アジアンインテリアにあう観葉植物15選！リゾート気分を盛り上げよう

観葉植物は、アジアンインテリアと相性抜群です。アジアンインテリアに使われるダークブラウンの木製家具、ラタンやウォーターヒヤシンスなどの自然素材を使ったバリ風の家具に、観葉植物は違和感なく溶け込みます。部屋を癒しの空気で満たし、インテリアをグレードアップさせる観葉植物は、アジアンインテリアに欠かせないアイテムの一つといえるでしょう。

アジアンインテリアにあう観葉植物は、どことなくエキゾチックなムードがあるものや熱帯のジャングルに生えていそうなもの、鮮やかなグリーンの葉が美しいものです。好みの観葉植物を見つけて、ぜひ癒しの空間を作ってみてくださいね。

スパティフィラムは、熱帯アメリカ原産の観葉植物です。白い花びらのような部分は仏炎苞（ぶつえんほう）といい、実際の花は小さくひも状の部分につきます。神秘的なフォルム、鮮やかな葉の緑と白い仏炎苞のコントラストが美しいと人気です。スパティフィラムは、丈夫で育てやすく日陰でも栽培できるため、室内での栽培向きとして親しまれています。

フィカス・ベンガレンシスは、東南アジア原産のゴムの木の仲間です。東南アジア原産なのでアジアンテイストにあうのはもちろん、どのようなインテリアにもなじみます。かわいらしい丸い葉と白い幹がおしゃれで、インテリアグリーンとしても大変人気です。日光を好むため、リビングなどの日当たりのよい場所で育てましょう。

モンステラは、葉に入った深い切込みが特徴です。ハワイアン雑貨のモチーフにも使われているため、ハワイのイメージが強いかもしれません。しかし鮮やかなグリーンとすっきりとしたシルエットは、バリ風のアジアンインテリアにもよくあいます。モンステラのインパクトの強さは、部屋のアクセントとしてもぴったりで、存在感抜群です。

ガジュマルは曲がりくねった根に独特のかわいらしさがあり、どこかエキゾチックな雰囲気も漂わせています。「多幸の木」とも呼ばれるガジュマルはとても縁起がよく、ギフトとしても人気の観葉植物です。小さな鉢に入ったものも多く販売されており、どのような場所にもなじむのも魅力です。日当たりのよい場所で育てましょう。

サンスベリアは、ホームセンターや100円ショップなどでも購入できるほどポピュラーです。空気清浄効果が期待できるということで人気があります。緩やかに波打ち上に伸びる葉が、まるでオブジェのようにスタイリッシュですね。サンスベリアは葉が横に広がらないため、限られたスペースにも置け、また耐陰性もありトイレや洗面所などにもおすすめです。

クワズイモのチャームポイントは、芋のような丸く太い根茎です。まっすぐな茎のスタイリッシュさ、根茎のかわいらしさをあわせもち、不思議な魅力がありますね。また大きなハート型の葉はバリ風のアジアンインテリアにもよくあいます。クワズイモは高温多湿を好むため、葉水をたまに与えると病気予防にもなるうえにみずみずしさも演出可能です。

オーガスタは和名をルリゴクラクチョウカといい、葉はバナナの葉に似た大きく丸い形をしています。オーガスタの特徴的な花は南国ムードいっぱいですが、室内用の小さな観葉植物では、花はあまり咲きません。スタイリッシュでエキゾチックな姿がリゾートムードにぴったりですね。ボリューム感があるため、リビングなどにおいても存在感があります。

ミリオンバンブーは、竹のような見た目が理由でこの名前でよばれていますが、実はドラセナの仲間です。土にも植えられますが、水栽培（ハイドロカルチャー）できることが特徴です。耐陰性があるため、室内での栽培にも向いています。竹のようにまっすぐ上に伸びることから、縁起のよい観葉植物としても有名です。

ヤシの中でも小型のテーブルヤシは、比較的丈夫で育てやすい観葉植物です。ヤシ特有の細く繊細な葉がスタイリッシュで、人気を集めています。小型で置き場所を選ばず、コンパクトながらリゾート感も演出してくれます。耐陰性があるため室内での栽培に向いており、日が当たりにくい玄関や洗面所、トイレなどにもおすすめです。

アジアンタムは、繊細なライトグリーンの細かい葉が美しく、観葉植物として人気があります。アジアンタムの涼し気な雰囲気はアジアンリゾート風にも、アジアンモダンにもよくあうでしょう。日当たりがよく暖かい場所を好みますが、アジアンタムは非常に乾燥に弱いため、エアコンの風に注意しこまめに霧吹きで葉水を与えましょう。

漢字では「棕櫚竹」と書きますが、シュロチクはヤシの仲間です。江戸時代に中国から入ってきて以来、日本でもなじみ深い植物で、料亭や旅館にも飾られています。幾重にも重なった葉が繊細で、とても涼し気で上品ですね。葉焼けをおこしやすいため、半日陰で育てましょう。

日本の九州でも自生するソテツは、非常に丈夫でやせた土地でも生育できます。庭木としても人気で、学校や公園などで大きなソテツを見かけたこともあるのではないでしょうか。ソテツはヤシに似た尖った葉と大きな松ぼっくりのような形が特徴で、どっしりとしており存在感抜群です。ヤシの仲間ではありませんが、ヤシの葉に似て南国ムードが漂っています。

アレカヤシはヤシ科の中でもポピュラーな観葉植物で、ホテルやレストランなどおしゃれな空間に飾られています。ライトグリーンの葉が豊かにしげり、風に揺れる様子には優美でリゾート感がありますね。マダガスカル原産の植物で暖かい場所を好み、耐陰性もあるため室内での栽培にぴったりです。

アンスリウムはサトイモ科の植物で、トロピカルな赤やピンクの仏炎苞が特徴です。春～秋まで肥料を与えて適切に世話をすると花を咲かせます。開花期が長く次々と花を咲かせるため、育てがいもあります。鮮やかなグリーンと赤の組み合わせはとてもインパクトがあり、アジアンインテリアの主役になってくれそうですね。アンスリウムは強い日差しに弱いため、明るい日陰で育てましょう。

オリヅルランはストライプの葉が美しく、観賞価値の高い植物として親しまれています。成長するとランナーと呼ばれる茎を伸ばし、その先に小さな花を咲かせます。その花が折り鶴に似ていることがオリヅルランと呼ばれる理由です。草丈が低いためハンギングで飾るなど、飾り方にも変化をつけて楽しめます。