フィカス・ベンガレンシスの育て方!枯らさずに元気に育てるコツは?

フィカス・ベンガレンシスの育て方!枯らさずに元気に育てるコツは?

フィカス・ベンガレンシスという観葉植物をご存じでしょうか。とてもおしゃれなゴムの木の仲間です。また丈夫で育てやすいため、人気の観葉植物です。今回はそんなフィカス・ベンガレンシスの育て方や、枯らさないためにはどうするべきかをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.フィカス・ベンガレンシスとは
  2. 2.フィカス・ベンガレンシスの特徴
  3. 3.フィカス・ベンガレンシスの育て方
  4. 4.フィカス・ベンガレンシスの増やし方
  5. 5.フィカス・ベンガレンシスの注意点とコツ
  6. 6.まとめ

フィカス・ベンガレンシスの増やし方

用意するもの

  • 挿し木用の土
  • はさみ

植物を増やす方法としては種まきや挿し木がありますが、フィカス・ベンガレンシスの一般的な増やし方は挿し木です。まずはフィカス・ベンガレンシスの枝を切り取ります。この時切り口が斜めになるように切り取るのがポイントです。葉が2~3枚程度付いている枝を選びましょう。切り取った枝はしばらく切り口を水に浸け、水を吸い上げさせます。切り口が斜めだと水を吸い上げやすいです。水に一時間程度浸けたら、土に挿します。用意する土は赤玉土をベースに腐葉土をブレンドしたものか、市販の肥料が入っていない培養土を使います。

水やりや置き場所は?

発根するまでは土は湿った状態が好ましいです。そのため、土の表面が乾いたらしっかり水やりをするようにしましょう。置くのは風通しのよい日陰か明るい日陰が望ましく、直射日光は当てないようにします。水不足や直射日光に当ててしまうと根が出ないこともあるので気を付けましょう。発根して植木鉢に植え替えたら、少しずつ移動して日光に慣れさせましょう。

種まきでも芽は出る?

種まきで増やそうと思うと、大きくなるまでにかなり時間がかかります。種まきでは育てられないということはありませんが、種自体が非常に小さく、とても難しいです。そのため、増やし方として種まきは一般的ではありません。じっくり時間をかけてでも種から育てたい、という人は、種まきからチャレンジしてみるのもよいのではないでしょうか。

フィカス・ベンガレンシスの注意点とコツ

フィカス・ベンガレンシスは、育てやすさの難易度が低いから育ててみたけれど、芽が出ない、または枯れそうだということはありませんか。新芽が出ないことにも、葉が落ちることにも、きちんとした原因があります。フィカス・ベンガレンシスを育てるときの注意点やコツを踏まえていないと、いくら育てやすさが魅力とはいえ、枯れることはあります。今回はフィカス・ベンガレンシスの悩みを解消するために、出やすい症状と原因をご紹介します。

注意点とコツ①新芽が出ない

フィカス・ベンガレンシスを育ててみたけれど、新芽が出ないということはありませんか。もしかしたら環境の変化が原因かもしれません。突然今までとは違う場所に移動すると、葉が落ちる、または芽が出ないといったことがあります。とはいえ、そこまで心配はしなくても大丈夫です。もし葉が落ちる、芽が出ないといった症状があっても、しばらくはそっとしておきましょう。ひと月くらいで環境に慣れて、新芽も出るようになります。

注意点とコツ②葉が枯れる

枯れる原因はさまざまなものがあります。葉が黄色くなってきた、葉が落ちるなどの枯れる兆候が出てきたら、まずは水のあげすぎ、直射日光に当たっていないか、などを疑ってみましょう。また、病気や害虫が付いていないのであれば、原因としては以下の3つが考えられます。

  1. 置き場所
  2. 水不足
  3. 寒さ

置き場所のチェック

室内で直射日光には当たっていなくても、置き場所が問題なことがあります。それがエアコンです。冷房や暖房の風邪が直接当たっていると、葉が黄色くなってきたり葉が落ちてきたりといったことがあります。寒さに強くないため、普段はベランダなどに置いている鉢を冬になると室内に入れます。そのときに置き場所をきちんとチェックしておかないと、エアコンの風によって葉がダメージを受けてしまいます。

水不足にも注意

水
Photo bybella67

水のあげすぎが枯れる原因ということはよくありますが、実は水不足もあります。フィカス・ベンガレンシスは寒さに強くない植物であるため、冬場は休眠してしまいます。そのため水も冬場は控えがちにします。しかし、あまり控えすぎると水不足になってしまうのです。また夏場は乾きが早いため、これもまた水不足になることがあります。水不足にならないために夏場はちょっと早いかなと思っても、土の表面が乾いていたら水をたっぷりとあげるようにしてくださいね。

寒さが原因?

育てやすさが特徴のフィカス・ベンガレンシスで最も気を付けなくてはならないのが寒さです。寒いなか放置しておくと枯れてしまうことがあります。もしも冬場に何日か家を空ける、というときなどは段ボールやビニールなどを使って保温しておくとよいでしょう。冬場なので水不足にはならないかもしれませんが、寒さで枯れることはなくても新芽が出ないこともあるため、家を空けるようであれば対策をしておくことが望ましいです。

注意点とコツ③根腐れ

根腐れ
Photo by JIRCAS

水のあげすぎや水受け皿に残った水を放置しておくことは、根腐れにつながります。根腐れを起こすと新芽が出ないだけでなく、最終的に枯れることもあるため注意しましょう。葉が黄色くなって落ちてきた、新芽が出ないといったことがあるようなら根腐れも疑ってみましょう。時期が冬や真夏でなければ、植え替えついでに確認してみます。そっと土をほぐして根腐れを起こしていないかを見てみましょう。

まとめ

フィカス・ベンガレンシスは、育てやすさが特徴のインテリアに向いた美しい植物です。育て方の注意点やコツをきちんと理解しておくと、新芽が出ない、どうやっても枯れてしまうといったことも簡単に防げます。これから観葉植物に挑戦してみたい、という人は、ぜひ一度フィカス・ベンガレンシスを育ててみてくださいね。

asakamizuki
ライター

asakamizuki

野菜を愛するおばちゃん。今年こそ白なすゲット!

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