ハワイアンインテリアにあう観葉植物10選！おしゃれな飾り方も紹介

アンスリウムは熱帯アメリカ原産、サトイモ科アンスリウム属のハワイっぽい観葉植物です。原産地よりアンスリウムが持ち込まれたハワイ島は、世界でも有数の原産地となりました。鮮やかな色をしているのは、花ではなく仏炎苞（ぶつえんほう）と呼ばれる部分です。

アンスリウムは室内の半日陰に置きましょう。強い日光に当てると葉焼けしやすく、いつも日陰に置いておくと花が咲きにくくなります。鉢の土が乾いたら水を与えますが、空気の乾燥に弱いため葉水を与えましょう。冬の葉水は、暖房を止めたときに水が残らないよう注意が必要です。

パイナップルは熱帯アメリカ原産で、パイナップル科アナナス属の南国系植物です。「ハワイといえばパイナップル」と連想されることも多く、ハワイアンアクセサリーや雑貨のモチーフに使われています。日本ではパイナップルを観葉植物として販売している所もあり、食べた後に上の葉の部分を植えて育てることもできます。

パイナップルは室内で育てることができますが、日光のよく当たる場所を好みます。水は鉢の土が乾いたらたっぷり与えましょう。寒さにはやや弱いので、冬は室内の朝晩の温度差に注意が必要です。

コーヒーの木はアフリカのマダガスカル周辺原産、アカネ科コーヒーノキ属の植物です。コーヒーチェリーと呼ばれる赤い実からはコーヒー豆が収穫でき、地植えにして育てると、大きく育ちます。日本では南国系観葉植物として、手頃な鉢植えとしても販売されています。

コーヒーの木は耐陰性があり室内に置けますが、日光を好むために、できれば日当たりの良い場所や明るい場所に置きましょう。水は鉢の土の表面が乾いたら与えます。冬の寒さに弱く、水やりも鉢の土が乾いたら与えます。

タコノキ（別名・パンダヌス）は、環太平洋の熱帯地域に分布するタコノキ科の植物です。根の部分がタコの足のような形で地面から出ているのが特徴です。大きなものから手頃なサイズまで、葉の太さやトゲの有無などさまざまな種類があります。海岸に自生していることが多い南国系観葉植物です。

タコの木は耐陰性があり、室内に置けます。日当たりのよい場所に置くほうが元気に育つため、できるだけガラス越しに日光の当たる場所に置きましょう。水やりは、夏は鉢の土が乾かないように、冬は乾燥気味に、それ以外の季節は鉢の土が乾いたら与えます。

もみの木は、マツ科モミ属の植物です。日本の秋田から屋久島まで広範囲に自生する植物で、クリスマスツリーなどに利用されています。南国系観葉植物ではないためハワイアンインテリアには無縁に思われやすいですが、樹形が美しく濃い緑色をしていることから、実はハワイっぽい飾りつけが似合います。

モミの木は、日光を好み寒さに強く暑さに弱いため、半日陰となる室内に置くのに適しています。夏の乾燥や多湿による株の蒸れに注意して、鉢の土が乾かない程度に水を与えましょう。

観葉植物に小物をプラスして、ハワイっぽい雰囲気を演出しましょう。プルメリアの造花、小さなサーフボードや貝殻など好みのハワイアン雑貨をそえて飾り付けます。観葉植物の鉢に、パイナップルやハイビスカス模様の折り紙を巻き付けるだけでも簡単にハワイの雰囲気が楽しめます。

ハワイアンカフェ風の飾り棚に、ALOHAと書かれたボードや、フラダンサーの人形、アロハシャツのサンタクロースなど好みのハワイっぽい小物をかざり、その中に小さめの南国系観葉植物を飾りましょう。カラフルな色の中に緑色が映えて、ハワイアンリゾート気分も盛り上がります。

いつものモミの木に造花のハイビスカスやプルメリア、アロハシャツのサンタクロースなどハワイ風のクリスマスオーナメントを飾り付けましょう。いつもと違う、南国ハワイのクリスマスが体験できますよ。

グリーンや白、ダークブラウンをとり入れた落ち着きのあるハワイアンインテリアには、スタイリッシュな南国系観葉植物がおすすめです。たくさん並べることなく、飾り気のない大きめの鉢を、1～2つシンプルに置きましょう。ハワイの高級コンドミニアム感のある大人ハワイアンが楽しめます。

ハワイアンインテリアで揃えたの部屋の窓際に、数種類のハワイっぽい観葉植物を並べましょう。すべて同じ種類ではなく、高さが低いもや高いものなど数種類そろえ、バランスよく並べます。ハワイの部屋の中から庭を眺めているような感じが楽しめます。

ダークブラウンや白の木目調の家具や、ベンチ、サーフボードなどを置いたハワイアンインテリアの部屋には、大きなヤシの植木鉢をビーチ風に飾りましょう。足元にタコノキなど置くとさらに浜辺感がプラスされます。

ハワイアンインテリアと観賞植物をおしゃれに飾って、自宅でハワイっぽさを楽しみましょう。ハワイは楽園とも例えられる場所です。ハワイアンインテリアとハワイっぽい観葉植物で、リゾート気分を満喫、心と身体をリフレッシュして毎日を過ごしましょう。