ベゴニアの育て方:相性の良い寄せ植え
ベゴニアをガーデニングで楽しむコツをご紹介します。ベゴニアは熱帯亜熱帯原産で、高温多湿を好み、寒さを嫌います。また、日陰でも、時々日が当たれば元気に育ちます。この特性によく似た育てやすい性質の花と寄せ植えにすると見栄えも良く元気なベゴニアを楽しむ事が出来ます。それでは、具体的なお話をしましょう。
ベゴニアと相性の良い花
ベゴニアと相性の良い草花はベゴニアの赤や黄色やピンクを映えさせるような紫や緑色の花や草がいいでしょう。1例ですが、葉っぱが主体の根茎性ベゴニアのレックスベゴニアのベゴニアカタヤーナやヘレンチューベルなどや、ベニシダ、アジアンタムなどのシダ類も相性が良いです。他には紫色やピンク色のラベンダーや紫色のセントポーリアのコンコルドやモザイク、または、ピンク色のブリーズブレス、オーケイドーケイ、ハカタドールなども相性が良いでしょう。育てる環境も同じ要素に近いものが適しています。
ベゴニアの育て方:年間を通しての管理方法
ベゴニアの植え付け後の管理
花が咲いた後のお手入れのコツ
ベゴニアの花が咲いてから、しばらく花を楽しみ、のちに、枯れてしまったものはひとつひとつ取り除いてください。ベゴニアは水分が多い花や葉をつけているので枯れた花がらなどがかかると、空気が通りにくくジメジメしてカビたり湿度過多になり枯れやすくなってしまいます。気を付けましょう。花房ごと枯れてしまったら、花房ごと茎から切り取っておきます。
ベゴニアの冬越しのポイント
ベゴニアは冬はお部屋で保温しましょう。ベゴニアは寒さにはあまり強くないのでお部屋の中が理想的ですが、締め切ってしまったお部屋は苦手です。お部屋を換気したり窓の側でお日様に当ててあげてください。肥料も1月に2回ぐらいあげると元気でいてくれます。
病害虫対策
ベゴニアを長く元気に育てたい時は、花のお世話を小まめにしましょう。どんな点に注意すれば良いのかを、ご説明します。
特に気を付けたいこと
ベゴニアは水分が多くカビが発生しやすい草花です。咲き終わったお花は取ってあげてください。出来るだけ風通しを良くしてあげることが大切です。花が咲いている時にむやみに剪定し過ぎない事も花によっては大切ですね。むやみに剪定してはいけません。しかし多くは風通しをよくすることで病気を予防出来るでしょう。それでも「うどんこ病」になったりアブラムシやナメクジなどの害虫対策をしなければならないことがあります。症状に合わせた薬剤を適宜散布してください。
室温20℃を目安に殺菌剤を散布
室温が20℃前後になったら「うどんこ病」などが発生しやすくなり、ベゴニアもダメージをうけてしまうので、予防的にベンレートなどの薬剤散布をおすすめします。
ベゴニアの種類に応じた手入れをします
ベゴニアは木立ち性ベゴニアや球根性ベゴニアなどその種類ごとに少しずつ手入れ方法が変わります。それぞれの個性に応じたお手入れ方法をおすすめします。咲く季節や好みの環境に合わせてあげてください。そして大切に育てて楽しんでくみてください。
種類ごとの注意
ベゴニアの種類 | 注意点 |
木立ち性ベゴニア | 茎が伸びすぎたら切ってあげる |
根茎性ベゴニア | 湿度を高く保つ |
エラチオールベゴニア | 乾燥する場合は保湿 |
クリスマスベゴニア | 化学腋肥を週1おきに追肥 |
ベゴニアセンパフローレンス | 7月、8月は半日蔭で |
出典:BOTANICA