【観葉植物】フィカスの人気種類25選!その特徴や魅力についてご紹介

【観葉植物】フィカスの人気種類25選!その特徴や魅力についてご紹介

幸福の木やゴムの木と呼ばれる観葉植物があります。「幸せになれる」と贈り物などによく利用される観葉植物です。これらはフィカスという種類の植物で、種類がとても多いのが特徴です。フィカスは形が豊富で、人気のあるものやレアなものなどたくさんありますよ。

記事の目次

  1. 1.フィカスは世界でも人気の観葉植物
  2. 2.フィカスの人気種類一覧【①~⑦】
  3. 3.フィカスの人気種類一覧【⑧~⑬】
  4. 4.フィカスのレア種類【①~⑥】
  5. 5.フィカスのレア種類【⑦~⑫】
  6. 6.好みのフィカスの種類を見つけよう!

フィカスの人気種類一覧【⑧~⑬】

人気の品種⑧フィカス・ティネケ

フィカス・ティネケはクリーム色の斑入りのフィカスです。葉の表面やふちが斑入りになり、とても個性的で人気を集めています。クリーム色の斑入りだけでなくピンク色の濃い斑入りのフィカス・ティネケも人気で、わざわざ斑入りのものを集める人もいるようです。明るい場所で管理すると斑入りの葉の色もよくなります。

人気の品種⑨フィカス・ナナ

インドや熱帯地域が原産のフィカス・ナナは、新種で近年店舗でも見かけられるようになったフィカスです。ガジュマルを小さくして、少しベンジャミンを足したような優しいシルエットの葉が特徴で、たくさんつく小さな葉はとてもつややかです。見た目は柔らかいですがとても丈夫で、枝分かれをよくします。自然のまま伸ばしたり、好みの形に剪定したりするなど、楽しみも多いです。

人気の品種⑩フィカス・リラータバンビーノ

フィカス・リラータバンビーノは、フィカス・リラータの矮性種です。バンビーノはイタリア語で幼いもの、赤ちゃんなどの意味をもちます。葉が革のようにワイルドで大きく育つフィカス・ラリータの突然変異でそのまま小さくなったのがフィカス・ラリータバンビーノです。日本ではカシワの葉に似ているのでカシワゴムとも呼ばれます。

ボタニ子

ボタニ子

矮性種は、通常のものよりも小さく育つもののことよ。

ボタ爺

ボタ爺

英語ではフィドルツリーフ・フィグというぞ。フィドルとは英語でバイオリンを指すんじゃ。

ボタニ子

ボタニ子

葉がバイオリンのような形だからそう呼ぶのね。ちなみに、バイオリンはイタリア語よ。

人気の品種⑪フィカス・プミラサニーホワイト

フィカス・プミラサニーホワイトは、日本や東アジア原産のフィカスです。1cm~1.5cmのクリーム色の斑がある小さな葉をたくさんつけます。プミラのなかには斑なしも流通しており、好みのフィカス・プミラを選ぶとよいでしょう。茎から吸着根という根を出して垂直にも伸びるため、ツタの這う家の緑化やウォールプランツとして楽しむのもおすすめです。

人気の品種⑫フィカス・ベンガレンシス

フィカス・ベンガレンシスはインド原産のフィカスで、現地では30m以上になるような大きな植物です。ゆっくり育つため、フィカス・ベンガレンシスを部屋で育てても心配はいりません。フィカス・アルテシマと葉が似ていますが、フィカス・ベンガレンシスの葉の表面には細かい毛が生えています。触るとざらざらするのがフィカス・ベンガレンシスです。

ボタニ子

ボタニ子

フィカス・アルテシマには斑入りが多いけど、フィカス・ベンガレンシスに斑入りはないの。

ボタ爺

ボタ爺

たまにフィカス・アルテシマにも斑なしもあるが、フィカス・ベンガレンシスとは葉の手触りが違うから見分けがつくの。

ボタニ子

ボタニ子

育つと白くなるフィカス・ベンガレンシスの幹って面白いわね。

人気の品種⑬フィカス・ミクロカルパ(ガジュマル)

フィカス・ミクロカルパという名前よりも、ガジュマルという名前のほうが有名でしょう。ガジュマルは沖縄や東アジアが原産で「絞め殺しの木」と呼ばれます。鳥のフンに含まれた種がほかの木の幹の上で発芽し、気根を土に向かっておろします。土に届いた気根は太い支柱根となり栄養を吸い上げ、乗っていた木を覆ってしまうからです。

ボタニ子

ボタニ子

沖縄では20mくらいまで成長するけれど、園芸種はそこまで大きくないわ。大きくてワイルドな気根と鮮やかな葉が特徴的よ。

ボタ爺

ボタ爺

市販されているガジュマルの気根はとてもユニークで、個性的な形をしておるの。ひとつとして同じものはないかもな。

フィカスのレア種類【①~⑥】

レア品種①フィカス・アフリカンプリンス

フィカス・アフリカンプリンスは、南アフリカ原産の観葉植物です。成長が早く育てやすいのが特徴ですが、2005年に保護植物に指定されたため現在日本への輸入はされていません。まれに通販サイトなどで手に入るフィカス・アフリカンプリンスは、輸入が許されていた2004年に日本へきて挿し木で増やされた子孫たちのため大変な希少種です。

ボタニ子

ボタニ子

フィカス・アフリカンプリンスは成長が早くて、波打つ葉も人の顔くらいの大きさになるの。

ボタ爺

ボタ爺

大きく育つと幹から茶色い気根が出てきてワイルドじゃよ。

レア品種②フィカス・レリジオーサ(スリーマハボダイジュ・インドボダイジュ)

フィカス・レリジオーサは東南アジア~インドが原産の「沙羅双樹(さらそうじゅ)」「無憂樹(むゆうじゅ)」と並んで、仏教三霊樹のなかで大切にされてきた観葉植物です。釈迦が悟りを開いた木の、分木とされているからです。フィカス・レリジオーサのほかに、スリーマハーボダイジュとも呼ばれます。葉は明るい緑の楕円形で、葉の先が少し細長く伸びているのが特徴です。

レア品種③フィカス・エラスティカソフィア

フィカス・エラスティカソフィアは作られたばかりのフィカスで、インド、スリランカ、マレー半島が原産です。小さめの葉は丸く、外側に少しカールしています。フィカス・エラスティカソフィアの新芽は茶褐色ですが、成長とともに葉の色が濃い緑色になるのが特徴です。葉にはつやがあるため、ほこりを拭いたり葉水を与えたりするとよいでしょう。

レア品種④フィカス・エラスティカバーガンディ

フィカス・エラスティカバーガンディは、クロゴム、アビジャン、ロブスターなどの別名を持つ黒いフィカスです。バーガンディとはブルゴーニュ産の濃いワイン色の意味を持ちます。インド原産で、新芽は赤黒く、成長すると葉が黒くなるのが特徴です。モノクロで統一した部屋に置くと、大人の魅力が出るでしょう。

レア品種⑤フィカス・サリシフォリア

南アフリカ原産のフィカス・サリシフォリアは、フィカスのなかでは珍しい、柔らかく小さい細い葉が特徴です。一般的に生産されておらず、店舗にはほぼ流通しないレアな品種のため、購入する際はECサイトをおすすめします。枝分かれが多く、よくしげるとササの葉のように涼し気な雰囲気です。

レア品種⑥フィカス・ジャワゴムの木(ムクゲゴムの木)

フィカス・ジャワゴムの木は、別名をムクゲゴムの木といいます。葉の表面に、産毛が生えていることが由来です。インドネシア原産で、葉はフィカスのなかでは少し長めの楕円形をしています。フィカス・ジャワゴムの木は現地からの輸入のみのためとてもレアで、なかなか手に入りづらいフィカスです。新芽は赤味をおび、成長するとともにライムグリーンから明るいグリーンに変わります。

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フィカスのレア種類【⑦~⑫】

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