、よりハワイ気分を楽しめます。

ハワイの植物にはもともとハワイにあった植物と、古代ポリネシア人が移住して持ち込んだ植物、西洋文明とともに世界中から持ち込まれた植物があります。リゾート地や公共施設などで見られるハワイのイメージが強い植物の大部分は、人によって植えられた熱帯や亜熱帯原産の植物です。

ハワイアンインテリアにあうハワイっぽい観葉植物は、ヤシやモンステラなど、熱帯や亜熱帯原産の植物に多くあります。熱帯や亜熱帯原産の植物は、葉や花の色が濃く、形もユニークで、ハワイアンインテリアに多い白やブルー、ブラウンなどの色と相性がピッタリです。

モンステラは、サトイモ科モンステラ属の南国系観葉植物です。葉に大きな切れ込みがあり、大きな木に絡みつくつる性の植物で、モンステラ・アンダーソニーなどさまざまな種類があります。ハワイアンキルトなどのモチーフにもよく使用され、ハワイっぽい観葉植物として人気があります。

モンステラは高温多湿を好みます。耐陰性があるため室内にも適していますが、強く育てるためにできるだけ日光が当たる場所に置きましょう。鉢の土が乾いてきたら水を与えます。エアコンによる空気の乾燥、葉の上のほこりに注意が必要です。

ヤシ類はヤシ目ヤシ科に属する植物です。ココヤシやテーブルヤシなどさまざまな種類のヤシの木があります。「青い空と海に、ヤシの木とフラダンサー」というイメージのデザインも多く見られます。南国系のハワイっぽい観葉植物の代表といえるでしょう。

ヤシ類は耐陰性があり室内に置いても育ちますが、できるだけ年間を通して窓際の日光が当たる場所に置くほうが元気に育ちます。冬は乾燥気味に管理し、そのほかの季節は鉢の土が乾いてきたら水を与えましょう。エアコンによる乾燥対策として葉水を与えるのが有効です。

パキラは中南米原産、アオイ科パキラ属の常緑樹です。「発財樹」「Money tree（マネーツリー）」という別名を持ち縁起がよいことから、高い人気を誇るハワイっぽい観葉植物です。種類が豊富で、置き場所にあわせて形やサイズが選べるのも魅力といえます。

パキラは耐陰性があり乾燥にも強く、室内に置いて育てられますが、できれば窓際など日光が当たる場所に置きましょう。寒さには弱いため、冬の冷たい風には注意が必要です。鉢の土の表面が乾いたら水を与えます。

オーガスタは、マダガスカル原産、バショウ科ゴクラクチョウ属の観葉植物です。バナナの葉のような「いかにも南国系」といえる大きな葉が特徴的です。学名のストレチア・ニコライからストレチアと呼ばれることも多くあります。

オーガスタは耐陰性があり、室内に置いて育てられます。強い日光に当たると葉が変色することがあるため、レースのカーテンごしの日光が当たる場所に置くのが理想的です。鉢の土の表面が乾いたら、水を与えましょう。

ティーリーフは熱帯アジア原産の、リュウゼツラン科センネンボク属の南国系観葉植物です。ティーリーフは、邪悪な霊を払う植物としてハワイでは欠かせない植物とされています。葉には殺菌効果があるとされ、食べ物を包んだり、海水に浸してお清めに使用したりするなどさまざまな用途があります。

ティーリーフは日光を好みますが、室内に置いても育てられます。急な環境変化に弱く、室内から急に日差しの強い場所に出したり、朝晩の気温の変化が激しい場所に置いたりするのは控えてください。鉢の土が乾燥したら水を与えますが、乾燥しすぎに弱いため葉水を与えましょう。