ユーカリポポラスの育て方!枯らさず・倒さずに上手に成長させるコツをご紹介!

ユーカリポポラスの育て方!枯らさず・倒さずに上手に成長させるコツをご紹介!

ガーデニングにシャービックな雰囲気を演出してくれるユーカリポポラスを育ててみませんか?ユーカリポポラスの根腐れによる枯れを防ぎ、強風でも樹高を伸ばしていくポイントや室内で小さくまとめる剪定方法、支柱で添え木をするタイミングなどもまとめてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ユーカリポポラスを育ててみよう
  2. 2.ユーカリポポラスとはどんな植物?
  3. 3.ユーカリポポラスの育て方:鉢植えの場合
  4. 4.ユーカリポポラスの育て方:地植え
  5. 5.ユーカリポポラスを挿し木で増やす
  6. 6.ユーカリポポラスのあるおしゃれな毎日を楽しもう

ユーカリポポラスを育ててみよう

Photo bysandid

一口に「ユーカリ」といっても実は数多くの種類があることをご存知ですか?この記事ではユーカリの中でも日本のガーデニングに適した「ユーカリポポラス」についてご紹介します。ユーカリポポラスを鉢植えで育てる場合や庭植えする場合など、それぞれに必要なポイントもご説明します。初心者がつまずきやすい枯らさないためのポイントも紹介します。

ユーカリポポラスとはどんな植物?

LAND PLANTS ユーカリ・ポポラス モスポット鉢に植えた ユーカリプタス

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まずはユーカリポポラスがどのような植物なのか簡単にご説明します。ユーカリポポラスはフトモモ科の常緑高木。有名なところでは、グアバフルーツのグアバやスパイスで有名なクローブなども、フトモモ科の仲間です。

Photo byhuyenxu94

ユーカリポポラスはアロマオイルなどでも有名ですが、胸がすっとするようないい香りが大きな特徴です。原産地オーストラリアなどでは、外を歩いていてもよく見かけることでしょう。

ユーカリポポラスの魅力と特徴

Photo bysbaynham

オーストラリア生まれのユーカリポポラスは他にどのような魅力や特徴を持っているのか、ここからは鉢植えや庭植えを行う視点から見ていきましょう。

特徴①美しい緑とハート型の葉がかわいい

出典:写真AC

数多くあるユーカリの中で、ポポラスの葉はハート形をしているのが特徴です。色もただのグリーンではなく少しシルバーがかっており、シャービックな印象を与えてくれます。外で行う地植えのガーデニングだけではなく、室内のインテリアやベランダガーデニングとしても、場の雰囲気をぐっとよくしてくれる美しい葉であるといえるでしょう。

特徴②葉や枝はドライフラワーとしても楽しめる

出典:写真AC

後で詳しくご説明しますが、ユーカリポポラスは剪定が欠かせない植物でもあります。剪定によって出た枝や葉も、十分インテリア性を高める力があります。葉をつなげてリースにしたり、枝を束ねてスワッグにしてもいいでしょう。葉がやがて枯れて、ドライフラワーになっていく過程も大変美しいです。ガーデニングだけでなく、小物づくりもあわせて楽しめるのも大きな魅力であり特徴です。

特徴③シンボルツリーとしても人気

出典:写真AC

外に庭植えする場合は、シンボルツリーとしても高い人気があります。成長のスピードが非常に早く、あっという間に樹高が数メートルにもなるので、新築のお庭でも存在感を発揮してくれます。ユーカリポポラスの美しい葉がぐっと空間をおしゃれにしてくれるので、ベランダでのガーデニングにもおすすめです。

ユーカリポポラスの育て方:鉢植えの場合

出典:写真AC

ではここからは、そんな魅力たっぷりなユーカリポポラスの育て方について実際に見て行きましょう。植え方は、室内での鉢植えと外での庭植え・地植えの2つに分けられます。どちらの育て方をしても素敵なシンボルツリーになりますよ。初めは鉢植えの育て方からご紹介します。

鉢植えの育て方①植え替え

前述のとおり、ユーカリは成長が早く、あっという間に大きくなります。そのため、鉢植えの場合、気がつくと根が鉢の中でギュウギュウに詰まってしまうことがあります。根の成長は日々気にかけるようにし、場合によっては二回り大きな鉢に植え替えましょう。

鉢植えの育て方②土選び

ユーカリは鉢植えだと特に根腐りを起こしやすい植物です。根腐れを防ぐには、水はけの良い土を使うのが基本です。ホームセンターなどで売られているハーブの土などを使用してもいいですし、赤玉土と腐葉土を7:3くらいの割合でブレンドしても構いません。

鉢植えの育て方③剪定

出典:写真AC

最初は小さくても、あっという間に樹高1〜2メートルに成長するのがユーカリポポラスです。ですから、室内に鉢植えで置く場合も剪定が大切です。摘芯という、1番先端の芽を切る方法でそれより上には伸びなくなり、小さくまとめることができます。剪定時期は春から秋の間がおすすめ。摘芯をすることで樹高を抑え、横に広がる葉は適宜剪定して形を整えてあげましょう。

添え木でバランスを取ろう

風にゆらゆらと揺れるユーカリポポラスの枝や葉は、大変美しいものです。しかしバランスが悪いと、風によって倒れてしまう場合があります。剪定によってバランスが崩れてしまったら、支柱を使って添え木をしてあげるとよいでしょう。支柱が浅いと添え木の意味がありませんから、しっかり土の深いところまで差し込みます。

鉢植えの育て方④水やり

ユーカリポポラスは乾燥に強いとされていますが、葉を次々とつけるため、あっという間に根よりも表面積が大きくなります。そうすると根から上げる水分量よりも、葉から蒸散される水分量の方が上回ってしまうことがあり、その結果とても乾燥しやすくなります。根腐れを起こしやすい傾向がありながら、水切れを起こすと一気に枯れてしまうこともあるのです。

葉がカサカサしてきたら要注意!すぐ水やりしよう!

Photo bymanfredrichter

水が足りていないとユーカリポポラスの葉は先端からカサカサしてくるので、枯渇には気づきやすいでしょう。せっかくのシンボルツリーが枯れてしまっては大変です。そんなときは、たっぷり水やりをしましょう。

鉢受けの水はすぐ捨てる

たっぷり水やりすると、当たり前ですが鉢受けのお皿に水が溜まります。水はけのよい土を使っていれば、あっという間に水が土を通って出てきます。これをそのままにしておくと、ユーカリポポラスの根腐れの原因になりますので、鉢受けのお皿の水はこまめに捨てましょう。

枯れてきてしまったときは思い切って剪定

気が付くと、どの葉もカサカサになり枯れてきてしまったということも、この植物にはよくあります。そういったときは思い切って剪定してしまうも一つの方法です。枝の先端を短くすることで水を上げる距離を縮め、水が隅々までいきわたるようにすれば、成長に伴って新しい葉が出てくることもあります。

鉢植えの育て方⑤置き場所

出典:写真AC

室内にインテリアのシンボルツリーとしてユーカリポポラスを置く場合、日当たりも考えてあげましょう。日当たりのいい場所の方が生育環境は良くなります。また暑さに強いので、時々はベランダや庭に出して外の日差しをたっぷり当ててあげるのもおススメです。根が浅く強風で倒れやすいので、ずっとベランダに出しているようなら、支柱を使って添え木をしてあげるのもいいでしょう。台風などで強風が予想される日は室内にいれます。

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