チューリップの球根の保管
球根の堀り上げが無事終わったあとはどのように保管しておくのがよいでしょうか。次の春にまたきれいな花を咲かせるためにも保管方法は重要です。
①チューリップの球根の保管場所
土から掘り上げた球根は休眠状態をとっています。このときに湿気の多い場所で保管すると腐ったりカビの原因になったり、球根が死んでしまったりすることもあります。暑さにも弱いため、風通しのいい日陰で保管しましょう。
②チューリップの球根の保管方法
掘り上げたチューリップの球根は目の粗い排水溝ネットなどににいれて保管するのがおすすめです。花の色ごとにいれるネットもわけておくと、次の年に球根を植えやすくなりますよ。水で洗ってネットに入れた後は、風通しがよくなるようにしばらく吊り下げておくのにも便利です。
売られている球根もネットにいれられているけど、それは風通しを考えてのことだったのね。ネットをうまく使って「日陰」で保管するのがポイントなのね。
さらにチューリップの球根の保管方法について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
行ってみよう!球根収穫祭
チューリップ栽培で有名な富山県をはじめ、静岡県、長野県、兵庫県など日本各地で一面のチューリップを鑑賞するお祭りが開催されています。実はそのあとに球根の収穫祭が引き続き行われるところもあります。いくつかご紹介しましょう。
①長野県「国営アルプスあづみの公園」
美しい水と山に囲まれた信州は安曇野。国営あづみの公園では咲き終わったチューリップの球根の収穫がなんと無料でできます。もらって帰った球根を家の庭で咲かせてみてはいかがですか。
②埼玉県「アクアパラダイス パティオ」
こちらの施設でも無料でチューリップの球根の掘り上げが1人10球までで体験できます。球根の収穫から行い、次の年に花を咲かせる体験はとても楽しい思い出になりそうですね。
他にも球根の掘り上げ体験は各地で行われているようね。近くでイベントがないか、ぜひチェックしてみてくださいね。
もらってきた球根が何色の花を咲かせるのか楽しみだよね。チューリップの球根の植え付けの方法が気になる方はこちらの記事もご覧ください。
まとめ
チューリップの球根の掘り上げの仕方、保管方法についてご紹介しました。種に栄養がいかないように、花が終わった後はすぐに花摘みを行い、球根に栄養を送るようにしましょう。風通しがいい日陰で保存するのがポイントでしたね。球根がもらえる掘り上げ体験も各地で行われています。春の花、チューリップを楽しみましょう。
- 1
- 2
出典:BOTANICA